SPAT

Senior Photographer Atsuo の略

吹矢地区他撮影旅

2015-02-02 16:58:07 | Weblog
岡山県の山中にある吹矢地区を訪ねた。江戸時代から昭和初期にかけて、ベンガラ(Fe2O3)を産出し、栄えたが、化学物質にとって替わられ、今は衰退している。

しかし、今見ても豪壮な建造物でお城のようなたたずまいを見せていた。
特別な鬼瓦があり、見事だ。


現在の街中を歩くと、人陰は少なく静かだ。其の中で、ベンガラで染めた暖簾、紙が販売されていた。
消防車の小屋もベンガラで塗装されていた。
もう一軒の大きな西江邸は天領大庄屋を務めた名残が残り、子孫の方が、説明して下さった。
郷倉と呼ばれる非常時の貯蔵庫だった倉の中には今も、立派な竜吐水(手押しポンプ)が残されていた。
翌日、倉敷市を早朝に訪れ、観光客の少ない中で、白壁、倉、水辺を歩いた。
女性の一人歩きも散見された。又、ガラス細工のお店があり、展示品を撮影させて貰った。

元紡績会社を利用したホテル、売店があり、蔦(アイビー)が名物らしい。

10時頃には観光客がガイドさんに引率されて多勢来られた。その後、鞆の浦へ廻ったが、寂れて、シャッター街を見た。其の夜はうさぎと毒ガス研究で有名な、大久野島で泊まった。雨が降り、ウサギとは遊べなかった。ここは国民休暇村で、今は静かで料理も美味い。
翌日、尾道へ出て、千光寺へロープウエイで登り、小雨の中、文学の道をゆっくり下った。
以前訪れた喫茶店でお茶を飲む予定が、店が閉じられていた。

翌日、錦帯橋へ出た。雨が上り、橋は乾いてやや風情に欠けたが、二人連れを入れて、太陽を写して1枚撮った。

最後に広島の厳島神社を見に行ったが、干潮でイマイチの風情だった。しかし、吹矢、倉敷市内商店街、鞆の浦に比べると賑やかだった。


広島では牡蠣、お好み焼きを楽しむ予定だったが、時間的に無理があり、パスした。
気温は関東並みだったが、風が無く、寒さは感じなかった。

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