前のページ(ONScripterのインストール)からの続きです
SL-C3000でのSwap領域の作成です。
ここが一番Linuxっぽいと思います(w
方法は、
・swapファイルを作り、そこを領域とする
・swapパーティションを作る
この2つです。どちらもZaurus上で行います。
両方ためしてみましたが、明らかに前者のほうが楽です。
とりあえず、両方のやりかたを書きます。
また、CF上でも作れるので、そこもお好きなようにどうぞ。
やることは大体同じです。
※なお、コンソールソフトは各自インストールのこと。
SDの構成
/dev/mmcda1-ゲーム用領域(FAT32)
1.swapfileの作成 今回は64MB分作ります。
#cd /mnt/card
#dd if=/dev/zero of=swapfile count=125217
#mkswap /mnt/card/swapfile
2.swapfileの有効化
#swapon /mnt/card/swapfile
#free
(freeで、作った分だけ認識されてるか確認してみてください。)
ちなみに、swapfileを無効化するときは
#swapoff /mnt/card/swapfile
で、切ることができます。
次に、パーティションを2つに区切ってswap領域を作るほうです。
SDの構成
/dev/mmcda1-FAT32(ゲーム用)
/dev/mmcda2-Swap用
#fdisk /dev/mmcda
(略)
Command (m for help):p
(略)
/dev/mmcda1 1 98 787153+ b Win95 FAT32
/dev/mmcda2 99 121 184747+ 83 Linux
(略)
Command (m for help):t
Partition number (1-4):2
Hex code (type L to list codes):82
Changed system type of partition 2 to 82 (Linux swap)
Command (m for help):w
(略)
#mkswap /dev/mmcda2
2.swapfileの有効化
#swapon /dev/mmcda2
ただ、ゲームを消すときにrm * -rfできるので楽です。
ごめん、あんまり利点無いやorz
ちなみに、自分は、Windowsでゲームのファイルをコピーさせたかったので、
1GBのうち700MBをFAT32、残りをSwap用にパーティションをわけました。
ただ、FATは不安定らしいので、後者のほうがいいかもしれません。
前者の方法でやる場合で、自分のようにFATにこだわる必要がないなら、
ext2かext3でフォーマットして、そこにスワップファイルを作るほうがいいかもしれません。
参考:「Zaurus SL-C700設定の記録」
筆者様に感謝です。
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