夫が出張すると、大口がいないのでごはんが手抜きになる。
もともと料理をしたい方ではない。
親も、やらせる方ではなかった(祖母の手前もあったようで)。
後片付けだけは、ある年齢になったら手伝いとしてやらされた。
学生時代、合宿施設のバイトで大量の片づけを経験してから、
全く苦にはならなくなった(洗った食器をしまうのは面倒)。
結婚してからは、食事担当は当たり前のように私だったので、
30年以上最大時5人家族分作ってきたし、
仕事で食事の支度をしていた時期もあった。
(自宅用を含め、一日6回作った時も…)
親はほとんどインスタントや冷凍食品を使わなかった。
なので、私は、使ってはいるけれど使いこなせていないなあと思うし、
なんか手抜きしているような後ろめたさを感じてしまう。
もっとも最近は年の効か、開き直って手抜き万歳!だが。
食いしん坊でも、グルメでもない。
しなくて済むなら、なるべく料理はしたくない。
何より、毎日食事のメニューを考えるのが面倒くさい。
誰かメニューを考えてくれたら作るのに。
誰か作ってくれたら、後片付けは喜んでやるのに。
他のことを毎日これ位考えていたら、もっとマシな(笑)自分になれたな。
でも、一方で楽しみなのだ。
私、今日は何を食べたいか?今日は何を食べられるのか?
出かける時に何より気にするのは、どのタイミングで食事ができるかということ。
昔から、遅刻しても朝ごはんは食べる。
三食食べないと、なんか調子がでない。
だから、いつも苦労して(?)考えて、面倒だと思いながら作った毎日の食事を、
美味しい!と思って食べる。
家族に毎日のように言う口癖は
『自分で作ってなんだけど、美味しかった~♪』。
結局、食べることは本能的に好きなんだと思う。
それも『家で』(場所として)食べるのが好きなんだなとも。
もちろん、外食も自分で作らなくていいから好きだけれど、
ひとりで有り合わせを(でも、自分好みのものを)
録画したテレビを見ながらゆっくり食べるのが至福の時だ。
(この時のお供は、食事系がいい。 でも、いわゆるグルメは嫌い。
お気に入りは
『サラメシ』
『レイチェルのパリの小さなキッチン』
『グレーテルのかまど』
『孤独のグルメ』)
やっぱり、食いしん坊なんだろうね。
料理を作ってもらえるのは、それはとっても嬉しいし助かるけれど、
自分好みにできるなら、作るのもしょうがないとも思うから、
かなりわがままグルメともいえるかもしれない。
写真のおにぎりは、最近のお気に入り。
おかか+浅つきで、醤油で味付けして握った中に、クリームチーズ。
単に、おかか+浅つき+醤油&マヨネーズでも、美味しい♪
浅つきがあると、ついつい作って、残りご飯を食べ過ぎてしまう。