動物支援センター NPO法人・アニマル ウィング

1匹でも多くのワンちゃん、ネコちゃんが幸せになりますように…との思いを込めて活動しています。

貧乏トイレ大作戦

2012-09-29 16:16:10 | その他
シェルターに来た人に、たまに聞かれるのが猫のシステムトイレのこと。
今現在は、まだ固まる砂のトイレの方が一般的なようですので、システムトイレの便利さについて紹介します。





システムトイレとは、上のすのこのところに水がかかると崩れるタイプの木のチップを敷き、
下のトレーにはペットシートを敷くタイプのものです。
トレーはどちらかというと上の写真のような引き出し型のものが掃除しやすくて便利です。
このタイプのトイレは、フンは上に、尿は下のシーツに吸収されます。
尿のかかったところの木のチップは崩れて下に落ちます。

メリット1・臭いにくい。

メリット2・尿の方の掃除は毎回毎回でなくて良い(神経質な子でない場合)。

メリット3・間伐木のチップは猫の体と環境にやさしい。

そして、木のチップはネットで大容量のもの(佐賀シェルターでも募集させていただきました「木の香マイルド」とか)を買えば、成猫3匹で5ヶ月近く持ちます。(この「木の香マイルド」は、梅雨時期でもやわらかくなりすぎないために、使いやすいです。)

また、必ずしもペットシートではなく、適当な大きさのビニール(袋を半分に切ったものなど)
と新聞紙でも対応できます。私は宅配農産物などの袋を半分に切って使っています。
これは、完全に無料です。「貧乏シート」と呼びます。

メリット4・経済的



ただし、尿の色が分からないから、私は家庭では何箇所かを新聞紙方式にして、他は白いペットシートという方法にしています。白いシートは尿の色や量が分かりやすく、健康管理にも役立ちます。
尿が少量になったり、色がおかしかったりすることで、膀胱炎やストルバイト結石等の疑いが出ますが、より気がつきやすいのです。

メリット5・健康管理に便利

そして、病院で尿検査が必要になった場合は、下のシートをはずしてトレーで採尿が出来ます。

メリット6・尿検査に便利

もちろん、問題は猫が好むかどうかですが、子猫のときからだと大概はなれますし、このトイレしかなければ、まずはこのトイレでしてくれます。(嫌がる子もいるから、絶対ではないです。)

デメリットは、下痢をしたときに掃除がしにくいことです。下痢時は、木のチップも多く消費することになります。
掃除の仕方としては、アルコールスプレー(もしくはスチームクリーナーとか)で汚れた部分を吹き飛ばすようにして掃除すると、(時間が経ってない場合)汚れが下に落ちるから、丸洗いはしなくて良いです。

以上、システムトイレの紹介でした。

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コメント (4)
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