この作品で言いたいことは一つだけ。それが余りにも大きすぎて他の点は全て霞んでしまう。
それは、終盤の超絶美少女ヒロインと病院から抜け出した主人公が夜間偶然出会うまでのシーンのBGM。
アーケードゲーム「ドルアーガの塔」の第59フロア、ドルアーガ出現ステージのBGMやんけコレ!
曲としてはもうまんまパクリ。かなりゆっくりになってるけど。
テンポ的には、ドルアーガの塔の続編である「イシターの復活」のドルアーガの墓ステージの曲。ゆっくりにアレンジされてて感じもかなり違うけど。
曲としてはドルアーガの塔のBGMをゆっくりにしたバージョンだな。
そう考えると、主人公とヒロインが再会した後の鈴虫の声。これも、ドルアーガ出現ステージの次の最上階、プレイヤーが操作する騎士が婚約者と再会する、ドルアーガの塔のイシター出現ステージの曲に聴こえない事もないかもしれない可能性がわずかでもある可能性が否定できない可能性があるおそれがある。
きっと作曲者は、映画のクライマックスにドルアーガの塔のクライマックスを重ねたのだろう。
長い戦いを重ねた果てにたどり着いた塔の最上階で再会する王子と巫女を、主人公とヒロインに重ねたのだろう。
ドルアーガのテーマもイシターのテーマもイシターの復活にアレンジして採用されている。
イシターの復活では、再会した二人が次に訪れるステージで、ドルアーガのテーマが流れる。
テンポがイシターバージョンなのは、「二人の戦いはこれからだ!」という意味も込められているのだろう。
ちなみにイシターの復活には、「Extrasensory Hearing」という呪文がある。
BGMをミュートして、微小なSEを聴き取りやすくする効果がある。
まるで作中で頻出する補聴器そっくりではないか!(かなり違うけど)
聲の形でのこの曲のタイトルは「slt」。おそらく「super love TowerOfDruaga」の略だろう。
作曲者はきっとおぞましいまでのドルアーガの塔好きに違いない。
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