今週号のジャンプは、『ワールドトリガー』が表紙&巻頭カラー&人気投票結果発表。
なんだかアニメ化決定となった途端に持ち上げられ方が半端無いのは私の気のせいでしょうか(汗)?
で、そんな人気投票で栄冠を手にしたのは誰かというと・・・
第一位:三雲 修
おおおおお!!
修おめでとー!!
いやこの結果には驚きましたが同時に嬉しかったですね~。
私も『ワートリ』の中で一番応援しているのは修なので。
それにしても、応募総数が25981通って・・・凄いな!!!
『ソーマ』の約3倍・・・うおお。
それだけ『ワートリ』はジャンプ本誌からのファンが多いということなのでしょうね。
それに対し『ソーマ』は、単行本を軸としたファンが主なのかも。
本編も熱い展開になってるし、この勢いのままアニメ化を迎えてもらいたいものです。
それでは遅くなってすみませんでした!今週の『ソーマ』感想いってみましょう!
週刊少年ジャンプ2014年28号掲載。
掲載順第4位。
第73話 【細を穿つ】
さて、叡山からの刺客とみられる巨漢と相まみえることになった創真。
前回ラストシーンを読んだ時、「あれ?他の人達は?」と思ってたのですが、創真君が寝坊しちゃって、一人遅れて会場に向かってたところだったのね。(^^;)
でも無理矢理起こしてなくて良かった。
前日あんなに頑張ったんだもの・・・、出来る限り休んでもらいたいから。(^^)
そして謎だった巨漢の顔が遂に公開。
予想を全く裏切らず、ホントに16歳かと疑わざるを得ない強面人物でした(汗)。
まさにヤンキーな叡山の手下に相応しいといった感じ。
予選の時に嫌味ともとれる発言をされたこともあり(第59話)、創真さん、お顔がダークサイド(汗)。
ですが、そんな創真に対して巨漢が口にしたのは、「一緒に会場まで行こう」という意外にも親しげな申し出。
特に断る理由も無かったので、創真はその申し出を受けることに。
ということで、ちょっと待ってろと、乗っていたバイクから降りる巨漢。
そのバイクの厳つさ(前回も言ったけど、「普通二輪車」だよね???)に、持ち主である巨漢にもワイルドな印象を抱く創真でしたが・・・
・・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
なにこのゆる~く笑いを誘う3コマ漫画。
とりあえず3コマ目の創真くんは、今週の「ベスト・オブ・ソーマ」に決定ということで。(鳥さんが・・・v 鳥さんを・・・v)
なんと見た目からは想像もつかないほど、非常にマメで几帳面な性格だった巨漢。
「微に入り細を穿つ」を信条とする、そんな巨漢の名前は『美作 昴』。
「美しいものを作る」と書いて「みまさか」か~。
ほんと創真の言うとおりキレイな名前だし・・・、良い名前だね。(^^)
ちなみにそんな自分の名前が、上着の裏に刺繍されていた美作。
はい、勿論手縫いです。(みまさかが~夜なべ~をして~♪)
ヤバい・・・ヤバいよ良いキャラすぎるよ美作・・・。
っていうか創真がこれほどツッコむのも珍しいよね(笑)。
そんな美作の外見に似合わぬ真面目さに、創真は警戒を緩めて一緒に会場へと向かうのでした。
その頃、会場内では第三試合のお題が発表されていました。
それは「ハンバーガー」!!
なんとも意外。かつなんとも一般的な料理が挙げられましたね~!(っていうか、「食材」のお題じゃなかったね。こりゃとんだ早とちりを★)
予選の「カレー」に始まり、第一回戦は「お弁当」、「ラーメン」、そして今回の「ハンバーガー」と続く、今回の選抜のお題。
それらのお題に、丸井は何か気付いたようですが・・・。
続いて発表される、注目の対戦カード。
果たして栗うさぎの予想は・・・!?
当たった―――!!(\(^0^)/)
第三試合は葉山VS新戸となりました!!
ようやく、よ~~~やく予想が当たってくれましたよ!イエーイ!
念願の、スパイスのスペシャリストと薬膳のエキスパートの対決がここに実現です!!
アメリカの国民食「ハンバーガー」。
そのお題からしてみれば、若干葉山が有利・・・と言えるかな?
そんな葉山がまず出してきたのはドネルケバブ!
