あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第50話感想

2013-12-15 23:50:00 | 食戟のソーマ

 少年ジャンプ2014年1号掲載
 掲載順第3位
 第50話 【日常を超えるもの】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず本編の感想の前に。

  ポスターくぁっこえええええぇぇぇ!!!!!!!!!!

 

 もうカッコいいやら熱いやら、アツいやら格好良いやらで大変です。
 この超正統派少年漫画といった感じ、良いですね~~~。
 『ソーマ』って、(主人公以外は)女性キャラの印象が割と大きいので、こういう多人数でありながら全員男性という今回のポスターはかなり新鮮でもありました。
 ・・・はっ!!
 だから「“新鮮”力キャンペーン」のイラストに採用したのでしょうか!?(←多分違うよ)

 それにしても、創真と背中合わせにタクミ、そしてバックに葉山とアリスのお付きといったこの構図。
 まるで創真&タクミVS葉山&お付きといったタッグ戦のようにも見えますね。
 ・・・なにそれむっちゃ見たい。
 でも真面目な話、から揚げ編で創真がリーダーシップもある子だというのが分かりましたし、これからの展開の中で団体戦も行ってもらえたらと思う次第であります。





 さあ、それでは本編の感想へといきましょう。
 今回は「ジャンプ新鮮力キャンペーン」始動&単行本第5巻発売ということで、記念ポスター&センターカラー!
 ポスターは創真とそのライバル達でしたが、センターカラーに取り上げられたのは恵でした。
 紅葉の中佇む恵。
 う~ん、これまた正統派ヒロインといった感じで良いですね~。(^^)
 でも、舞い散る紅葉と半袖姿にうっすらと違和感を感じてしまったり。
 こりゃ選抜編が終わったら、早々に冬服へと衣替えでしょうね。
 今のうちに創真の夏服姿をしっかり目に刻み込んでおかねば(爆)。


 
 回想から始まった今回。
 選抜メンバー発表時に、「興味がある」と恵を捉まえていた北条。
 その北条が口にした言葉は「四宮小次郎」。
 「遠月十傑」の第一席だった彼に、恵が合宿中に食戟を行って引き分けたという噂を聞いたことから、彼女の実力に興味を持ったというわけでした。
 これまた意外なところから意外な人物の名前が出てきましたね~。
 四宮が第一席だったというのはつい最近明かされた事実。
 それを早くも伏線として用いてくるとは。
 この漫画は、伏線の回収を割と早い段階で行なってきますよね。
 伏線を張るだけ張って未回収のまま終わってしまう漫画作品もたびたび見られる中、読者が忘れないうちに伏線を活かしてくるその手法はとても分かりやすくて有難いです。
 しかもある程度回収しつつも、また新たな伏線も張られたり。
 本当に附田先生は話作りの腕を上げられましたよね~。(感心)

 「能ある鷹は爪を隠す」と言うように、実は恵も見かけによらず相当の実力者なのでは・・・と訝しむ北条に恵は弁明しようとしますが・・・。
 しどろもどろな言い方に逆に怒られる始末★
 なんか恵と北条のこのやり取りを見てると、倉瀬ちゃんと郁魅のやり取りを思い出す・・・(苦笑)。
 まるで虎に凄まれるウサギの図ですね(爆)。(ちなみに郁魅と倉瀬の場合は黒ヒョウに睨まれるハムスター/再爆)

 四宮と引き分けになれたのは全て創真のお陰と言う恵。
 確かにその通りではあるのですがね。
 創真が調理の面で、何より精神面で大きく支えてくれたからこそ、本当の実力が出せたのですから。
 でも。
 実際はそれだけではないのですが。

 
恵のその言葉を聞いた北条の眼は、失望のものに。
 「見込み違いだった―――」
 そう言い残し、彼女はその場を去ったのでした。



 回想は終わり、現在。
 選抜に出られなかった嫉妬から恵を罵倒する聴衆が。
 そんな聴衆らに凄む極星寮の揚げ物コンビ。
 おう言ったれ言ったれ!!(やめなさい)
 彼らの迫力に聴衆らは逃げていくものの、二度と恵の悪口を言わないよう伸しておくか・・・と揚げ物コンビは企てます。
 おうやったれやったれ!!(やめなさいって)
 そんな彼らを制し、Aブロック会場の応援へと向かわせるふみ緒さん。
 なるほど、前半はBブロックを、後半はAブロックをと、両方応援する予定でいてくれたのですね。
 競争意識が高い学園の風潮の中で、極星寮の面々だけはそれぞれを大事な仲間として思いやってくれてるのが素敵ですね、とても。
 卒業まで皆一緒にいてほしいな。(^^)

 「何か」の用意をしようと駆け出す恵は、北条とぶつかってしまいます。
 先日の一件で恵に失望してしまったせいか、トゲのある言い方をしてくる北条。
 言ってる内容は間違ってないんだけど、ね・・・。

 ここで北条はスパイスを使用。
 卵とご飯と一緒に炒めていることからカレー炒飯とみられる料理を作っているようですが…。
 勿論それだけではなく、更なる工夫がこれから加わるのでしょう。
 そんな料理を作りながら、北条の思考は過去の回想へ―――。


