Del Amanecer

スペインとフラメンコ、ビセンテ・アミーゴと映画とフィギュアスケートについて

舞台はスペイン!・・・「アンダルシア 女神の報復」を鑑賞

2011-07-09 00:44:04 | CINEMA~映画
人気のシリーズ物。でも私は未見だ。
私にとって映画は現実的ではない方が好みだし、それゆえに舞台がリアルな邦画を観ることはほとんどなく、いつも観るのは洋画ばかり。
では何でこの映画を観に行こうと思ったのかというと、単純にスペインが舞台だったから・・。
しかも我が心の故郷アンダルシアが舞台とは・・。これは楽しみ!

映画が始まる。パリから始ったけれど、すぐに舞台はスペインへ。
でもここはアンドーラだね。雪が降っている。
アンドーラはスペインとフランスの国境にあるピレネーの山の中の小さな公国。
スペインでもフランスでもないのに、スペインとフランスの一部のような国だ。
ナイタースキーの映像が綺麗だった。

続く舞台はバルセロナ。
特に名所旧跡、世界遺産が映ってなくても構わない。
むしろそのほうがスペインに行って街を歩いている感じがしてリアルだ。
普通この手の映画だと、「何でスペインなのに英語しゃべってるの~?」という事が多いのだけど、この映画はちゃんと必要なところはスペイン語なところが気に入った。
黒木メイサも織田裕二もスペイン語のセリフを練習したんだね。

タイトルがアンダルシアな割にはアンダルシアの場面が少ないのね。
アンダルシアの舞台はロンダだ。
空撮でロンダの映像がスクリーンに広がったとき、不覚にも涙が出るほど感動した。
なつかしい。アンダルシアの空気がスクリーンいっぱいに広がった。
ホテルも素敵だ。パラドールかな?
そして夜の場面のフラメンコ。これはロンダじゃなくてセビージャだね。
歌っているカンテのおじさんはセビージャのタブラオ、ロス・ガジョスの人だもの。
多分踊っているバイラオーラたちもロス・ガジョスの人たちだね。
なんだか知っている人がスクリーンに登場してニヤリとしてしまう。



でもホント、ロンダの場面が短いなぁ。
なぜタイトルをアンダルシアにしたのか疑問だ。
また舞台はバルセロナへ、アンドーラへ戻っていってしまう。
最後近くの場面のホテルの廊下が素敵だった。
腰壁がアスレホ(絵タイル)でいかにもスペイン。
もっともっとアンダルシアの風景画観たかったけれど、結構満足した。
大きなスクリーンで観るのはやっぱり迫力があっていいな。

・・・とまったくストーリーを無視したレビューで申し訳ありません!!
物語は・・・まぁこんなものでしょう。
ファンの方にはゴメンナサイ。
でもすっかりスペインの景色を満喫させてもらいました!
もう一回見ようかな??(^^:)

(・・・あ、ひとつだけ!福山雅治はいったいなんなんだ~!
せっかく出演しているというので楽しみにしていたら、なんていう役・・・。)



*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
「アンダルシア 女神の報復」
2011年・ 日本
鑑賞日: 2011年7月6日(水)13:30~(125分)
映画館: ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン4 C-08


最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (LR)
2011-07-11 21:16:52
前作の「アマルフィ」でイタリアの美しい景色が堪能できたので、今作も素敵なスペインの風景が見られるんだろうなと、期待して見に行きました。

確かに「アンダルシア」での場面は少なかったんですかね。
ロンダ、行ってみたくなりました。
実は、去年、フラメンコ始めたんです。
まだ全然踊れてませんが。
スペインへはまだ行ったことがないので、いつか行ってみたいですね。
返信する
アンダルシア (Angelita)
2011-07-12 00:36:56
LRさんも観に行かれたんですね。
ロンダはとっても素敵な街ですよ。小ぢんまりしていてのんびりしています。
私が行ったのはずいぶん昔なので、当時はふたつ星のホテル(オスタル)しかありませんでしたが、今はパラドール(国営ホテル)も出来て宿泊施設事情もよくなったみたい。
いつか機会があったら是非行ってみて下さい。

そしてフラメンコを始めたんですね!
私は観る専門ですが、セビジャーナスだけでも踊れたらいいなぁと思っています。
楽しんで下さいね!
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。