あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第229話感想

2017-09-09 12:00:00 | 食戟のソーマ

 週刊少年ジャンプ2017年40号掲載
 掲載順第11位
 第229話 【3rd BOUT】

 

 

 

 

 

 連帯食戟の一日目が終わり、翌朝。(え?前夜のエピソードは無し?)
 宿泊先のホテルにて、3rd BOUTに向けて三者三様に士気を高める反乱軍代表トリオ。
 ・・・ホント三者三様に(苦笑)。

 創真はアリスと黒木場とでトランプ。(葉山はどこ?)
 そんな様子を観戦しているえりな。
 郁魅も気付いているように、一緒に混ざって遊びたいのが見え見えです(笑)。
 えりなはトランプ遊びが、しかも「七並べ」が特に好きですからね。(※公式設定)
 あ、創真が勝った。わーい♪



 と、そこへ茜ヶ久保ももが。
 叡山と斉藤綜明は先に会場へ向かったとのこと。

 ちなみに司と竜胆先輩は昨日の消耗のため、まだ部屋で休んでいるそうです。
 あそ。


 出会ってすぐは人見知りが激しいものの、時間を置けば結構喋る人物だった茜ヶ久保もも。
 「可愛いもの」が好きと言う茜ヶ久保ももは、創真達にも次々と「~みゃん」「~にゃん」といった猫の鳴き声系のあだ名を付けていきます。
 で、創真は斉藤綜明の「“そう”みゃん」と被ってしまうため・・・
 「幸ひゃん」。

 

 

 

 

 ・・・・・。

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

「幸ちゃん」の方がかわいい。
(どどーーーん)

 

 

 

 

 

 ですが、そんな様子を一色先輩だけは神妙な面持ちで見ていました。
 何故なら、茜ヶ久保ももがそういったあだ名で呼ぶ場合は相手を格下と思っている時のみだったからです。
 なんという・・・!
 ということは、斉藤綜明も格下に見ているという事ですか!?
 てっきり仲が良いからそう呼んでいたのだとばかり思っていたのに。

 なので、こうも考えていたんですよね。
 附田先生も茜ヶ久保ももと斉藤綜明は仲が良いと仰っていた事から、ひょっとしたら3rd
BOUTでこの二人が連携してくる可能性もあるかもしれない・・・と。
 ですが、この事実判明によってその可能性は消滅。
 やはりセントラル陣は一貫して連携を用いなさそうですね。



 そんな茜ヶ久保ももは、恵もあだ名で呼び・・・
 威圧たっぷりに挨拶するのでした。 

 
 ・・・ん?
 この様子だと恵の対戦相手って・・・。


 恵を
案じるタクミとえりな。
 そんな中で、創真だけは内心描写が全く描かれていないんですよね。
 それが逆に思わせぶりという♪





 場は試合会場へと移り、本番開始に向けスタンバイする創真達。
 タクミの声掛けに、恵はお守りを手にしっかりと答えます。(お。このお守り随分と久し振りに見たなあ~。)
 そんな恵に微笑む創真。
 頑張る恵を見守る創真の描写は、やっぱり何度見ても好き。(^^)



 恵、タクミ、そして、創真に声を掛けるえりな。
 「頑張ってね」

(⌒⌒)

 あのえりなが・・・。
 これまでは郁魅にも、新戸にでさえも、相手を応援する際は「期待しています」という上から目線の発言(&表情)しかしてこなかったというのに。
 こんな“対等”の言葉を掛けてくれるとは。
 掛けられるようになったとは。
 感慨深いです。



 そうして発表される3rdBOUT対戦カード。

 【第1カード】
 幸平創真 VS 斉藤綜明

 【第2カード】
 タクミ・アルディーニ VS 叡山枝津也

 【第3カード】
 田所恵 VS 茜ヶ久保もも


 ・・・・・・・・・・。

 おい。なんで創真だけ紹介文が悪口だらけなんだよ。(タクミのはまともなのに)
 ほんといい加減にしろ(怒)。


 ところで。
 ここの恵、いい感じに美少女に描かれてるな~と思ったのは私だけ?





 落ち着くよう、自分に言い聞かせる恵。
 これまでの特訓を思い返しながら。
 指導してくれた堂島先輩や城一郎達、そして―――

 

 

 

 

師匠ーーー!!??