 一年前、横浜中華街にある名店『北条楼』。

 その店の料理長の娘であった北条は、遠月学園を卒業したら店の厨房に入ることになっていました。
 ですが、そこの部門長は男尊女卑な男で、北条をすぐに追い出してやろうと目論んでいたという。
 いるんですよねーこういう奴。
 厨房を自分の独壇場のように考え、自分の考えに合わない者は即排除しようとする奴が。
 だけどここで北条はおとなしく引き下がってはいませんでした。
 自身の料理の腕を見せつけ、部門長を黙らせます。
 凄いですね、北条。
 個人的にはその強さ、少し羨ましいです。
 

 今回の件はひとまず鎮めたものの、北条は厨房が“戦場”だということを自覚していました。
 またもやこんな事態が起きないように。「女」というだけで舐められないように。
 北条が必要としたのは”箔”。
 それが「遠月十傑 第一席」の座。
 
それにしても、これまでの遠月の歴史の中で女性の第一席はほとんどいなかったのですか。
 前例が少ないからこそ尚更第一席の座を狙うわけですが、となると、自分と同学年で早くも十傑入りしたえりなのことも当然眼中に入れていることでしょう。
 ここらから、また意外な“繋がり”が広がっていくかもしれませんね。

 そんな経緯から、十傑第一席への執着、そして「男」への反発を抱いていた北条。
 北条が恵に失望したのは、恵が自分の力だけで引き分けたわけではなかったということ以上に、「男」である創真から助けてもらったということの方が大きかったようです。


 買い被りだったか、と恵を見やっていた北条。
 ですが、突如として括目させられることに。

 恵が取り出したのは―――アンコウ!!
 
※アンコウ―――タラ類の近縁にあたる魚で、大きさは40㎝前後のものから1~1.5mのものまであり、そのほとんどが深海魚。
             肝が肥大化する11~2月が旬とされる。歴史的にも名高い高級食材。
             身は淡白でカロリーも低いが、肝は栄養価がとても高く、「海のフォアグラ」とも云われている。
             皮や他の臓器も味や触感が異なり、基本的に顔と骨以外は全部食べられるとされる。             

             鍋や刺身、から揚げ等にして食べるのが一般的。

 なんとなく、恵には野菜というイメージがあったから(単行本第3巻の表紙とか、四宮戦とか)、魚の調理に挑む様はちょっと新鮮に見えましたね。どういうわけか包丁を持っているのも珍しく思えちゃったなあ。

 かなり難しいとされるアンコウの「吊るし切り」を試みようとしている恵。
 この恵の大胆ともいえる行動に、北条だけでなく聴衆達も驚きつつも注目します。
 先程恵を罵倒していた奴らは、出来るわけがないと嘲っていますが・・・。
 ・・・やっぱり揚げ物コンビに伸されるべきだったかしら。(やめなさいっつーの)



 
そんな難関を前に、恵は手を合わせ、眼を閉じます。

 そう、それはかつて四宮との食戟の時に創真がしてくれた、緊張をほぐす裏技。


 
日本人初の「プルスポール勲章」を獲得した、本場フランスで店を構えるスター・シェフ四宮との戦いのときも。
 世界中の有名店で腕を振るった伝説の人物である父:城一郎との勝負のときも。
 どんな時も、どんな相手でも、笑みと共に前向きに立ち向かってきた創真。

 
その力に。
 その言葉に。
 何より、その姿に。
 いつも助けられていた。
 今日は傍にはいないけども。
 自分と同じように今戦場で頑張っている。
 だから、今日は貴方の

 ―――勇気だけ貸してください―――



 心の中に浮かぶ創真に手を叩いてもらう恵。

 四宮との戦いの時、恵の心を覆い尽くそうとしていた自己否定という「闇」。
 それを弾き飛ばしてくれた、創真の力強い「閃光」。 
 そして今日。
 その「光」は勇気となって恵を照らします。
 


 

凄い・・・!


 

 

 当初からこの作品の演出は相当なレベルでしたが、ここにきて更にそのレベルを上げてくるんだなんて・・・!
 心の中の創真によって、恵に与えられる勇気。
 それをスポットライトの光になぞらえて表現してくるとは・・・!!


 
心には創真からの勇気を、そして手には創真の手の感触をたずさえ、いざ、アンコウの吊るし切りに挑む恵。

 ツッコみなんて不要。

 
ひたすら吊るし切りに打ち込む恵は、凛々しく、そして綺麗でした。



 先程まで全く意に介していなかった千俵妹改めおりえを始め、北条も、聴衆達も恵の堂々たるその様に目が釘付けに。
 そして。

 聴衆:「さ、捌きやがった・・・」

 お見事!!


 
予想がつかない恵の料理に、おりえは思わず審査員席から立ち上がり近くに行って観察しようとします。
 タクミやアリス達を見た時でさえ、人材として欲しがりはしたものの自ら動こうとはしなかったのに・・・。
 恵、凄いよ。

 それにしてもおねだり上手ですねおりえサン!!
 
