あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』アニメ感想(4) ~極星のマリア~

2015-05-02 23:50:00 | アニメ感想

 今週のジャンプ本誌でアニメブルーレイ&DVDについての情報が掲載されてましたね。
 基本的に私はアニメのディスクやグッズに関してはかなりドライな人間です。(つまり買わないってこと/爆)
 でも『ソーマ』は買うつもりです。
 それぐらい、充分満足できる質の良さですから。(^^)
 どうせならとブルーレイを買うつもりですが、値段が・・・ハハハ・・・。
 こりゃあ、値段が少し落ち着くまで様子見かな?

 そんなアニメブルーレイ&DVDの発売は7月29日。
 以降、毎月発売されるそうですが、全8巻とのこと。
 つまり・・・
 各3話収録×8巻=全24話
 となるわけですね☆

 アニメ1話に原作が約2話分収録されていることから考えて、やっぱり今期のアニメは「秋の選抜編」の開始直前までのようです。
 





 さてさて、今回はある意味での名物キャラ:一色先輩が遂に満を持して登場です☆
 主要キャラも出揃っていよいよ本格スタートを迎えたこともありますし、今回から原作をリアルタイムで読んだ時の感想も織り交ぜていきたいと思います。



 原作では最初、極星寮の事について事務の人に聞いていた創真でしたが、丸ごとカットされることに。
 確かに後の展開にもさほど影響はないシーンなのですが、心残りが一つだけ。
 さようなら『長谷川 五十八』さん58歳・・・。



 さっそく極星寮のカオスっぷりが次々と(笑)。
 ここでアニメオリジナルとして丸井や青木&佐藤の様子を入れてきましたが、非常に自然。これは見事。

 そうして現れる[極星の鬼婆]・・・というあだ名はアニメでは無くなり、[極星の聖母(マリア)]こと『大御堂 ふみ緒』さん。

 「入寮腕試し」を受けられないなら野宿、とあっさり言っちゃうふみ緒さんに、創真さんは。
 「四月の夜の冷え込みナメんなよ!」
 ごもっとも!!!(←在住地:東北)


 余りものなら使っても良しという事で、「入寮腕試し」を受けることに。
 おお鉢巻を締める様が格好良い~~~!!
 原作ではあっさりした描写でしたが、アニメならではの“動き”と“演出”が活かされていてちょっと興奮。
 こういうところがアニメの醍醐味ですよね!!

 『あり合わせ鯖バーグ定食』を作り、見事ふみ緒さんを感嘆させた創真。
 そして若き日の回想へ―――

 

 

 

 

 って・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わ゛ーーーーー!!!!!
(大・絶・叫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

創真の“初めて”が婆さんなんて嫌ですよ!!!!!(核爆)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爺さんはもっと嫌だけど!!!!!(核爆ドッカーン)

 

 

 

 

 

 あ~ビビった。
 本気でビビった。





 それにしても、回想に登場の高ちゃんの息遣いが生々しすぎ・・・。(-_- |||) 
 そして恵の「あのアングル」はきわどすぎ・・・。(-_- |||)
 そしてそして
 アヒルさん・・・。(-_- |||) (いや湯気よりはマシ・・・なの、か・・・???)
 しかもアイキャッチまでときたもんだ★



 そんなこんなで、湯上り創真くん。
 実は原作のホカホカ創真くんは、かなりのお気に入りだったりv

 ようやく落ち着き、見慣れない部屋の風景から家を離れたことを実感する創真。
 このシーンの創真には実は結構考えさせられました。初めて読んだ当時も・・・、今も。
 基本強気で不敵で明るい創真ですが、こういう繊細な部分もあるんだな・・・と。
 第1回目と同様に、今回も空気感を情緒深く表現してくれていました。(^^)



 出た。一色先輩!!
 改めて見ても、やはり不審者同然の登場ですよねこれってば(笑)。
 そして歓迎会にご案内☆


 丸井の部屋に集まる面々。
 丸井がそれぞれに、紹介欄をふっ飛ばしてツッコんでくれるというこの芸の細かさ。
 なに今回。
 すんごい面白い。

 原作では長い間名称不詳だった揚げ物コンビも、アニメでは皆と一緒に名前が紹介されてましたね。(^^)
 そしてなんと、原作でもいまだに明かされていなかった部屋番号まで明らかに!!
 ここでグッと、「アニメを見てて良かった」という満足ポイントが上昇。
 しかも・・・
 えええ!?!?
 青木の部屋は二階だったなんて・・・!!
 極星メンバーの部屋の階数(番数)は、それぞれの潜在能力の高さを表していると考えている私としては、この新情報は衝撃でした。

 うわ・・・これは・・・
 青木、これから化けるかもしれない・・・!!

