
先日取り寄せた自分の衣装。
さっそく着てみようとしたら、はいている途中でビリッと嫌な音が。
あわてて脱いで確認するも破損部位は見当たらなかったので、また着てみました。
が、二の腕が入らない…
仕方ないかあ…
なんだかんだと太ったことは事実。
スタジオ専属ダンサー目指してレッスンレッスン!だった頃は、
1日5時間レッスンも当たり前だったものなあ。
少なくて二時間、多くて七時間。
仕事へは片道30分徒歩通勤。
睡眠時間は2~4時間。原因不明のイライラで一睡もできないことも。
でもスタイルはよくほめられたなあ。
ほそーい! と。
うれしかったな~✨
だってそれまでの私はおデブちゃんだったのですから!
でも昔の私を知っている家族や友達は
驚いてましたね…
どうしたの?なんだかおかしいよ、カーペンターズの妹のほうみたいだよ。
あんたは夢中になってわからなくなってるだけ。やせすぎだよ。
と、ものすごく心配されたことも…。
たしかに、いつも飢えた動物のようだった。常にカリカリイライラして目標や数値に追いたてられて。
やっぱりあの生活は人間の暮らしとは言えない、手放して良かったんだ。
手放してから、新しい出会いもいろいろあり、以外とふくよかな人が多いこと、それはそれで衣装も似合うしダンスも素敵であること、を知りました。
それからというもの不思議なことに
ふくよかな体に戻った私を見て
今のほうがいいよ。
踊りも良くなったよ。
と、思ったより多くの人に言ってもらえて…
ああ、よかった私は社会から見放されてはいないんだと、大袈裟でなく本当に感じましたね。
女性にとっては太ってる、痩せてるということが
あるとき自分の存在価値とイコールになるくらい重大化してしまうことがあります。
きっかけは人からちょっと言われたことだったり、
雑誌で痩せてる読者モデルと自分を比べてしまったり
ダイエットのCMや本も多いですものね!
一度自分の中で重大化してしまうと、脱け出すのは時間かかることもあるけど
やっぱり私の場合は家族や友達など身近な人が、抜け道を作ってくれたのかなあと思いました。
生徒さんの存在もかなり大きかったですね。
夢破れて太って、スタジオ修行してる間に何年もたってすっかりおばさんになって、
「もう死んでしまおうか」と何度か思ったとき、そのたびに
「でも生徒さんをほっといて『先生は亡くなったので閉講しますから。』ということになるのは絶対にいやだ!!」
という思いがそのたびに出てきて、ブレーキになってくれましたね。
ダンス=痩せるとか、痩せていなければいけない、
と思い込みがちですが、
ベリーやサルサなどは太っているダンサーは多いし
ベリーダンスもサルサダンスも、大衆から生まれたダンスたからでしょうか。
踊るにあたって体型はあまり関係なく、
ふくよかなことが決してマイナスにならない。
太っていようが痩せていようが、どちらの良さも感じられる。
それがベリーダンスやサルサダンスのいいところだと本当に思います。
2016秋のダンスミニ発表会+ハンドメイドミニ展示いたします。
ドアオープン=17時
スタート=17:30
クローズ=19:30頃
内容
☆ベリーダンスとレディースシャインサルサ(ひとりで踊るサルサ)初級教室の
生徒による発表
ベリーダンス・デュオ
レディースシャインサルサ・チーム
☆講師 斉藤奈津子による発表
☆演目は通常のベリーとサルサに加え、昭和の歌謡曲を用いた歌謡ベリー、歌謡サルサに
生徒、講師ともに挑戦いたします。
☆今年はゲスト参加として、ダンス教室を主宰するたしまゆうこ先生もご出演。
☆手芸作品ミニ展示のコーナーを設置。お一人様でいらしても、プログラムの合間も楽しく過ごしていただけます。
あなたのご来場、心よりお待ちしています。
斉藤奈津子
