NHKのスーパープレゼンテーションという番組で、拒絶に関するスピーチをした人が書いた本。
このTEDという番組だけでNHKの料金を払っても良いと感じてしまう程、面白いスピーチが多い。
その中でも一二を争う程、面白く、心惹かれたのがこの著者ジア・ジアン。
そしてその著者の体験をまとめたのが本書となる。
スピーチ自体も最高に面白かったが、本書も負けず劣らず面白く、
笑ってしまうストーリーが多々あった。
【拒絶】
失敗から人は学ぶとはよく聞く話だが、
拒絶はどうだろうか、自身の行動を否定された場合はどうだろうか
【感想】
拒絶に関して、自らの体験をもとに語られる本書は、深く考えさせられる。
拒絶される課題をこなすごとに著者の考えが洗練されていくのが読み取れる。
本書は、まったくお堅い文章は書いてなく、飽きることなく読破出来た。
特に「機内で安全アナウンスをする」「飼い犬のトリミングを頼む」の課題は読んでいて笑ってしまった。
最終的には、「嫌われる勇気」のように他人からの承認に関する話が出てくるが
拒絶の体験を通した著者の意見にはかなり説得力があった。
スピーチはネットで見れるため、興味を持ったら本書を是非読んで頂きたい
以上