SPAT

Senior Photographer Atsuo の略

佐渡島撮影紀行

2008-05-15 23:40:56 | Weblog
5月7日-9日、佐渡ヶ島紀行。新潟港からジェットフォイルで1時間。両津港からレンタカーで西側の尖閣湾へ。漁港、岩礁の波を撮る。春日崎温泉のホテル大佐渡に泊まる。夕日が眼前に広がり、太陽の加減で良否が決まる。南端の小木港付近の宿根木は小さな村だが、船大工が作った家並みが集まり、瓦屋根が重なり、船型の家、竹の防風塀等変わった光景が見られた。タライ舟も見たが、今ひとつパットしない感じだった。小さな味噌工場があり、見学し、味噌汁を振舞ってくれた。日本酒蔵の見学も可能で、製品の利き酒もさせてくれ、皆さん好意的だった。定番の佐渡金山を見たが、ロボット工夫達が昔の状態を再現していた。大変な労苦だった様で、囚人が多用されていた様だった。佐渡はもっと小さな貧しい集落かと思って居たが、水田があり、1000m級の山があり、雪が残り、スキー場もあり、予想が外れた。食べ物も新鮮な魚介類、野菜、米、酒、味噌、醤油、果実、菓子等豊富で自立可能の島と思われた。老人が多いが、小中学生の姿もあり、全くの過疎ではない。道路も良くなり、全島1周の45号線がある。街中は両側に駐車し、通行困難な所も多い。昔の金山景気の名残を求めたが、大きな老朽化した家屋、神社、漁村があるが、これと言った目だった痕跡は撮れなかった。地元の人はこれが金鉱石の残渣だと言って白い筋のある石を見せてくれたが。夏は良さそうな海が広がっていた。

2008年日本丸 総帆展帆・満船飾

2008-05-05 14:38:57 | Weblog
4月29日、桜木町から横浜港へ行き、日本丸の帆を揚げる作業を見た。初めてだが、大勢の人が集まり、ロープを解き、順次帆を下ろし、固定すると帆が張られた事になる。三角形、台形と種々の帆があり、張り終えるのに約60分要した。それにしてもロープが多い。最初に全員が配置に着き、分担を決め、順次リーダの笛で、ロープを緩めたり、引っ張ったり、固定したりと作業量が多かった。ボランテイアが大勢参加して練習の上、作業しているらしい。帆桁の上に乗っかり、ゆれるロープの上で作業するのは難しい。
何を撮るか、難しかった。色々な作業中の様子を撮る事にした。18-200mmのズーム、PL,三脚を着け、色々な角度から撮る事にした。快晴、白い作業服、白い帆布、白い雲と白いモノずくしなので、飛ばない様に設定した。女性もかなり帆桁に乗っていた。ロープだらけの帆柱にマシラの様な多くの人影が見えた。総帆展帆の全景より、少し影のある皺のある帆の方が迫力があった。満船飾は万国旗を上げ、日の丸が翩翻と翻る様は絵になった。
大桟橋へ回ったが、特に撮りたいモノは無かった。

続4月花紀行

2008-05-05 12:46:54 | Weblog
14日、京都発7時41分樫原神宮行特急、樫原神宮で吉野行特急に乗り換え、9時30分頃着。バスで中千本まで登り、小雨の中、撮影した。その後、下千本へ歩き下り、茶屋で食事しながら、上の一目千本の桜を撮影したが、山全体を埋め尽くす様に咲く桜は初めてだった。案外竹林が多く、竹と桜を組合わせたが、曇天で光が少なく、イマイチだった。

24日、長野県わさび田を撮影したが、小雨でぬれた砂・わさび田独特の曲がりくねった畝を寒冷紗を装飾的に取り入れて撮った。雨合羽の作業者も今回は撮れた。
近くのふるさと公園は桜満開だったが、我々以外誰も居ない贅沢な花見だった。

25日、上高地へ入った。開山2日目で人出が少なく、遊歩道は雪が残り、並みのウオーキングシューズでは水浸しになった。でも雪山に雲が架かり、赤みがかった若葉も見え、晩春の清爽感が満ち溢れていた。透き通った清流も心地良かった。
今年は、前回の記載の権現堂堤、石山寺を含め、天候、開花時期に恵まれたが、作品的にはデジタルが増え、プリント処理により出来栄えが左右された。
更に勉強する必要がある。以上