おお~特大の肉の柱…!中々ワイルドだな~。
これは「ミートマスター(いや、「ミートジェネラル」?)」の郁魅は気になるところでしょうね。
片や新戸の方はというと・・・
な、ななななんとスッポン!!
薬膳ではお馴染みな食材ですが、ハンバーガーに用いられるのは、これまでの料理漫画の歴史上でも初なのでは?
何とも大胆な組み合わせを仕掛けてきましたね~。どんな仕上がりになるのか全然想像がつきません。
予選の際は「四物湯」カレーで審査員達を筋肉ムキムキにさせた新戸ですが、滋養強壮として有名なスッポンを用いたハンバーガーによって、今回はどんなリアクションを審査員達は起こすことになるのでしょう?(「若返り」しか思い浮かばない、稚拙なアタマの栗うさぎ)
そのスッポン。
これが生きたまんまのシロモノでした。(葉山とは違う意味で、新戸もなかなかワイルドね☆)
ということで、新戸は捌きに入ります。
裏返されて、伸び出たスッポンの首を一刀両断★
微塵のためらいもなくスッポンの首を切り落とした新戸に、観衆達は青ざめてますが・・・
そりゃそうでしょ。
解体にいちいち躊躇していたら、料理人なんてやってられません。
まあ、私も生きたままの状態で包丁を入れる際には、さすがに手を合わせずにはいられませんけども(苦笑)。
どうやら新戸は、スッポンの血も料理に使うつもりの模様。ソースにでも用いるつもりなのでしょうかね?
スッポンの生き血も確かに滋養強壮の薬としてよく飲まれたりしますが・・・。
う~ん、リアルな解体シーンが描かれているためか、な~んか料理に血生臭いイメージがついちゃったかもです。
そのイメージをどう払拭するのかも、また見どころですね。
甲羅を取り、露わになった内臓にこれまた青ざめる揚げ物コンビですが・・・
そりゃそうでしょ。
この世のほとんどの動物は、表面の皮を剥がせばこういうものなんですぜ?(←ある意味問題発言)
ここらへんはジビエを実際に飼育しながら調理しているだけあって、吉野が解説役になっていますね。
丸井はもとより、榊も、そして今回は吉野も解説役を務めあげ・・・、果たして揚げ物コンビに解説役が回ってくる時は訪れるのでしょうか???(訪れないと思うけど)
そんな新戸を恍惚としながら見ている人物が一人。
やっぱり出番があったか貞塚。
・・・北条・・・今何してるのかな~・・・。
その一方で、恵に急かされながら試合会場へと向かう創真。どうやら恵に会う前に、美作とは別れた模様。
マイペースで動じない創真にツッコミが入る。うん、やっぱりこれが通常スタイルですよ(笑)。
その途中で、第三試合の組み合わせが葉山と新戸になったという事を聞き、最後の第四試合はタクミと美作になるのか、と考える創真ですが、そこである事に気付きます。
前回イサミが、タクミの出番は何回戦になるのだろうと口にしていたことから、どうやら第三・四回戦出場の選手には、自分が何回戦に当たるのかは知らされていなかった様子。
なのに、第三試合が始まった頃に、創真と同じタイミングで会場入りしていた美作。
ということは・・・美作は事前に自分の対戦順を知っていた・・・?
そんな疑惑が浮上した美作は、一人廊下を歩きながら、何かをブツブツ呟いていました。
・・・まあ、なんだ。
創真ファンとして言わせて頂きます。
美作さん、ありがとう。
さて、語りたいことは諸々ありますが(笑)、まずは一回戦第三試合について。
念願の[葉山VS新戸]となってくれた第三試合。
これまた偶然にも、お互いの調理服が「黒と白」☆
そんな二人の勝負が始まったわけですが、最初からスパイスと生薬のぶつかり合いにはならず、まずはパティに使用する肉的部分から双方仕掛けてきましたね。
ドネルケバブを用い、旨味のインパクトを与えてきた葉山と、スッポンという超意外な食材によるインパクトを与えてきた新戸。
現時点では、単純に食べたいと思わされるのは葉山の方ですが、どんな料理になるのかという興味においては、新戸の方が上ですね。
次回はバンズにも焦点が当たってくることでしょう。
今回二人が挑むお題は「ハンバーガー」。
ラーメンをも通り越した、ファーストフードの代表格です。
これまでのお題を通して見ると、実家で作った経験のあった「お弁当」に創真が当たったのは、かなり運が良かったと言えるんですね。
「ラーメン」も「ハンバーガー」も、定食屋には無いメニューですもの。
・・・・・・・・・・創真に「お弁当」が当たったのは、叡山が裏工作していたから・・・というのは考え過ぎですよね?
