みっかぼうず。

ものぐさ&ぐ~たら三日坊主の、ドラマ・映画・本のオボエガキ&おりおりの記録。

さらば、青春(?)

2007-08-04 12:22:31 | 日常あれこれ
私の住まっている所は坂が多い。
どこへ行くにも、坂は避けられない。
埋立地に住まっていた数年前に比べると
結構脚力はついたと思う。

昨日の午後一番の仕事先は、すごい坂の上。
デイサービスの運転手さんは『地獄坂』というらしい。
舗装された上から、リングの形の滑り止めが、
ぽこぽこ型押しされていることからも
かなりの傾斜だというのが分ると思う。
そこを歩いて登っていく途中、大学生くらいの女の子が
自転車で降りてきた。
さすがに突っ走ってはいないけれど
わ~、よく降りられるなあと思ったくらい速度が出ていた。

2,3時間後、たまたま忘れ物をしてしまって、
違う方向からその仕事先へ自転車で向ったので
帰りは当然下り。
ふと、行きにすれ違った、自転車の女の子を思い出した。
よっしゃ、いっちょ行ったろうか~と思ったのが、ホントバカ。

・・・コ、コワイよぉ・・・

もちろん、ちゃんとブレーキかけてるんだけど

・・・もし、ブレーキぶち切れたらど~しよぉ・・・
(実際、下り坂で経験あり)

・・・もし、今脇から人や車が出てきても、
あたし、絶対止まれないぃ~~~ひぇ~~

って言ってるくらいなら、降りて押していけばいいんだが
それも滑り落ちないよう支えるのに
必死の力を振り絞らなくてはならないような、
コワイ程の傾斜なのだ。

思わず両足をべダルからはずして、
道路をひきずりながら(気持ちだけブレーキかけてる)
降りていこうと思ったけれど
靴がすりすりになるので、やめて
そのまま両足ぶらぶらさせながら、
おっかなビックリ下っていった。
いつか見た、50CCのバイクに両足をそろえて乗るのが恐くて
ブラブラさせたまま車道を突っ走っていたおばさんを
思い出してしまったよ。
(運転していた友人が、ひっかけそうだからヤメテクレと
めっさ恐がってた)

それにしても、行きに会った女の子、すごいなあ~~。
あたしも、あのくらいの年代だったら
後先考えずにスリル満点とばかりに
飛ばして下っていったろうなあ。

もう、そんなことできなくなっちゃったな。
もうあんまり若くないと、妙な所で実感した。

(もし、雪の日にこのお宅に行ったら、
 あたしきっと無事では下りて帰れないな~~)