さすがは妹(笑)。


 恵の見事な吊るし切りを目の当りにし、ざわめく聴衆達。
 きっと自分らは出来ないのでしょう。例の奴らは、落ち込んでしまってます。

 ・・・。(-_-)

 ニヤリ☆
( ̄ー ̄)


 変わり始める、恵を見る聴衆達の眼。
 
その周囲の変化に、笑みを浮かべる一色先輩とふみ緒さん(&栗うさぎ)。


 そうだよ、恵。
 君は落ちこぼれなんかじゃありません。
 君は十傑第七席、一色慧が。
 これまで数多の学生達の料理を判定してきた、大御堂ふみ緒が。
 そしてなにより。
 幸平創真が認めた料理人なのですから。

 


 

 いや~~~今回は文句の付けようがない良回でした!!

 扉絵の通り恵がメインの話でしたが、今回は恵ファンでなくとも満足できたのではないでしょうか。
 勿論恵ファンや創真&恵派の方にとっては至上の回だったに違いありません。
 現に私も、今回はもうニコニコが止まりませんでしたよ(笑)。
 狙ったのかどうかは分かりませんが、第50話という区切りのいい回で、附田先生はいつも以上にハイクオリティな話を作り上げてくださったと思います。
 そして佐伯先生も大変ご多忙な中、入魂ともいえる作画をどうもありがとうございました。
 本当に、この作品は一体どこまで成長していくのでしょう?



 後半は恵の活躍が描かれていましたが、前半は北条が恵に興味を持った理由が明かされていましたね。
 創真や恵と同年代の女性キャラはこれまで数多く登場していましたが、意外にも強い野心を持った子はほとんどいませんでした。
 そんな中、えりな、アリスに続く、強い野心をもった女性キャラとして登場したのが北条。
 いずれ後を継ぐ実家の料理店で、そこの部門長と確執があった彼女。
 改めて考えてみると、北条と部門長との確執は四宮と元スタッフ達との確執の逆パターンといえるかも。
 あの時は人種差別によるものでしたが、今回は男女差別によるものですね。
 現場で戦うための“武器”は強い方がいいという考えは分かります。
 ですが・・・。
 それって何というか・・・。
 “独り”な考え、ですね。
 
北条にとって、「男」は・・・、実家で働いている男性従業員は全て心を許せない存在なのでしょうか…。

 対して恵は、いつだって「誰か」を想って頑張ってきました。
 その姿勢は創真に出会う前から。
 遠い故郷で自分を応援してくれている祖父母や友達の期待に応えたい、そうやってずっと頑張ってきた恵。
 そして作る料理もまた、相手への思いやりが常に土台にあります。 

 こうしてみると、案外この二人良いライバルになれそうですね。
 北条は“独り”ではない恵の料理スタイルに影響を受けそうだし、恵も自分の力で偏見を打ち消した北条の強さや、“頂点”を目指す姿勢に刺激を受けそう。
 やはりお互いに良い刺激を受け合えてこその“好敵手”ですからね。(^^)
 「男」に対する反骨心を持っている北条。
 ちなみに。
 もしこれから後々、北条とのやり取りの中で、恵が創真を「男」として意識するきっかけが出来るような展開がきたら・・・。





 その時はあれですね、うん。





その場で踊るかと。(←)
 


 


 まあ、この妄想予想が当たるか当たらないかは別にしても、恵が創真を意識するのはかーなーりー話が進んだ後でしょうがね。



 今回恵が行なっていた、創真に教えてもらった「裏技」。
 これからの展開の中で
 恵がまたも重圧に押しつぶされそうになった時、創真に「裏技」をしてくれるようお願いしてくるかもとか、
 創真が立ち止まってしまった時、逆に恵が創真に「裏技」をしてくれるのかなとか、
 もしくは「裏技」で勇気をくれたお返しに、これまで恵を支えてくれていたお守りを創真に手渡したりしてとか、
 色々妄想予想していたのですが、なるほど、こういう形できましたか☆

 この合掌をするという「裏技」。
 これは神への祈りの仕草。
 神様への祈り。
 これを今まで恵は、度々行なっていました。
 故郷を離れる際 、祖母から貰ったお守りを介して。
 
不安な時、困難にぶつかった時、いつもこのお守りを取り出して自分の心を支えてきた恵。
 ですが。
 今回はお守りに頼らず、創真の「裏技」から勇気を借りた恵。
 この恵の行動から、恵の中で創真がいかに大きな存在になっているか。
 そして、かつての後ろ向きだった彼女から確実に成長しているということ。
 これらがしかと感じ取られました。

 そして、今回恵に勇気という力を貸してくれた創真。
 恵の回想として登場はしたものの、実際には登場しなかったのは今回が初めて。
 それなのにこの存在感。
 この影響力。
 このイケメン振り。
 ホント創真さんは主人公の鑑です。


 
 四宮との食戟。そして創真からの「裏技」。
 本当に今回はありとあらゆる面において深い“繋がり”が張り巡らされた話でした。
 ここ最近、附田先生がマジで天才ではないかと思える自分がいます。

 でも・・・。
 これだけ創真と恵の絆を描いておきながら、最終的に創真とえりながくっついてしまったら、附田先生はどうオトシマエつけてくださるんでしょうかねえ?(えがお)

 まあ、それはさておき。
 ここでこれだけの恵のヒロイン性を魅せつけてくるということは、この後そ~と~なえりなの活躍振りが控えているということなのでしょう。

 どちらにせよ、今回は創真と恵との絆、そして恵の成長の成果と、目が離せなくなるほど惹きこまれる内容でした!!



