パピーウォーカー日記 エルとともに

2008年11月1日より、パピーウォーカーのボランティアをはじめました。
盲導犬候補生のエルと暮らす日々を綴ります。

家庭訪問

2009-01-14 15:00:51 | ~3ヶ月目
 本日盲導犬協会の訓練士Iさんの2回目の家庭訪問でした。

 今回は散歩の様子の指導が主でした。Iさんの前ではいつもよりもずっとおりこうなエル。歓迎のジャンプも2回ぐらいで静まりました。

 まずは普段の様子をお話して、本来は、センターに入るまでは、ワンツー以外何も教える必要はないそうなのですが、カフェなどに行くときに必要なので、ダウンの教え方も教えてもらいました。おもちゃで誘導してもらって、さっとダウンしている、、、エル。いくら教えてもできなかったのに、訓練士さんはすごいね。



 それから散歩へ。私と夫が普段のように散歩している様子をみてもらいました。
 いつもは、引っ張るし勝手に走り出すし、私がエルを散歩させているんじゃなくて、エルに私が散歩してもらっているようなのに、いつになくよいこです。拾い食べもせず、私のペースに合わせて歩くエル。散歩の途中でツーをしました。始末している間は、お座りをして待たせたほうがこれから大きくなったときに何かと助かるというご指導がありました。

 夫と交代してもよい子は続きます。

 それからIさんがリードを持って散歩しながらいろいろ教えてくださいました。
 もっとエルに話しかけたり、時々歩く速度を変えてみたり、回転してみたりしてリズムを変えたりしてリードを持っている人に関心を持たせてくださいといわれました。回転するのは、変な人と思われそうで心配ですが、人が見てないところでしてみよう(?)また、いろいろなところをクンクンするのは、ほかのワンコのにおいをかいているので車が通らないところなら、道の真ん中を歩くとどうですかといわれました。
 盲導犬候補生としていろいろ経験するために、たまには駅に行って、階段を昇ったり、エスカレーターに乗ってみたり、小学生の下校時間に合わせて学校に行きこどもがいっぱい歩いている風景をみせてあげるといいそうです。
 
 次回の家庭訪問は、6ヶ月目くらいの3月くらいにいらっしゃるそうです。ワンコはそのころ人間でいえば12歳くらいで、思春期で、ちょっと、反抗期っぽくなるそうです。面白いなー。そのころは、エルとどんな暮らしをしているんでしょう。エルはどんなに大きくなっているのでしょう。