グルーヴな感じ

日記だよ

第9回パーマカルチャー塾

2006年11月19日 22時34分54秒 | [地球]パーマカルチャー塾
いつも、パーマカルチャー塾で宿泊させていただいている
「篠原の里」に雪だるまのイルミネーションが登場。

今回は「コミュニティデザインについて」。
エコビレッジ視察や日本でのエコビレッジウィークのイベント参加などで、
コミュニティについて、いろいろ見聞きすることが多かった今日この頃。

米国やカナダ、その他の海外の事例を見て、なるほどというところはあっても、
日本では同じようなプロセスを踏んでも、実現はできるかどうか疑問があった。
そのあたりの、いろいろなもやもやがスッキリした設楽さんの講義だった。

コミュニティというものの喪失が西洋では300年前に起こっている、
しかし、日本で本当にコミュニティが喪失したのはバブル崩壊後だという。

生まれてこの方、ずっと、変な世の中だと思ってきたので、
バブルが崩壊して、経済、教育、医療などなど、
すべてにほころびが見え破綻して崩壊しかかっているのは、当然のことだと思っていた。
だから、ほおっておいても皆気付いて、まともな方向に世の中向かうはず…
そんな風に思ってきたけれど、この状況に対して、ワケがわからず、
コミュニティを完全に失いよりどころを失って、
路頭に迷っている人もたくさんいるのかもしれないと思った。
自分の感性を封じ込められるような教育を受け、感覚が麻痺している人が、
もしかして、凄くたくさんいるのかもしれない、そう思った。
仕事が楽になると思ったのに、そうでもないかもと思った。

奇しくも、先週末のアロマセラピストの実技授業の時に、
「ここでは、自分の感覚、欲求に素直になるということ、
自分の体や心の声を聴くということをやって欲しい」そう、受講生達に伝えた。
自分の事も分っていない人に、セラピストになっては欲しくないから。
それは、連鎖していってしまうような気がするから。
これは、わがままであることとは違う。
(そういう自分も、完全にわかってるわけではない。ただ、
自分の本質に素直であり続ける姿勢を持つということは大事だと思う)

とにかく、コミュニティが崩壊したばかりの日本では、
コミュニティづくりはこれからであるということや、
いろいろなことが自分の中で整理された1日目だった。

2日目は、プロジェクトデザインの続き。
コンセプトデザインに引き続き、ストラテジーデザインを行った。
段階を追って、きちんとやる時にやるべきことを行う大切さを実感

それにしても、世の中を変えていくのは、何かと闘ったり対抗するのではなく、
自分が自分の感性にしたがって、自分らしく生きることが出来れば、
自然と望むコミュニティが出来ていくのではないかなと思う。
ただ、感性が麻痺している人がたくさんいるうちは難しいけどね。

というわけで、自分のミッションは、やっぱフェルデンクライスとかで、
自分のありように皆が気づいていくのを助けること、
そして、自分は何なのかってことに気付けるサポートをすることかなと思ったりして…。

ちなみに、コミュニティの役割は「人間の本質を成就させること」だって





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2 コメント

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Unknown (けさみ)
2006-11-20 10:46:58
コミニュテーの役割・・

そんなコミニュテーだったら素敵ですね!
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Unknown (anju)
2006-11-21 17:01:55
けさみさん、コメントありがとうございます!

なんでもお金で解決できる仕組みになっちゃったところが、この結果なんですかね。
介護とか育児とか、もしくは、自分がやっている健康管理の仕事もお金を払ってサービスを受けるなんて…。

癒しにお金を払うとは、不健全なコミュニティのあり方なのかもしれないなぁ。
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