そして。
予選から続くこれらのお題・・・。
日本独自の進化・発展を遂げた料理が選ばれているのでは?
予選のお題であった「カレー料理」は、日本人の好みに合った形に変貌したカレーライスを筆頭に、カレーうどんやカレー炒飯、カレー鍋やカレーまん等々、それこそ数えきれないほどの派生料理となって発展を遂げましたし、本戦第一回戦第一試合の「お弁当」は、既に本編(第62話)で説明されている通り。第二試合の「ラーメン」は、このブログの第67話感想でも述べましたが、世界でも高い人気を得る程までに改良・進化された料理です。
そして今回の「ハンバーガー」。
これもまた、当初のビーフバーガーやチーズバーガー等から日本独自の発展を遂げ、今ではコロッケバーガーや月見バーガー、フィッシュバーガー、果ては日本食との合体作であるライスバーガーや金平バーガー、かき揚げバーガーなど、非常に個性豊かかつ多種多様な料理へと相成りました。
・・・もしこの考えが当たっていたならば。
言ってやりたいことがあります。ある人物に。思いっきり。
なので、どうか当たってますよーに!
・・・これら、世界でも評価される日本の食文化。
そして、合宿編が実は選抜編に繋がっていたことを考えると・・・。
今度はこの選抜を土台にして、世界の料理学校との対抗試合開催!とかいう展開がやってきちゃったりして☆
でもあながち冗談にならないんですよね~この漫画の場合。
第一話から城一郎を通して世界の食風景が描かれていますし、合宿編で最大の敵となった四宮は外国で活躍しているし、何より“創真のライバル三本柱”(←勝手に命名、でも本気)であるタクミ・葉山・黒木場らも全員外国出身だし。
何気にこの漫画は国際色が豊かなので、グローバルな展開もあり得ると思います。
さて。
今回満を持して登場となった、8人目の本戦出場者『美作 昴』。
いや~~~久し振りに「良いキャラだ!!」とストレートに思わされるキャラですね!
凄みながらも言ってることは超真面目で律儀だわ、でかい図体に反してやることはコマメだわで、そのギャップにかなり愛嬌を抱けました。
ラスト部分で油断ならない面が描かれてはいましたが、悪い奴ではなさそうです。(^^)
根は良い奴そうではあるものの、やはり美作は叡山の手下とみてまず間違いないでしょう。
インテリヤクザな手腕を持つ叡山の手下だけあって、美作も相手の超詳細な情報を元に対戦方法を探るという(これまた図体に合わない)インテリタイプのようです。
っていうかキミ、将来料理人じゃなくプロファイリングの仕事に就いた方がいいんじゃない?
そしてそしてそして。
そんな超細かい美作のお陰で、色々と判明した創真の個人情報。(改めて、本当にありがとうございます美作さん)
もはや創真のこういった設定は公式設定資料集でも出ない限り知り得ることは出来ないだろうと思っていたので、思わぬプレゼントでした♪
創真の血液型は、「やっぱり」といった感じ。
彼のマイペースさは、もはやツワモノレベルですからね~(笑)。
誕生日が明かされなかったのは残念でしたが、私としては創真は春産まれのイメージですね。
そして、星座は多分牡羊座かと思うんですよ。
少なくとも「火」属性の星座である可能性は高いかと。
そして創真以上に細かいデータが披露されていたタクミ。(一体どうやって調べたんだか)
あ、やっぱりタクミは創真より背が低かったか☆(本人に言ったら絶対凹むだろうから、敢えて追及しないでおきましょう/苦笑)
多分タクミは「地」属性の星座かと。
乙女座だったら一部のファンがネタにしそうな気が(爆)。
ちなみに、恵は「水」属性(おそらく蟹座)、えりなはほぼ間違いなく山羊座だと私個人としては考えてます。
とまあ、第三試合の内容判明以上に、美作が色々とオイシイ所をもっていってしまった今回。
女性読者は拍手喝采で喜んだ反面、男性読者は「恵やえりなの個人情報は!!!???」と叫んだに違いありませんね(苦笑)。