Del Amanecer

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新生・アントニオ・ナハーロのスペイン国立バレエ団来日決定!

2012-09-10 22:33:44 | FLAMENCO~フラメンコ
スペイン国立バレエ団でかつてプリンシパル・ダンサーだったアントニオ・ナハーロ。
現在は自身のカンパニーを率いて活動しつつ、私も大好きなスイスのスケーター、ステファン・ランビエルをはじめ、フィギュア・スケートの振り付けなどでもすっかりに有名になったフラメンコのバイラオールであり振付家だ。

そんな彼がついに古巣のスペイン国立バレエ団の芸術監督に、弱冠35歳という若さで就任したのは去年のこと。
そのニュースを聞いて以来、ずっと日本公演を待ち望んでいた。
かつて毎年のように来日公演を行なってきたスペイン国立バレエ団だけど、ここ数年は日本での公演がなかったので、ちょっと寂しかったね。
でもさすがにアイスショーの振り付けなどでも何度も来日しているアントニオ・ナハーロは日本のファンのことを忘れていなかった!!
今回はなんと6年振りの来日公演だそう。早くも期待が高まる。

今回のプログラムはAプロとBプロの2本。
Aプログラムは、アントニオ・カナーレス振付の日本でもお馴染みの「グリート」
そしてアントニオ・ナハーロ振付の新作「セビリア組曲」。
こちら音楽はラファエル・リケーニ(フラメンコ・ギタリスタ)だそうだ。



そして、もうひとつのBプログラムは、日本初演の「ホタ(スペイン・オペラ「ラ・ドローレス」より」「ファルーカ(スペイン断章)」そして大人気の「ボレロ」さらにビセンテの師匠マノロ・サンルーカルが音楽を手がけた「メデア」と盛りだくさん。
こうなるとA,Bどちらかというわけにはいかないよね。
もちろん両方とも観にいく予定。



アイーダ・ゴメスが芸術監督の時代に、日本では一度だけビセンテの「ポエタ」を上演している。
そのときに踊り手だったアントニオ・ナハーロが、ステファン・ランビエルにこの曲を振りつけたのは偶然ではないだろう。
彼が芸術監督のうちに、もう一度スペイン国立バレエのポエタが観たいなぁ。
それにビセンテがギターを弾いてくれたら最高だけど、それは難しいだろうね。

ステファンからアントニオ・ナハーロに興味をもたれたスケートファンも多いことでしょうから、ぜひそういうフラメンコをまだ観たことのない人たちにもこの舞台を観てほしい。

来年の2月。新生・スペイン国立バレエ団の来日公演。今から楽しみだ。



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