「また何処かで...」また一つ行きつけのお店が静かに幕を下ろします。(Part1)

2013-01-08 22:04:11 | Weblog
アマルが20代の頃から足繁く通っていたリストランテが今月で店じまいをするという連絡を(昨年12月に)受けて
空いた時間を見つけて今日やっと駆けつけることができました。
ランチタイムのラストオーダー前に到着すると店の前には「本日予約貸切」札がかけられていました。

(今日は長年世話になった料理長やホールの人たちに挨拶をするために予め予約をしておいての訪問でした)

店に入るともう30年近くお付き合いのあるフロアー(ホール)長が挨拶をしてくれ、
窓際の明るい特等席に通されました。

ホール(客席)を見回すとまず若い人(20代.30代)がまったくいないことに驚き。
もう若くてアラフォー、あとは50代から頭に白いものが目立つ60代、70代の人がいっぱい。

この店を愛してきたオールドファンばかりでした。
メニューが運ばれてくるまで、その人たちを眺めながらアマルは20代、30代、40代にこの店に多くの人を連れてきて
カンターテとともに楽しいひと時を過ごしたことを思い出ししばしセンチメンタルになりました。

そしてこの店に来るとランチにはこの一品を必ず注文し食すのでした。
それが「リゾット・アラ・マリナーラ(海の幸のリゾット)」↓(思い出の一品なんです。後日カキコします



簡単に紹介すると、バージンオリーブオイルを少し入れて少し固めに炊いたご飯(中央が凹んだサバラン型で
型抜きしたご飯)の真ん中にたっぷりの魚介類(ムール貝・ホタテ・ヤリイカ・エビ・タコ・アンチョビー等)の
トマトソースがかかった一品。
日本ではスパゲッティに魚介類のソースをかけた(漁師風)ペスカトーレが有名だけど
あれのご飯バージョンと思えばよいでしょう。

魚介類から出るダシとトマトの酸味が一体となったソースを、少し固めのご飯に合わせて食べると
「も~ッ最高

そして食べている(至福の時間の中にいる)ときにふと気づいたのでした。

「あッ、今日はアマルの誕生日じゃないか!」と(実際に生まれたのは明日だったようだけど)。



チョー長くなりそうなので、続きはまたネ。

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