グルーヴな感じ

日記だよ

東京は雪…

2005年03月04日 10時18分34秒 | 今日のデキゴト
天気予報で、大雪…と昨日から言っていたが、
本当に雪になった。
朝起きて、静かだな~と思い、
恐る恐る窓を開けたら、真っ白。

これじゃ、ネコさんたちも散歩ができない。
でも、ベランダに積もった雪に、
しっかり足跡が残っていた。

春一番が吹いたのに、まだまだ冬は続くのね。

そういえば、昨日のとある会合で、
自然療法や古来からの療法の本をたくさん翻訳されている
O先生が、こう言っていた。

「冬というのはすべてのものを変容させる力がある」
っていうようなことを(ちょっと正確に覚えていないけど)
香りの話の流れで、そういうお話が出てきたのだけれど、
「森の中には、動物の屍骸や糞などがあり、
くさいはずなのに、森の力で臭くならない…」
と誰かが言ったら、
O先生は「臭いものこそ芳香のエッセンスだ」
というようなこととおっしゃっていた。
何百年モノのワインなど腐っているけれど、
それを一滴たらすと、なんともいえない芳香がするそう。

そういえば、ジャスミンの精油には
スカトールという糞に含まれる成分が微量含まれている。

そして、O先生が言うには、
雪にうずもれた冬こそ、
土の中で牛の糞や、もろもろの臭いものが、
変容していく季節なのだという。
(雪の下で、なんだか、熟成されるんだろうね)

冬は内省的になり、自分を見つめる季節でもある。
そして、変容への衝動が高まった魂が、
春に解き放たれる…
そういうことでしょうか。

シュタイナーもそんなことは言っているかな。

ちなみに、「魂のこよみ」 3月第1週は…

私は宇宙の力を感じる
そう語る明晰な思考は
宇宙の暗夜に
みずからの魂の成長を想う。
そして、近づきつつある
宇宙の日のために
内なる希望の輝きを送る。

「魂のこよみ」ルドルフ・シュタイナー 高橋巌訳(ちくま文庫)





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
変容 (tomo)
2005-03-04 15:10:23
まさしくこのところふつふつと感じていたことが記されていて

タイムリーさに嬉しい驚きです

 

今日は久々に何もない一日で、たまった仕事をのろのろ片付けつつ、まったり雪景色を楽しんでいます。いいでしょ。

あんじゅさんは外へお仕事、お疲れ様ですね。

 

私の魂、いつ解き放たれるのだろう・・・楽しみ



 

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もう、そろそろだよ、きっと (anju)
2005-03-05 10:01:04
雪もだいたい解けましたね。

ちゃくちゃくと、春には近づいてる感じ。



tomoちゃんが解放されるのも、

もうすぐじゃない?

っていうか、結構解放されてる気がする。
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シュタイナーと言えば、、 (venus)
2005-03-08 00:36:58
そっか、anjuさんは、

シュタイナー興味アリですね。



では、今度那須にいらっしゃるときに、

シュタイナーにゆかりのあるところへ

お連れしましょう。



創造の森レストランの園長先生とか、

マニアックな珈琲屋のマスターとか。

超ウルトラマニアックな

ハーバリストの店もあるよ。

1聞くと100くらい返してくれる。

私も最近ご無沙汰だけど、、、。



那須はひそかに、

シュタイナーのフリースクールとか多いんですよね。

なんだか、濃い旅になりそうだな、、
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たのしみ!! (anju)
2005-03-10 23:11:36
マニアックツアー楽しみにしてます。



そうだね、シュタイナーのスクールあるの

聞いたことある。



シュタイナーは興味あるっていうか、

あの感覚が好きなのだ。
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