 さあ!いよいよ次回は審査へと入る模様です。
 果たして一体どんな料理が披露されるのでしょう?  


『食戟のソーマ』第49話感想

2013-12-07 23:40:16 | 食戟のソーマ

 「静止画MADコンテスト」の詳細が発表されて以降、静止画MADへのコメントが倍近く多くなりました。
 さすがに公式の影響力は大きいですね☆

 私もこの企画の動きを少しでも早く知るため、ニ●ニコ動画に登録しました。
 そんな時、なんと!
 このブログでも度々話題に出させて頂いている、あの神MADの作者様が、『ソーマ』の一周年&単行本第5巻発売を記念して新作を投稿!!わーお!!!
 早速拝見させて頂きましたが、す、凄い・・・(汗)
 
この方のMADって、作成なさる度に技術もそうですがテンポ感も凄まじく上昇しているんですよね~。
 それだけに、[1:31~1:38]のシーンは胸キュン(死語)になってしまいましたv
 本当にこの方のセンスは神掛かってますよ。天才です。

 もし興味を持たれましたら、この下(↓)からどうぞです。(※ニコ●コ動画に登録されていないとご視聴できません。どうかご了承ください。)
 【食戟のソーマ】 創真さん詰め合わせ。



 それでは、週刊感想をば。

 少年ジャンプ52号掲載。
 掲載順第1位!
 第49話 【群狼】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「頃合いっ・・・!」と鍋の蓋を開ける創真。
 彼が作っていたカレー料理とは…リゾット!!
 
リゾットといえば、父:城一郎との勝負の際に出したメニューと同じなわけで。
 メイン食材こそ違えども、それを今回も繰り出してくるとは・・・!
 驚きもしましたが、同時にとても期待が高まりました!!
 以前犯した失敗や至らなかった点を活かし、次は更なる良いものを生み出す。
 
これが創真の凄い長所の一つですからね!

 一旦持ち場を離れ、食材を取りに行く創真。
 料理に使用するとみられる卵をしっかり吟味。
 こういうさり気ない描写もきちんと描いてくださるところに、作品自体の誠実さが感じられて好感が持てます。(^^)
 
 食材を選別し終え、戻ってきた創真は葉山と遭遇。
 ここの「お・・・葉山!」と、葉山に気付く創真がおめめ真ん丸でかわいいv
 合宿編が終わるあたりから、普段の創真はちょいカワっぽくなりましたよね~。
 その分キメる時は度肝を抜くほどのカッコよさになっちゃいましたが。
 
創真の料理は葉山の鼻をもってしても、完全には把握できない模様。
 神の舌を持つえりなでさえも創真のふりかけご飯をすぐには分析出来なかったし、創真の料理への工夫は相当奥深いようですね。

 実は今朝まで試作を行っていた創真。
 本番真っ最中に寝るという超大胆行動もそのためだったと。(あ、遂に葉山が創真の大物振りに汗かかされた♪)
 だけど・・・
 大丈夫か創真~~~?
 
一切妥協せずギリギリまで努力するひたむきさは、創真の良い所でもあるのですが、同時に心配な所でもあるんですよね。
 思い起こせば初めての食戟の時もほとんど寝ないで試作をしていたし。
 ひょっとしたら創真は選抜メンバー中、一番睡眠をとっていないのでは・・・。
 前々回(第47話)で吉野から調子を聞かれていた時も「・・・まぁボチボチかな」と答えていた創真。
 創真って、飄々とした態度とは裏腹に軽薄な言葉は全然言わない子だからなあ~。
 少なくとも万全の体調とはいえなさそうで、少し心配です。

 リゾットということは判明したものの、創真の料理はまだまだここからとのこと。
 さて、果たしてどんな料理が出来上がるのでしょうか?



 創真達がそんな戦いを繰り広げる一方、Bブロック会場でも戦いが始まっていました。
 こちらを担当しているのは一色先輩。
 ちょっぴり意外でしたね。
 Aブロックが第九席の叡山なら、Bブロックは第十席であるえりなが担当しているのかと思っていました。
 まあ、えりなじゃ審査員の接待なんて出来やしないか。(こらこら)

 そしてやはりこちらの審査員長は、千俵なつめの双子の妹である『千俵おりえ』が。
 とここで、彼女の紹介文がちょい気になった私。
 ハウビー食品「COO(シーオーオー)」?
 千俵姉の役職「CEO(シーイーオー)」は何度かテレビやニュースで見聞きしたことがあるので分かりましたが、「COO」という言葉は初めて。
 ということで、この際だから調べてみましょう。
 ・・・ふむふむ、
「CEO」が最高経営責任者(つまりは会長、もしくは社長)であるのに対し、「COO」は最高執行責任者という意味で、CEOが決定したことを実践していく分野の最高責任者だそうです。このCEOとCOOが会社の経営における中核にあたるとのこと。なるほどね☆
 姉のなつめが主張系女王様なら、妹のおりえは甘え系女王様。
 しっかし、一色先輩を勧誘する千俵妹の発言…、これは天然なのでしょうか?故意によるものでしょうか?
 天然だとしたら結構タチ悪いですよこれ。(^^;A)

