【著者のイメージ】
本の序盤で、「三顧の礼」のように捉えられる表現があり、著者は自意識過剰な人間かもと感じたが、
本を読み進めるとそういった人間性は感じられず、自分の能力(向き、不向き)を理解しており、
部下の能力を評価して判断を委ねる等、好意的な人間として感じられた。
【事業について】
ハウステンボスを試行錯誤の上、立て直す手腕は見事だと感じたが、もしろそれよりも、
新たなことへのチャレンジ精神および実際に行動を移す実行力がすごいのではないかと感じた。
著者は、今(2012年)自分が20代の若者に戻ったらどのなことに取り組みたいかとして、
「新エネルギー関連」と「ロボット」の2点を挙げているが、2015年には、
ロボットに関わる事業として「変なホテル」という形で新たなビジネスを進めている。
※「変なホテル」では、接客や荷物の管理をロボットが対応してくれる。
「若い人が減っている中で、ロボットで代替できることが広がれば、社会の可能性は大きく広がる」と
本書では、さらっと書かれているが、実際にそれを実現しようとする行動は今後も注目に値する。
以上
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