一周忌法要と北陸新幹線と加賀百万石!

2015-03-15 14:07:25 | Weblog
早いもので
アマル父が逝って(3/18)まもなく1年が経ちます。

仏教では
故人が逝ってちょうど1年後の同月同日(=祥月命日[ショウツキメイニチ])に執り行うのが
1周忌法要。この日で遺族の喪中期間が終わるものとされています。

一昨日、菩提寺のある下田へ
親族で供養へ行ってきました。


先週まで下田の近くの河津では
「河津桜まつり(2月上旬~3月上旬)」が開かれ東京より一足早い春の訪れを楽しめるため
今年も多くのお花見客で賑わっていたようです。



しかしもうこの時期(3月中旬)になると
河津桜の見ごろを過ぎ(花が落ち)下田にある河津桜も
多くは葉桜状態でした。


下田から東京へ帰ってきたら
東京駅は3月14日はダイヤ改正日やら「北陸新幹線」延伸開業日やらで
大変な人出(鉄道マニアがいたるところにいました)。



アマル母は石川県は能登(旧鳳至郡)出身の北陸女。

石川県民(計画から)43年の悲願がかなったこの日
アマル母もどこか興奮していました。

何しろ昔は上野から夜行で金沢まで行って。
金沢から七尾線で能登へ向かうといった2日がかりで田舎へたどり着くものでしたから

東京から金沢へ2時間半で行けることに感動・感動!

考えてみたら伊豆の下田から東京駅まで
伊豆踊り子号(特急)で2時間半なんだから
同じ時間で金沢に着いちゃうなんてもうサプライズの何物でもないっす!

早朝東京発って(長野以降、立山連峰や日本海の雄大な景色を眺め)
金沢着いてから兼六園回って昼食
午後は21世紀美術館・ひがし茶屋街・武家屋敷回って近江町市場立ち寄って
どこかで美味しい海鮮料理食べて
金沢駅(金沢百番街)でお土産買って9時台に東京に帰って来るなんて
日帰りツアーができちゃうからもう驚きだよ!

先月あたりからTVつければ
どこかの局で北陸新幹線の開通を絡めて
毎日、金沢や北陸(石川・富山・福井)の特番が組まれていて
(その力の入れよう・加熱ぶりに)驚かされます。

なんでも日本旅行なんか昨年同月(3月)の北陸旅行(申込者数)の
5倍増、有名なホテル・旅館は2年先までいっぱいだそうで
その経済効果は計り知れない!

加えて4月(3/30)からNHK朝ドラ(全国放送)では
石川県能登を舞台に、世界一のケーキ職人(パティシエ)を目指す少女・希(まれ)の物語
『まれ』がスタートするから
今年は石川県の金沢や能登が日本中から注目されるものになりそうだ。

前田家が築いた文化都市・金沢。
前田家歴代の殿様によって形作られた数々の工芸品
九谷焼、大樋焼き、加賀友禅、加賀水引き、加賀蒔絵、加賀象嵌など





加賀百万石・前田家が残してくれた文化が
今年は日本中いや世界中を魅了するかな!?

「おいでまっし金沢へ!」

【豆知識】加賀百万石
「石高(こくだか)」とは、大名の支配している領地の大きさを表す。
現在は「金本位制」だが、江戸時代は「米本位制」で、米がお金に換算され、
米を収穫できる領地をどれだけもっているかが、財力の基準になっていた。
大名の中では、加賀藩は別格のぶっちぎりトップ。ちなみに江戸幕府は
八百万石だった。一万石以上が大名と呼ばれていた時代であったから
加賀藩の家来の中には大名クラスの家来が多くいて、いかに大きな藩で
財力があったかがわかるだろう。




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