 そんな千俵妹の勧誘もあっさりあしらう一色先輩。
 一色先輩の力が欲しい千俵妹にとって、選抜の選手達は見劣りしてしまっています。
 その「つまらなそうな料理人」の例に挙がってしまったのが恵。
 一応場の空気に呑まれてはいないようですが・・・ちょいとミス★
 千俵妹だけでなく、観戦してる生徒達もそんな恵に呆れていたりイラついたり・・・。
 おい、ちょっとあんたら恵に冷たすぎやしませんか(怒)?  
 少し手が滑っただけじゃありませんか!
 そんな非難すること無いと思うんですけど!

 そんな恵からはあっさりと目を移す千俵妹。
 自分と同じ双子という点で目に留まったのは、タクミ&イサミ兄弟!
 パスタ生地をメッザルーナで一瞬でカットするタクミ。
 おお、また一回り腕を上げたようですね。
 一方のイサミは鍋の底にトマトをぎっしり敷き詰めてますが…。
 ・・・あれ~?
 この調理法、何かで見たような気がするんだけど・・・、う~ん、思い出せない・・・。
 そしてイサミも何かの生地を取り出しました。
 タクミがパスタ生地だったことを考えると…ピザ生地かな?(←ありきたり)
 二人ともイタリア料理をベースにした品を作っている模様ですが、タクミは技術で、イサミはアイデアで魅せているといった感じですね。
 兄弟だろうが手加減無用!と言ってくるタクミに、でももし負けても泣かないでねと釘を刺しておくイサミ。
 タクミは負けるとすぐ泣いちゃう子だったのね。
 
容易く想像出来るのは何故。

 
しかし、ここにもまた千俵妹にアピールしてくる者が。
 それは吉野!
 香りだけで千俵妹を感じさせてしまうという、中々の凄技で攻めています。
 吉野はダシから油、具に至るまで全て鴨を使用するという、徹底的に鴨尽くしのカレー料理で勝負する模様。
 この正攻法かつストレートな料理・・・いかにも吉野らしいなぁと思います。
 観客席で応援してくれている、ふみ緒さんら極星メンバーに吉野はⅤサイン☆
 んー良い笑顔だっ。((⌒⌒)b)
 つられて私も笑顔になっちゃいましたよ♪

 
 そんな吉野を応援してくれている極星寮の仲間達ですが、何故またBブロックの方に?
 選抜に参加している極星メンバーは、Aブロックが4人、Bブロックが2人と、Aブロックの方が人数が多いというのに。
 創真や榊が、自分達はいいから恵や吉野の方を応援してやって欲しいとでも言ってくれたのでしょうか。
 だとしたら友情万歳どころじゃねーぞ。

 そしてやはり他の選手と一線を画する調理を行っているのは、アリスとえりなの秘書!
 急速冷凍機や遠心分離機など、最新の調理機器を用いた料理をするアリス。
 う~~~ん・・・。
 確かにアリスの料理は凄いですよね。
 凄いんですけども・・・。
 何というか、最新技術や理論を重視したアリスの調理スタイルは「料理」というより「科学実験」みたいな感じがしてしまって、いまひとつ心から感心することが出来ません。・・・今のところは、ですが。
 確かに科学的側面からアプローチするのも、料理の新たな可能性を広げる手段だとは思いますけどね。

 アリスのお付きくんと同様に、いい加減名前が知りたいえりなの秘書さん。
 スパイスを油で加熱させずにそのまま水に投入するという、セオリーを無視した調理を行っています。
 どうやらそれが秘書の“得意技”のようですが・・・。
 うむむむ、全く察しがつきません。
 ムキになってくれて嬉しいな♪と笑うアリスに、えりなの顔に泥を塗るわけにはいかないからよと睨む秘書。
 ・・・怖えー・・・(汗)。
 どうしてこう、女同士の争いって怖いのかなー。(←そういうアナタの性別は?)

 そんな火花が散らされる一方で、貞塚は一方的に秘書を敵対視(苦笑)。
 彼女の作る料理は一体何かと見てみると・・・。
 真っ黒いカレールー。
 
・・・食べるのに相当な度胸がいるなこりゃ(滝汗)。
 ま、まあ冷静に考えてみれば、イカ墨に海苔、胡麻にブラックベリーなど、黒い食材なんて結構あるんですけどね。
 どうでもいいけど、貞塚にコック帽って似合わないなあ~と思ったり(爆)。

 と、ここで歓声が。
 その発生元はというと・・・なんと!
 北条美代子!!
 うわ~~~、1ページ丸ごと使っての華々しいご登場です。
 初めての恵のライバルキャラということで注目してはいましたが、まさかここまで大きく扱われるとは・・・!
 しかも明かされた得意分野は、な、なんと中華料理!!
 日本料理、フランス料理、イタリア料理と、続々とそれらを得意とするライバルキャラが登場する中で[世界三大料理]である中華料理は一体いつ登場するの?と待っていましたが、それが北条だっただなんて!
 いや~予想を大きく超えてきましたね北条さん・・・、驚きです。
 そして・・・チャイナ服越しの胸・・・尻…スリットから覗く足・・・。
 佐伯先生気合入ってんな~~~。(^^;;A)

