はるのつぶやき

家族のこと、仕事のこと、いろいろです。
本業は税理士です。

『お役所仕事』

2005年11月11日 22時00分00秒 | 裁判のこと
今日は、弁護士さんの事務所に、『作戦会議』に行ってきました。

ささやかな厩舎を建て、愛馬と何頭かの幸せな馬たち、そしてそれを愛する同士達と暮らしたい!!、という夢を持つ私たち。
その為に、大変な借金をして二年前に土地を購入。…が、その後に、なんとその土地には建物が建てられないことが判明(泣)。

…そんなわけで現在係争中なのです。

この件で二年間お騒がせしているF町には、『情報公開条例』というものがあります。
その条例に基づいて、町は請求に応じて、該当する行政文書を(部分的に)開示してくれるのです。(個人情報保護に反しない範囲でね)
ちなみに私たちはこの制度のことを、ヌケサクな私たちにいつも力を貸して下さる町議のA女史から聞いて初めて知りました。またまた助けて頂きました(感謝!普通の社会生活をしていたら、当たり前に知ってることなのかしら(恥)??

そんなわけで本題。
今回この件で、『行政文書開示請求』をしたのですが、まあ出て来る出て来る、全部でA4×79枚!

読んでみると、重要な説明会等の記録はもちろんのこと、問題になる前の時点から被告側が役場で話したことや送ったメール、私が入れたただの状況のご報告の電話の内容まで、全て記録が残っているのです。しかも、それが関係各部署に回覧・共有されている。

私たちの事だけでこんなに大量の書類が作成・保管されているのですから、全体ではきっと天文学的な量にチガイありません。
開示請求があれば、その中から関係のある文書を探しだし、コピーし、個人情報にからむ部分を吟味する。しかも、『他人事』ですよ!
考えただけでも気が遠いー。

『お役所仕事』という言葉、まずプラスの意味で使われることはないですよね。
確かにクリエイティブな価値創造は望みにくいけど、でもこんな緻密な『仕事』、徹底できる組織は他にない!

今後は、『お役所仕事』という喩えはしないことにしよう。

☆★私たちのためにこんな大変な仕事をしてくださったKさんに、感謝★☆

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