 そして一色先輩は予想通り206号室でした。やったね☆



 並んで座ってる創真と恵。
 こうしてカラーで見ると、創真は赤髪に淡い青系(水色)の服、恵は青みがかった黒髪に淡い赤系(ピンク)の服と、尚の事対照的ですよね。(でもって眼は同じ金眼♪)
 うん、お似合いお似合い。(^^)

 色々と物議を醸し出したであろう「お米のジュース」。
 フクロウさんの眼光がBP●の目を連想させるのは私だけ?(汗)
 「金色のお茶」は出ず。
 さすがにこれは誤魔化しきれないと危惧したのでしょうかね?(苦笑)


 そして丸井による「十傑」の説明に。
 おお!!単行本最新刊(第97話)に掲載されている遠月学園の組織図が早くもここで使用されました!!
 アニメスタッフさん方は、随分と原作をしっかりチェックしてくださっているんだな~。
 本当に嬉しいことです。(^^)


 一色先輩がすんげー活き活きしまくっている(大笑)。
 確かに無駄に爽やかな人ではあるのですが、マジで原作を超えています。
 櫻井さん素晴らし過ぎ。
 そしてシャボン玉演出がイメージでなくリアルだったのがグッジョブすぎる。
 シャボン玉職人を務めてくれた青木君、ありがとう。

 何より嬉しかったのが、
 ※あくまでジュースではしゃいでいます。
 という注釈がちゃんと入ってくれたこと!!
 こういう律儀なナレーター的ツッコミは私が原作において非常に好きな部分なので、これを入れてくれたのは有難い限り。
 本当になんなんだ今回は。神回ですか。


 「お米のジュース」の効果も相まって(苦笑)、大盛り上がりのままEDへ。
 今回はこれまでとちょっと変わって、EDテーマから入る形になってました。
 個人的に好きです。こういう入り方。(^^)

 ・・・あれ?
 絶叫カットが「極星のマリア」じゃなかった★
 むしろこの二人は次回だったと思うんだけど。



 そうしてエピローグへ。
 原作より分かりやすい形に再構成されていましたね。
 それでありながら原作の大きな魅力の一つである“引き”の強さも遺憾無く発揮されていました。
 原作未読の方はかなり次回が気になった事でしょう。







 とにかく今回は文句無し!!!
 作画は勿論、演出・構成・アレンジ・カメラ使いと、全てにおいて魅せられっぱなしでした。
 テンポも凄く良くて、あっという間に終わってしまった感がありましたね。

 それだけでなく、寮生達の部屋番号、他の寮生達の有無など、原作で当時設定が固まっていなかった部分をとても綺麗に整理してくれていました。
 特にピックアップすべきはやはり青木&佐藤の部屋番号の判明ですね。
 この様子だと、小説版と同様にアニメでもこれからの原作の展開における重要な“鍵”が仕込まれる可能性がありそうです。

 そして期待通り、見事なまでの「一色 慧」を表現してくださった櫻井さんには称賛の拍手を送りたい!
 本当にイメージピッタリでした♪
 ふみ緒さんの声は思っていたよりずっと明るめの声でしたが、すぐに慣れることができました。
 その声音と伝声管に怒鳴る様子から、『ラ●ュタ』のドー●を連想したのはきっと私だけでは無い(笑)。

 

 本当に今回の内容には大満足♪
 ただ・・・
 今回が本当に素晴らしかった分、尚更前回の内容を残念に思ったり。

 多分前回は悪い意味で原作そのまんまだったんですよね、改めて考えてみると。

 漫画(静止画)とアニメ(動画)の魅せ方って、全然違うと思うんですよ。
 原作の見せ場を、アニメという“動き”のある媒体で更にどう魅せてくるか、それを私は期待しているんだと思います。
 でもその一方で原作の素晴らしいシーンは変えないでもらいたい、という思いもあって・・・。
 原作そのものの良さと、アニメならではのアレンジのバランス加減。
 それは調整が非常に難しいことと思います。
 きっとアニメスタッフの方々も、そこらのバランス加減には毎回本当に配慮してくださっていることでしょう。
 我ながら、高いハードルをアニメスタッフの方々に求めてしまっていると思います。
 ですが・・・。
 第1~2話、そして今回のように非常に高いクオリティで原作を輝かせることが可能と証明してくださっただけに、どうしても期待してしまうんです。
 今回のレベルをぜひ、これからも維持していってもらいたいところですね。



 さて、次回のサブタイトルは【氷の女王と春の嵐】!!
 やったぁ!!!
 このサブタイ、これまでの中でも1・2を争うほどに好きなんですよ!!(><)
 よかった~選ばれてくれて♪

 た・だ・し。

 実はこの回(原作第8~9話)は、私にとって最大の鬼門だったりするんです。実のところ。
 そこをアニメは一体どう表現してくるのか。
 期待半分、不安半分です。


 



最新の画像もっと見る