飛騨高山撮影紀行

11月5日・6日、長野道松本ICを下りて安房トンネルを抜けて飛騨高山へ。途中、風穴の里で色ずく山々を撮影。飛騨高山城山公園で木々の黄葉、紅葉を撮る。その後、高山の市内を歩き、宮川の中橋、古い町並みを撮る。小京都と言われる町並みだが、やや新しさが気になる。
翌日、早朝から宮川朝市を歩いたが、あまり人手が無く、活気が無かった。東山寺町を遊歩道を通って歩くと、外人さん、土地のおばあさん等が散歩し、お寺では近所の人が落葉を掃除して居た。朝日が入り、逆光で紅葉・黄葉が輝き、水路が光る。京都と違い、遊歩道は連続して歩き易く、便利だ。
その後、飛騨の里へ移り、合掌造り、古い農家、農作業小屋、茅葺作業、水車小屋、しし脅し、農具等、自然とうまくマッチして人工公園にも拘らず、あまり不自然さを感じなかった。2日間、好天に恵まれ、紅葉も丁度だった。今年は秋には恵まれた様だ。

山形県姥湯温泉・白布温泉撮影旅

2008年10月22日－24日、姥湯・白布温泉へ車2台、10人で出掛けた。JR山形線(奥羽本線）峠駅は木造の大きな防雪囲いを有した古い駅舎で、不思議な雰囲気を醸し、山形新幹線が通過し、タイムスリップしたような感じ。狭い、ヘアピンカーブが連続する急坂を姥湯温泉へ向う。切り返しが必要な箇所もあり、2台目は間隔を明ける必要があった。周りは秋の気配濃厚で全山紅葉黄葉で覆われていた。宿は一軒家で山肌を流れる天然温泉は硫黄が匂い、野趣満点。翌日は曇天の中、滑川温泉付近で渓谷を撮影、笹野観音堂を撮影、早めに白布温泉着し、白布大滝を撮影、急傾斜を下りるので三脚を諦めたが、滝には必須だ。最終日は雨に降込められたが、白布峠を経て吾妻スカイバレーを通過したが、絶景の連続。裏磐梯へ降り、桧原湖、大沢湖、五色沼出口で濡れて輝く紅葉に心を奪われた。やや暗いが、写り込み、落葉、すべる岩場、木に纏わり付く蔦、総てが絵になった。