 

 

 

 


 

 

 はい、そういうわけで。
 栗うさぎによる対戦カード予想

 

盛大にハズレました。
(/(^^)\)

 

 
 一つも当たりませんでしたよ。一つも。
 見事すぎていっそ笑えてきます。あっはははー。



 う~~~ん、おっかしいな~~~。
 タクミや恵はともかくとして、創真が茜ヶ久保ももと当たる可能性は結構高いと思ってたんですけど。
 タイムオーバーのため前回感想時に述べそこねた事なのですが、この遠月革命編が始まって以降、創真が闘ってきた相手っていずれもえりなのマイナス面的ファクターを持つキャラばかりだったんですよね。
 叡山は「創真への私怨」において。
 葉山は「本心から目を背けるところ」において。
 寧々先輩は「柔軟性の欠如」において。
 そして。
 司は「己の理念に合わないものは無情に排除しようとする点」において。

 あと残りのセントラル陣の中では、茜ヶ久保ももが一番えりなと共通するファクターがあるじゃないですか。
 「子供っぽさ」において。(核爆)

 ・・・まあ・・・。
 無理矢理こじつければ、えりなと斉藤聡明の共通点もあるといえばあるのですがね。
 それは、「役」を演じているところ。
 斉藤綜明は「武士」という役を。
 そして、えりなは「女王」という役を。
 今回の勝負を通して斉藤綜明のキャラがより掘り下げられたならば、えりなとの共通点も見えてくるかもしれませんね。





 さて、気になる勝敗の行方ですが、これは創真とタクミが勝利し、恵が敗北を喫すると予想します。
 恵の勝利の可能性として強力な助っ人が参入してくれたものの、これまでの展開で散々思い知らされてきたように、この作品は徹底して「現実」というものを貫いてきますから・・・。

 今回ラストの展開にひとしきり驚き喜んだ後、冷静になってみると・・・この展開に少し似たようなエピソードがあったことを思い出したんですよね。
 それが、創真と司が初めて料理勝負を行った時。第163164話
 
 あの時も創真は四宮との修行で得た成長を己の料理に存分に詰め込んだものの、実力差を埋めるまでには至りませんでした。
 あれほど創真にとって「最も大切なもの」が関わっていた勝負だったというのに・・・。
 なので多分今回も、恵の勝利の可能性は低いかと。
 ですが、この対戦カードは恵自身が言いだしたということですし、きっと彼女なりの考えがあるのでしょう。
 その考えが成就するよう祈っています!



 逆に、勝つ可能性ほぼ100%なのがタクミ。
 むしろ勝たなきゃおかしいレベル。
 だからこそ、この勝負では「タクミの勝利以上のもの」を期待します。
 タクミも叡山もお互いに創真に強い闘志を持つ者同士ですが、その感情は正反対。
 そんな「幸平創真という人物への見方」を此度の勝負で描いてくれたらならば、個人的には願ったり叶ったりですね。
 創真に対する闘志の一種の形として、『つきかげ』での特訓時(第201話)に見せてくれたようなアレンジの応酬による連携をタクミが創真と披露してくれたら、それこそ文句無し!!
 ケンカしつつも協力し合う創真とタクミの姿・・・是非見たいところです。(単行本24巻78ページ2コマ目は今でもお気に入り♪)



 附田先生が創真を斉藤綜明という関連性の薄い相手と組ませたのも、多分「本当の連携プレー」を存分に披露させるつもりだからではないでしょうか?
 「美作の仇討ち」という縁はあるかもしれませんが、斉藤綜明は美作を全く侮辱したりせず、とても好感の抱ける形で認めてくれていましたからね。(^^)
 そんな相手に「仇討ち」なんてのは、創真の性格から考えてもまず無いでしょうから。
 単独勝負ならば五分五分といったところでしょうが、誰かのサポートが得られれば間違いなく創真は勝てるでしょう。






 城一郎や堂島先輩が介入してきた時点でもう誰が登場しようがおかしくないと思ってはいましたが、まさか四宮師匠も直接指導してくださるとは思いもしませんでした。
 しかも恵に。
 でも確かに、地獄の合宿時に四宮が(未遂ではあるものの)勧誘したのは創真と恵でしたものね!!
 凄く納得。
 そして凄く嬉しいです。(^^)

 次回は修行内容と並行して、各テーマ食材が決定されるといった内容でしょうかね?
 創真は1stBOUTがあまりにもアレだったこともありますし(苦笑)、さすがに今回は斉藤綜明に有利な食材である「魚介類」には当たらないで欲しいところ。
 恵は「野菜」が当たってくれれば俄然期待が高まりますが♪(スイーツにも合うしね)

 四宮師匠の指導は厳しいでしょうが、恵も決意が固まれば根性のある子ですし、きっとついて行けることでしょう。

 むしろ。

 この事を知った乾日向子サンの反応が気になってしょうがない・・・。(^^;A)

 



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