小梅日和

きのう今日あした

星になった少年

2005-07-27 23:11:55 | きょうのできごと
母にいきなり「映画観に行こう」と誘われる。
これといって用事もないので、観に行く。自分から誘って何か観たい映画があるのかと思えば、お母さんは「何でもいい」とかというので、あたしも特に観たいのなかったんだけどなんとなく「星になった少年」を観ることに。はじめは「姑獲鳥の夏」観たいと思ったんだけどyahooでみた映画評価コメントがけっこう散々だったのでね、無難な方向に。「スターウォーズ」でもよかったかな。
ストーリーは中学でいじめにあっていた少年(柳楽優弥)が、両親(常磐貴子・高橋克実)の経営する動物プロダクションにやってきた象とコミュニケーションをとれたことをきっかけに、タイの象学校に留学して象使いを目指すというシンプルなもの。実話です。そこに描かれるのは、一人の少年の成長と不器用だけど優しく、素朴で正直な家族の姿。
ラストには会場いたるところからすすり泣きが…。気がつくと隣のお母さんも涙を拭っている。私はといえば、最後ぐっときたけど結局泣かず。もともと感動ものあまり観ないということもあるけど、この日寝不足+生理前でものすごく眠かったので、あんまり映画に入り込めなかった私ていうか寝なかっただけでも奇跡。観る前は絶対寝ると思ってた。
ストーリーは実話だし、とくにいうことはないです。「誰も知らない」からかなり大人びた柳楽くんは、やっぱり存在感ある人Yahooのレビューで常磐貴子の演技が…って書かれてて、まああたしも常磐貴子の演技はあんまりすきじゃないけど、今回みたいなお母さん役って今までなかったから彼女的には女優としての幅も広がってよかったのではないかと思います。ってどこの評論家?!まあ友人曰く、ビデオで観てもいい映画かも。そんなに派手じゃないし。家でのんびりと。
映画の後は、マークシティのつばめグリルでごはんここももちろんお母さんのおごり。初めて来たけど、ハンブルグステーキ(ハンバーグ)で有名なのね。知らなかった。ハンバーグ食べたけどあたしはブイヤベースのリゾットのがおいしいと思いました。
食べながら、映画の柳楽くんは自分のやりたいことを思いっきりやったからいいい、という話から仕事の話に。やはり母親も一人の人間で(当たり前だけど)もう辞めちゃったけど昔は仕事もバリバリやってたわけで、その仕事に対する考えやいろんな経験は聞いてて非常に勉強になる。うちの親は両方就活というものを経験していなくて、今まで就活の話とかも全くしてなかったんだけど、やはり今自分が道に迷っている状況で最近やっとぽつりぽつり話すようになりました。親の仕事についても、職業が自分の身近なもので仕事内容知ってるだけに詳しく聞いたこともなかったし。でも私が知ってる仕事はやっぱり一部でしかないんだよね。もっといろいろ聞いておけばよかったと今さら思う。
でも、今日は久々にこんなお母さんと出掛けたりして、いろいろ話せたし、よい機会でありました