 そんなお色気満点の北条の姿に男子達はエキサイト。
 なんと川島麗が遠くで感じ取れるほど(汗)。
 郁美に並ぶセクシー料理人がここに誕生です(笑)。
 ちなみに北条の調理スタイルを分析している審査員のお爺さん?
 真顔で鼻血流すのはやめてください。

 初登場時にも見せていた怪力もこれで納得。
 中華料理の基本にして最大の道具である中華鍋を自在に扱うために、あれほどのパワーを身につけていたのですね。
 それにしてもその細腕でよくまあ・・・。
 でもそれは創真も同じか。(あのスレンダーな体つきであの体力)


 そんな彼ら&彼女らを全部ちょうだいと仰る千俵妹。
 もしもし、彼らはモノじゃありませんよ?
 
しかも恵は要らないなどと言う始末。
 そんな千俵妹に対し、「それはどうでしょうか―――」と物申す一色先輩。
 ごもっとも。
 
恵を舐めちゃいけませんよ?

 少々たどたどしくも懸命に料理に打ち込む恵。
 そんな恵に目をやる北条。
 そして回想へ―――
 選抜メンバーが発表された第40話にて、恵に対して「アンタに興味がある」と言っていた北条。
 あの時、一体どんなやり取りが交わされていたのでしょう?







 前回はAブロックの模様が描かれていましたが、今回はBブロックへとその描写が移されました。
 やはりこちらも十人十色といった感じで、様々な料理を繰り出していましたね。
 なかでも料理の内容が全く読めなかったのが秘書の子、驚かされたのが北条です。
 インパクトだけでいえば、貞塚もかなりのものでしたが(苦笑)。

 そんな各々が鮮やかに調理スタイルを魅せてくる中、周囲からあまり良い注目を受けていない恵。
 確かに少々のミスはしていますが、以前は創真の初食戟の際に付添うだけでテンパりまくりだったことを思い返すと、随分と落ち着いたといえるのですがねえ。
 どうやら地獄の合宿を乗り越えても尚、周囲の恵の評価は「落ちこぼれ」のままの模様。
 それはいけませんね。
 ここはぜひ恵に頑張ってもらって、そのレッテルを消し去って欲しいものです!
 そしてその恵への見解には一般生徒達や千俵妹だけでなく、北条もまた違った側面から絡んでいるのは明白。
 北条が恵に興味を持った理由が次回、明かされることになりそうです。


 それと・・・。
 A・B両ブロック共に、選手達それぞれにスポットが当たったというのに・・・。
 ホント丸井どしたーーー!!??



 次回は単行本第5巻発売を記念してセンターカラー!!
 
加えてなんと、
 「ジャンプ新鮮力キャンペーン」始動ポスターが!!
 
前回表紙&巻頭カラーだったのにまたカラー・・・。
 これはもう本気で、佐伯先生に健康ドリンクを贈らなければならないだろうか。


ダブル・ニコニコ。

2013-12-03 23:40:01 | 食戟のソーマ

 今更ですが、『食戟のソーマ』一周年記念第二弾として準備していた週刊感想をUPしました。
 しかも二週間分遅れてしまっているし(爆)。
 できれば今週中にその遅れを取り戻したいのですが、果たしてどうなることやら。
 ですが今週の話は、読んでてニコニコが止まらず・・・!
 
まだ書いてはいませんが、語りたいことが一杯です。

 そして、遂に「新鮮力キャンペーン」の一環である「静止画MADコンテスト」の詳細が明かされましたね!
 ふむふむ、第二次審査まであると。(本格的~☆)
 お、推薦も可能とな?(よし!ぜひあの方を!!)
 ほう、そして賞品はサイン入り単行本を全巻!(それは凄い!!)
 そして・・・。

(  ∀ ) ゜ ゜!?



 附田先生&佐伯先生とA5ランク高級焼肉店でお食事・・・?



 う゛ぞだろ゛???

 

 佐伯先生の直筆サイン色紙が貰えるレシピ選手権といい、『ソーマ』の応募企画はとんでもなく豪華ですね…(滝汗)。
 ま、まあ確かに、それだけ手間ひまかけた募集内容ではありますけども・・・。
 そうそう、私も早く応募しとかなければ!



 そして明日は待ちに待った『ソーマ』の単行本第5巻の発売日ですね!!
 この第5巻は、私にとってちょっと特別な話が掲載されているので、いつもとは少し違ったワクワク感があります♪
 そういえば、(以下反転)
 この巻には「から揚げ編」が収録されているはずですが(いつも通りの掲載量ならば、第31話~第39話まで掲載されるはず)、この時の本誌でのサブタイトルは、これまでになく“粗い”タイトルだったんですよね~。
 これまでは各回毎に個別のサブタイトルが付けられていたのに、この「から揚げ編」はずっと「~①」、「~②」と続き、そのタイトルも、各回によって「官能のから揚げ」だったり「から揚げの官能」だったりと不統一。かなり不自然さを感じましたっけ。
 この時は佐伯先生が鬼のような仕事量を抱えていましたから、そこにしわ寄せがきたのでしょうか?
 単行本では修正されていることを願っています。

 
 さて、それでは感想に取り組まねば!


