雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

根知谷、秋の大祭。

2015-08-28 05:23:05 | 日記
 お盆を境にぐずついたお天気が続きます。気がつけば8月も終わりです。

 来週9月1日にはこの根知谷の秋の風物詩、国の重要無形文化財のおててこ舞(延年の舞)が奉納されます。五穀豊穣、延年(長寿)を願った地区に古く450年も前から伝わる雅やかな秋の大祭です。前日の8月31には宵宮で舞楽が奉納されます。

 そして、今年は7年に1度の諏訪大社の御柱祭の前年に当たる丑年と未年に信濃の国境を示す神事がこの根知谷で行われます。丑年には中俣地区・小倉明神で、未年には戸土地区・境の宮で8月最終日曜の翌日、ということで今年は8月31日午前に境の宮で行われます。

 信州、諏訪大社の神事でもあり、国境争いが続いていたということからこの大きなお祭りも現在でも同じこの小さな谷あいで行われているにも関わらずこの根知谷の人たちは全く関わっていません。ただ、この両神社とも根知谷の行き詰まりに位置していて新潟県側からでないと入れないので、多くの観光客はバスで根知谷に入ってきます。これは、根知谷としても観光にも利用したいところです。

 という私もこの神事一度も見たことがありません。今年は、小谷村からピストン輸送の車が出るらしいので行ってみたいところですが…。

 山奥で道が非常に悪く、車を置く場所がありません。これが…。

 秋の使者が来てました。