拝啓、Bovensiepen様。

November of 2004, It was love at first sight...

Never Say Goodbye

2006-12-13 23:45:01 | Weblog
一時代の終焉・・・そう思いました。

私と同じB3・3.3クーペのオーナーのryoさん。私の恩人です。
そのryoさんが愛車を手放されるとのことが、ご自身のHPに掲載されていました。またそれに伴いHPも今月いっぱいで閉鎖すると。
見間違いだと思いたかったのですが、何度見てもWeb上の文字は変わりませんでした。

でも実は私、こんなこともあるのではないかと最近思っていました。
もちろん漠然とですが。
ここ数ヶ月のryoさんの書く記事はどこかボルテージの上がらないものが多かったですから・・・。全てやることをやってしまったがゆえの停滞感・・・そんな感じでしょうか。

本当に残念です。
例えるなら、自分の卒業した学校が廃校になってしまったかのような気分です。
言い換えるなら、ryoさんを通じて得た知識、友人、現在の居場所(このblogもそうです)は代えがたいものだったと言う事です。
楽しかった。
充実してました。
クルマという趣味を持っていて良かったと何度も思いました。
私にとってHi-Balanceという場所は、アルピナへの道標という存在であり、道に迷った時の指標でもあったのです。

クルマはいつか別れなければならないものですから、ryoさんの決断も致し方ありません。
でも、いつかまた戻って来られることに期待したい・・・。
そんな複雑な気分でもあります。
ryoさん、無茶苦茶なこと言って、すみません。
でも、これが偽らざる本心です。

足掛け6年を共にされたB3。
大事にメンテされ、時に豪快に、時に繊細にアルピナの味を開花された個体。
ryoさんの後のオーナーさんは幸せ者ですね。
私が乗りたいくらいです(笑)

しばらくは147に愛情を注がれるようです。
生まれた国は違えど、今度はカングーで繋がりを持っていきたいですね。
あ、でも私のは「ほのぼのカー」だから147相手はきつかったりして(笑)。


乗り手の考え方(その人の個性)がお互いに理解できる。

この2年間、私はryoさんと、ryoさん経由で繋がった方達、blogを介してお付き合いさせて頂いている友人の方達とそういう付き合い方をするよう心掛けてきたつもりです。
それはクルマ自慢ばかりじゃない、もう一歩踏み込んだところでお付き合いをさせてもらおうと思ったからです。
出会う方達は皆、「人間性」の豊かな方々ばかりです。
アルピナに乗らなかったら、そういった出会いはあり得ないはずです。
そういう意味では、「ryoさんがB3を所有しておられる間」にryoさんとお会いできたことは、正に僥倖だったと言えるでしょう。

長い間、HP運営お疲れ様でした。
2年もの間、私の面倒を見て頂いてありがとうございました。
でも、さよならは言いませんよ?
だって、次の言葉は「これからもよろしくお願いします」ですからね(礼!)。
コレまでと同じように、ヒマな時で良いんで寄ってみて下さい。
ryoさんならいつでも大歓迎ですから。

残りはあと2週間ちょっとですね・・・。
今年いっぱいまでの最後の記事、期待してます。

銀色の小僧・tomより。



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2 コメント

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お世話になりました (ryo)
2006-12-14 19:33:39
E46は90がデビューして時間が経つのにまだ古さを感じさせませんね。やはり出色のデザインですね。

特にクーペ・・それも前期型が特に良い。バランスがとれて均整な体躯に知的なボディライン。ギミックさをあくまで廃して、潔く直球の一本勝負です。プレスラインや面構成とつながり感。最近よく使われるようになった表現ですが「デザインの耐久性」が、かなり高いのです。

最近E90と46を正面から映した画像を拝見しました。90好きの方には本当に申し訳ありませんが、顔(お面)が今ひとつです。見慣れても分水嶺を越えてきていない琴線に触れられないものはダメですね。ダメ。クーペも新しさとまとまり感は確かに感じますが、過度な無機質感が好きになれない。イメージはお化粧直しを、凄く上手くしたという感覚かな。


まさにE46・・特にそのクーペは、脈々と流れてきたBMWのクーペのDNAを、しっかりと受け継いだ魅力溢れるモデルなのです。ボディサイドからの眺めは・・デコラインが入って、いっそうシャープに伸びやかにアクセントを追加するのですね。

一度、真上から眺めてみて下さい。スリークな限られたディメンションの中で、四隅の絶妙なエッジで構成されたデザイン。微妙なフェンダーアーチ(オーヴァーフェンダー)の張り出しと配置による独特のマッシヴさも理解できると思います。

私は根性が無くて降りてしまいましたが、国宝級!のB33.3クーペを乗り続けて上げて下さい。tomさん・・お世話になりました。
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こちらこそお世話になりました。 (tom)
2006-12-14 20:02:10
おそらく、誰よりもE46B3を理解し、愛しておられたであろうryoさん。
そんなryoさんが降りられたことは大変残念なことでしたが、時は移ろうもの。
果たして次にryoさんが選ぶ伴侶はどんなクルマなのか?非常に楽しみでなりません・・・。
個人的には、華麗なryoさんには是非次もクーペに乗って頂きたいと思います(今度はボクスターなんかいかがですか?・笑)

ホントにryoさんとは好み・嗜好が似ている気がします。E90についても・・・(笑)
おそらく今後2度と現れないであろう超絶スムーズネスの直6モデル。大切に維持していきたいと思っています。

ryoさん、今後も変わりないお付き合いをさせて下さいね。
それでは。
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