『食戟のソーマ』第48話感想

2013-12-01 23:45:41 | 食戟のソーマ

 『食戟のソーマ』一周年記念第二弾!!
 今回からジャンプ本誌での週単位の感想も述べていきたいと思います。
 ま、でも私は鈍亀気質なので、更新は大抵日曜日頃・・・すなわち次回発売の前日(爆)になると思いますので、その点はどうかご了承を。
 単行本派の方にはネタバレになってしまうので、1ページ分ほど下にスクロールしてから感想を述べさせて頂くことにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでは。

 少年ジャンプ51号掲載
 第48話 【未知なる既知】


『食戟のソーマ』連載一周年おめでとー!!
(\(≧▽≦)/)

 
  ということで、今回は表紙&巻頭カラー!!!

  今や『ソーマ』も立派にジャンプを支える作品と相成りましたねえ~。しみじみ。
  そんな表紙イラストは「一周年」とケチャップで描かれたオムライスを焼いてる創真。
  創真のこの表情、本当好きです。
  少し強気で自信ありげで、そして楽しそうなこの表情が。
  オムレツの周囲にはプニキャラ達がうろちょろv
  あ、私はデフォルメがかかったキャラクター達を、「プニ○○」と呼んでいます。なぜならほっぺたがプニプニしてそうなのでv
  ちなみにカラーにおいての創真の腕まくりバージョンは今回が初。
  う~ん、カラーでもやっぱり二の腕がまぶしいぜ☆(初っ端からごめんなさい)


  そして巻頭カラーでは、連載一周年達成をアリスがお祝い。
  なんでレギュラー陣(創真、恵、えりな)じゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが・・・。
  創真:「へー、一周年かー。おめでとさーん。(へらっ)」
  恵:「えぇ?一周年!?あわわわ、お、おめおめおめで・・・(おろおろ)」
  えりな「一周年ですって?ま、祝ってあげなくもないけど?(つんっ)」
  ・・・うん、アリスが一番適任です。

  ちなみに今回の選抜編ではえりなの出番はあまり無いそうで。
  へーそうですかそりゃざんねーん。(棒読み)
  ま、その分選抜編が終了したら、かなり存在を主張してくるんでしょうがね。
  そしてカラーでもプニ創真はかわいいなv
  

 カラー扉絵もこれまた熱い!!!
 横一列に並んで描かれている創真ら選抜メンバー。
 右から順に、葉山、創真、タクミ、丸井、えりなの秘書、イサミ、アリス、伊武崎の8名。
 その中で葉山、丸井、伊武崎は今回がカラー初採用ですね。
 初登場から割とすぐにカラーに抜擢されて良かったね葉山。それに比べて伊武崎&丸井なんて・・・。(言っちゃダメ)
 最初目にした時、「丸井・・・顔色わるっ!」と思ったのはここだけの話(爆)。
 そして「やっぱり創真が一番かっこいいv」と思う私はもう重症。

 


 では、いよいよ本編の感想をば。

 遂に始まった秋の選抜、その予選!
 創真がいるAブロックには、超大手カレーメーカーのCEOを務める『千俵なつめ』が。
 うん、間違いなくリアクション要員です。
 
 叡山のコネクションでやってきた千俵なつめは、「カレーの女王様」と言われるほどの大人物だそうで。
 第39話ラストで創真に宣戦布告した際「これ以上ない最高の舞台で~」って言ってたし、この選抜では総力を持って大御所や大演出を導入してきそうだなあ・・・。
 それだけ創真を大きく失墜させたいんだろうけど、でもそれは同時に、創真が叡山の障害を全て乗り越えた暁には、彼にとんでもない注目が集まることにもなるんだけどね。 

 
 そんな大御所が審査員を務めることに動じる学生もいる中、何ら動じず自分の料理に打ち込み続ける者も。
 まずは郁魅!
 お得意の肉で注目を集めます!
 そしてさり気にブラも衣替え。
 創真も含め、キャラクター達の調理服はほとんど変化が無い中、郁魅だけはこうして様々なバリエーションが楽しめるのが良いですね♪(あとはもう少しだけ露出が減ってくれれば・・・/苦笑)

 
 そして、周囲の状況を見やる郁魅の目に入ったのは、アリスのお付き。
 ここで、ずっと気になっていた右手首の封印解除(笑)。 
 手首に巻いていたバンダナを頭に被せ・・・。

 キュッ

 ギ ン !
  

 ・・・って こ い つ か !
 
 第4話で学園総帥の式辞の際に登場していたライバル達。
 その中の一人だったとは。
 一番気性が激しそうなキャラだな~と思っていたのが、まさかのギャップキャラ。
 う~んやられた☆
 先程までのぼんやりした感じから豹変し、俊敏かつ豪快に伊勢海老を処理。
 ということは、彼の得意分野は魚介類なのでしょうかね?

