確実に金持ちになる「引き寄せの法則」 ウォレス・ワトルズ著 川島和正監訳 1910年初版

確実に金持ちになる「引き寄せの法則」 ウォレス・ワトルズ著 川島和正監訳 1910年初版
《読む目的》引き寄せる！
《お勧め度》★★★★★
《発見》人と競争することなく、思考し創造することで豊かになる。

《ポイント》
◼︎基本原則
第1の事実 万物は、ただ1つ「形のない物質」から造られている。自然界の有機的、無機的なあらゆる形は、全て同じ「物質」からできている。

第2の事実 その「物質」こそが「思考する物質」。この「物質」が抱いた思念は、現実に目に見える形となって現れる。

第3の事実 思考の中枢である人間は、自ら考えることができる存在です。その考えを「思考する物質」に伝えれば、そのとおりのものが創造できるのです。

・万物は、ただ1つの「思考する物質」が元となって造られている。この「物質」は原始の状態で、宇宙空間の隅々に満ちている。
・人は、思考を「形のない物質」に投影することで、造りたいと思っているものを現実に出現させられる。

◼︎宇宙の万物を造り、万物に宿っている「知性ある物質」
つまり「神」は、あなたの中にも宿っています。
・そもそも生きるていう行為自体が、増えることを前提としている。

◼︎あなたは、すべての人に、もらったもの以上のものを与えていける。
・金銭的価値、実用的価値（利用価値）

◼︎祈りが叶うかどうかは、祈りを唱えている時の信念ではなく、イメージを抱いている時の信念で決まります。
・祈りの言葉を何度も繰り返し唱えても望みは投影されません。必ず実現するという揺るぎない決意をして、実現できるという固い「信念」を持ってイメージし続けることがポイントです。

◼︎常に「繁栄のイメージ」を相手に伝えることが重要です。
・貧しい人々に必要なのは施しではなく、心に希望を与えることです。
・全ての人は、繁栄したいと願っています。何をするにも繁栄のイメージを伝えなさい。

◼︎競争ではなく、創造で豊かになれるという事実を、すべての人に伝える必要があります。
・競争に勝って富を得た人は、自分が上がってきたはしごをはずして、他の人を寄せつけないようにします。しかし、創造のプロセスで富を得た人は、大勢の人に道を示し、希望を与えています。
・意思の力で、貧困に関することを頭からシャットアウトし、同じ意思の力で、決意と信念の下に豊かなイメージを持つことに集中しましょう。

◼︎豊かになること、金持ちになることは、この世で最も偉大で崇高な行為です。
・金持ちになる過程で、「知性、精神、肉体」のすべてにおいて、偉業、精神の向上、奉仕、崇高な行為など、あらゆることが達成されるのです。
・そして、競争という人間の品位を下げるようなものから解放される唯一の方法が、思考による創造で豊かになることなのです。

◼︎人と競争することなく、創造することで豊かになる。
・これこそが、神と人類に奉仕できる最も優れた方法です。

◼︎今いる場所に収まりきらないほど大きくなったとき、はじめて、あなたはステップアップできます。