今日は4月1日。
エイプリルフールであり、消費税8%開始日であり、新年度の始まり。
職場の勤務体制も色々変わり、今年度も色々ありそうです。
発表からだいぶ経ってしまって申し訳ありませんでしたが、『静止画MADコンテスト』の第二次審査エントリー作品の個人的寸評をば。
まずは「ワールドトリガー」部門。
『白と黒』
これが総合的に見て一番バランスが取れていると思いますね。
主役二人の絆やあらすじ、テンポ感や魅せ方など、初めて見る人でも興味を持つように作られていると思います。
導入の仕方も独特で良い感じですし♪
そして『The Man from Neighborhood』。
選曲が全作品中唯一のジャズ系というのもあって、ダンディズムな独特の魅せ方をしています。
スピーディさは無いものの、「カッコ良さ+オリジナリティ」だったらこの作品が一枚上手といったところでしょうか。
一番笑えたのが『FIGHTING』。
レプリカいい仕事しすぎ(笑)。
センスも良かったのですが、それだけに音楽が中途半端で終わってしまったのが個人的に勿体無く感じられました。
技術的にぶっ飛んでいるのは『たまこま!黒トリガー争奪戦編』。
もうこの方プロですよねプロに間違いないプロだと言ってください(ノンブレス)。
このクオリティの高さはもう絶句ものです。
一体どうやったらこんな凄いの作れるのでしょうか…。
かっこいい系がほとんどな中、唯一異色のほんわか系である『三雲隊・改』。
バトルメインのこの作品を、独自のセンスによってこんなにも可愛らしく温かく仕上げたのは凄いと思いますね。
作品への愛情が伝わる、観ていてほっこりとなる作品ですv
そして「食戟のソーマ」部門」。
個人的優勝候補筆頭なのが、『【静止画MADコンテスト二次】 食戟のソーマ』。
もう、さ・す・が!!!としか言いようが…!!(><)
独特の個性が一際印象的だった『華』とは趣向を変え、今回は王道な作風にしてこられましたね。
でもこの方は、王道的な物も個性的な物も両方作れるお方ですから。(^^)
相変わらずのテンポ感に加え、更に洗練されたセンスと技術、そして大まかなあらすじや人間関係も汲み取れる見事な構成。
そして新作を拝見するたびに思うのですが、“間”の演出が天才的!!
今回も音楽にピッタリ合った、目を釘付けにさせる演出を披露してくださいました。
「もっとこの方の作品を見てみたい!!」と思わされる非常に上質な作品です。
「公式MAD」としてなら、最も相応しいと思うのが『トリックスターの理念』ですね。
『【静止画MADコンテスト二次】 食戟のソーマ』が綺麗さとテンポ感が持ち味なら、この作品はCG技術と見やすさが持ち味といったところでしょうか。
もちろん作品のあらすじやキャラ紹介なども非常に上手く演出して組み込んでいます。
個人的にはこの作品もかなり好きではあるのですが、良くも悪くも無難な作品かな、と思ったりも。
そして色々と・・・本当に色々と波紋を巻き起こした(苦笑)、『一回も読んだことない食戟のソーマを再び描いてみた』。
はっきり言わせて頂きます。
私はこの作品、嫌いではありません。(←えー)
っていうか。
この作品が優勝しても、驚きこそすれども不満はありませんね。(←えええー)
私が初めてこの作品を拝見した時。あまりのシュールさがいっそ清々しくて、笑ってしまいました。
まあ、原作を知らない人がこのMADを見た後に原作を見たら、まず間違いなく「騙された!!!」と叫ぶでしょうが(大苦笑)。
全て手書きというMADがこの作品のみだったというのもありますが、附田&佐伯先生がこの作品を二次選考に残されたのも個人的に納得しています。
とんでもない駄作かもしれないけど、強烈な印象を与える忘れられない作品。
そう、まるで創真のゲテモノ料理のような。
そんな独特の味わいがある作品ですね。
『one or』は一番明るくてポップな作風ですね。
この方の作品が、一次選考から一番腕を上げてこられたなあ~と思わされました。
「お!」と思わせる魅せ方もあり、センスの良さをかなり感じさせます。
最後は『一握りの料理人へ』。
この方が一番作品のUPが遅かったのですが、それも納得。
この作品にはつい最近のジャンプ本誌の原作絵が使用されています。
きっとギリギリまで粘って作成なされたのでしょうね。
個人的には1:12からの創真とえりなの対比カットがかなり好きです。凄く上手く選んだなあ~と感心。(それだけに、もう少しゆっくり見たかった・・・/苦笑)
説明文がやや多いですが、原作のあらすじを知りたい方にはこの作品がうってつけかと。
とまあ、いずれも大変素晴らしくも個性豊かな作品ばかりでした。「ソーマ部門」は特に。
どなたかがコメントで仰られていましたが、もう二次選考に残った方全員で先生方と焼肉を楽しんできてくださいと言いたい・・・!!(><)
大層な時間と手間を掛けて、これらの作品を創り上げてくださった製作者全ての方に感謝です!