 一気に会場の注目を持って行ってしまったお付きクン(いい加減名前を知りたいものです)でしたが、その一方で負けじと注目を集める人物が。
 それは榊!
 やっとこの子の調理姿を見ることが出来ました。
 塩麹が榊の得意分野というのは早々に判明していましたが、ようやくここでその手腕がお披露目です。
 カレーと麹という組み合わせは個人的に全然想像つかないので、果たして榊がどう使ってくるのか結構楽しみです。
 何やら粘りのある物を取り出したようですが…。
 ・・・納豆?(超単純発想)

 
 続いて会場をどよめかせたのは今回の本命、葉山!
 葉山は「フィッシュヘッドカレー」という品を作っている模様。
 続いてナンを作っているようですが、それではあまりにもありきたり。
 一体葉山はナンをどのように使ってくるのでしょう。
 パイシチューのように用いてくるとか?
 それなら香りが閉じ込められて、食す時により香りを堪能出来ますし。

 香りが満ち溢れる会場の中で、明白に自分の料理の香りを醸し出している葉山に負けじと、場の香りを新たに塗り替えたのは伊武崎!
 なるほど、彼の得意分野「燻製」もまた“香り”が重視された料理ですものね。
 しかも燻煙の立ち上る様が、結構派手な演出になっているとう相乗効果。
 個人的ダークホースなだけに、ぜひ彼の活躍にも期待したいところです。


 そんな次々と魅せてくる選手達に、最初は興味を持てないでいた千俵姉も期待を抱き始めた様子。
 そして叡山に、注目選手は誰かと聞いていますが・・・。
 口には出さなかったものの、叡山が目をつけているのは勿論“彼”。
 葉山と郁魅(偶然にも褐色肌同士☆)も“彼”の様子を気にしています。

 そんな“彼”こと幸平創真は―――。


 (すかー Z 


 マイペース万歳。(\(^O^)/)
  

 寝顔かわいーv
 なごむーv
 ゆるむーv(←?)

 じゃなくって。

 皆存分に自分の腕前をアピールしている中、創真は緊張感ゼロ…どころかマイナス(笑)。
 まあ、ある意味で創真も思いっきり印象付けてはいますね、うん。
 第31話で状況を整理している創真を「まさか寝てる・・・?」と思ったえりな。
 状況的にんなわけねーだろ(怒)と思ったものの、でも創真ならありえるかも・・・と心の片隅で思っていた私。  
 やっぱり私の創真への見立てに間違いは無かった!!(←馬鹿

 
度を越したマイペース振りに呆気にとられる叡山と千俵姉。
 よもや叡山のこんな表情が見られるとはね☆
 創真さんマジさすがッス。




 



 さて、一周年を迎えたのとほぼ同時に開始された秋の選抜。
 予選からして特色溢れる面々がそれぞれの得意分野を披露する様子は、早くも全力でのぶつかり合いといった感じでとても楽しめました。

 そんな記念すべき回でしたが、当の主人公はラスト2ページのみの登場。(しかも顔が出たのは1ページのみという)
 それなのに独自の存在感を見事に出してる創真さん。 
 さすがは主人公です。ポイントは絶対に外しません。
 それぞれが他者の動向に目を向ける中、あくまでゴーイングマイウェイを貫く創真。
 徹底したそのマイペースっぷりは、連載開始当初と何ら変わらず。
 ユルユルな寝顔も可愛かったですが、私は創真のその変わらぬ姿勢が嬉しく思えました。

 そんな創真のいるAブロックは、叡山が担当している模様。
 やはり選抜メンバーに刺客を送り込んではいないようですし、審査員長である千俵姉との会話から裏で手回しもしていないようです。
 なんだか、思ったほど姑息な手段は取らない奴のようですね、叡山は。・・・ヤンキーだけど(笑)。
 でもそうでなくては困ります。
 創真が目指す「遠月十傑」に属している以上、ある程度の格を持っていないと蹴落とし甲斐が・・・もとい、勝ち越し甲斐がありませんもの。
 一色先輩も叡山のやり方を「着実で堅実」と言っていることから、創真の経歴は確実に調査済みであろう叡山。
 大衆食堂出身の創真が扱ったことのない食材や不慣れな料理、合宿の際のビュッフェ課題のような経験したことのない調理形式等のお題を出してきそうです。
 ・・・オリジナルのコース料理を作れなんてお題が出てきたら、結構マジで創真ピンチだと思う・・・(汗)。

 郁魅、お付き、榊、葉山、伊武崎と、各々がしのぎを削る中(創真は例外/笑)、一切スポットが当たっていなかった者が一名。
 丸井どしたーーー!?
 あの思いっきり何かありそうな描写は一体何だったの?
 それとも。
 最後の最後まで登場せずに、いざそれぞれの審査が行われ、本選出場のメンバーが決定したかに思えたその時、突如として高評価を得て本選に滑り込んでくる、といった扱いだったらどうしましょう。
 う~ん、まさか丸井の動向にこれほどやきもきさせられる時がこようとは・・・。 
 

 そんな上々の出だしから始まった選抜予選。
 次回はBブロックの模様が描かれるのでしょうか。
 あちらの方も興味深い面々ばかりなので、その活躍振りが楽しみです!


 最後に改めて。
 連載一周年おめでとうございます!!
 回を重ねるごとに心も容姿も、よりイケメンになっていく創真。
 これからも全力で応援していきますからねー!!