あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第270話感想

2018-07-16 23:00:00 | 食戟のソーマ

 『火ノ丸相撲』連載200回突破おめでとうございます!!
 やはり初期から好きだった作品が長く続いてくれるのは嬉しいです。
 どうかこれからも頑張ってください!!(^^)

 本編の方も、火ノ丸が「闇」から抜け出でられて何より。
 勝敗関係なく、気持ちの良い取り組みを期待します!



 そして『ゆらぎ荘の幽奈さん』も表紙&巻頭カラーおめでとうございまーす!!
 第二回目の人気投票結果も発表されましたが、なんでコガラシの順位が落ちとるん?!?!?(泣) 
 今日び珍しい男前だってーのに!!誠実の鑑のような子だって―のに!!
 不服なのはそこのみ。
 前回と変わらずのTOP3は流石と言ったところですね。 
 
 そして、このタイミングに合わせて遂に「師匠」の登場という、コガラシの背景に触れる展開が!
 それにしても「師匠」がコガラシの初恋の相手でもあっただなんて・・・。
 コガラシが常に身に着けている勾玉も何かのキーアイテムであろうことは察していましたが、まさか師匠とお揃いの品だったとはなあ~。
 思っていた以上にコガラシの中の「師匠」の存在は大きかったようですね。

 それだけに、ラストの衝撃が重すぎる・・・。
 マトラがあれほど衣服を飛散させていながらも、「悲惨さ」にしか見えないというのがミウラ先生の描写力の凄さ。
 次回は真剣なシリアス回になりそうな予感バリバリで、気になって仕方ありません。

 

 

 ・・・その一方で・・・。

 

 

 

 週刊少年ジャンプ2018年32号掲載
 掲載順第9位
 第270話 【本当の犯人】

 

 

 本当は、今回の感想は書こうか書くまいか悩みました。

 でも。

 私の正直な気持ちとして、綴っておくことにします。



 まず最初に言っておきます。
 ごめんなさい。

 

 

 

 私は今回の章に“最後の希望”を託していたのかもしれません。


 ハッキリ言って前章の遠月革命編は、えりなについての描写はしつこいぐらい丁寧だったものの、その他の描写については

 

 

 

 

 

 

ず さ ん

 

 


 


 

 

 としか言えませんでした。


 ですが、なんとかかんとか譲歩したんです。
 附田&佐伯先生は「これから先」を見据えたうえで、敢えて描写しなかったのかもしれないと。
 遠月革命編はかなりの大長編だったため、多少の取りこぼしは仕方ないと。

 だから今章は大丈夫と思ったんです。
 短編になりそうだったので、これぐらいの短さなら整合性のあるちゃんとしたストーリーになってくれるだろうと。


 

 なのに。




 なにシレッと戻ってきてるんですか?
 お客を捨てて逃げるなんていう「プロ」の面汚しをしやがった旅館の連中は。

 「プロ」としての意識が低いなんてもんじゃありません。酷すぎます。
 本当にこれまで誇りを持って営んできた人達なのですか?

 しかも、創真や乙鳴旅館の板長さんを通して「プロとしての誇りを持つ者がこんな行動を取るのは不自然」と、何度も描写されていたというのに。
 これだけ思わせぶりに描いておきながら、この矛盾かつ軽薄極まりないオチは何なんですか一体。

 失踪した件にモナールカは関与していないと知った際は、良いミスリードになるかもと期待したのでしたが・・・
 裏切られました。
 またもや。



 遠月革命編から徐々にこういった感情を抱くようになってはいたんです。
 あまりにもスジが通っていない展開への・・・
 怒りを通り越した、失望を。

 それが今回で、遂にトドメを刺されてしまった気分です。

 

 

 ・・・もうやめた方がいいのでしょうか。
 考察するのを。
 深読みするのを。

 ・・・期待するのを。

 

 

 約三年ほど前の私なら、今回の展開にワクワクしながら次の展開への予想考察に考えを巡らせていたことでしょう。
 新生十傑の配属に。
 そうなった経緯に。
 そして、「サイバ」に。

 でも。

 いくら考えを馳せても、今のこの作品はそれらの予想を、期待を、ことごとく悪い意味で裏切っていくようにしか思えません。

 

 

 どうしましょう。

 これまでの中で一番、私のこの作品への“熱”が下がってしまっています。

 哀しいです。

 この作品に、こんな感情を抱いてしまうことが。

 こんな捻くれた目線で見てしまうことが。

 

 

 

 お願いですから附田先生、佐伯先生。

 私に“熱”を取り戻させてください。

 夢中でこの作品を応援できていたあの時の“熱”を。