今月2度目のトロントにこれから飛びます。ここでのお楽しみは何と言っても「カツ丼」です。ここのとあるお店では、日本と同じカツ丼を食べさせてくれるのです。基本的には「お寿司屋」さんなのですが、これがなかなかのテクニックをもっているのです。
何と言ってもカツ丼の魅力は、卵のその半熟性にあります。出汁の効いたトンカツにとろっとした半熟卵が絡み合って絶妙の味を作り出すのです。これがどこに行っても味わえないのです。というのも、前に生卵のトピックスで書いたように、米国では生卵を食べるという文化はありません。スクランブルエッグ・サニーサイド・オムレツといったように、完全に焼きこんでから食べるという風習なのです。生卵なんて雑菌がついている殻のものを直接体にいれるなんてことはもってのほかなのです。日本では滅菌処理されているので、問題はないのですが・・・。ということで本格的なカツ丼についぞお会いする機会はないのです。
でもこの半熟性がとっても大事なのです。前にNHKの情報番組で「おいしいチャーハンの作り方」をやっていましたが、このときも卵が半熟のうちにご飯をいれることにより、お米が卵でコーティングされ、そのおかげで加温されぱらぱらでおいしいものになると言っていました。カツ丼でも同じことです。保温性だけではなく、出汁と卵の味の調和とさらにトンカツとのサクサク感が合いまって絶妙のコンビネーションとなるのです。やっぱりこうした繊細な味の文化が日本人独特なものなのでしょうね?
最近米国でも卵の値段が上がりました。やはり新鮮さということから考えて家ではできるだけ高いものを買うようにしています。まあどれだけ高いと言っても、日本と比べればまだ安いほうです。日本食材を扱っているお店には、「生でも大丈夫!」と書いてあるのもありますが、やはりここ米国ではなかなかそういうわけには行かないのです。やっぱり日本で生卵をたまには味わいたいですね。(結局こういう帰結になりますが・・・。)
こうした食文化は大事だとは思いませんか?
何と言ってもカツ丼の魅力は、卵のその半熟性にあります。出汁の効いたトンカツにとろっとした半熟卵が絡み合って絶妙の味を作り出すのです。これがどこに行っても味わえないのです。というのも、前に生卵のトピックスで書いたように、米国では生卵を食べるという文化はありません。スクランブルエッグ・サニーサイド・オムレツといったように、完全に焼きこんでから食べるという風習なのです。生卵なんて雑菌がついている殻のものを直接体にいれるなんてことはもってのほかなのです。日本では滅菌処理されているので、問題はないのですが・・・。ということで本格的なカツ丼についぞお会いする機会はないのです。
でもこの半熟性がとっても大事なのです。前にNHKの情報番組で「おいしいチャーハンの作り方」をやっていましたが、このときも卵が半熟のうちにご飯をいれることにより、お米が卵でコーティングされ、そのおかげで加温されぱらぱらでおいしいものになると言っていました。カツ丼でも同じことです。保温性だけではなく、出汁と卵の味の調和とさらにトンカツとのサクサク感が合いまって絶妙のコンビネーションとなるのです。やっぱりこうした繊細な味の文化が日本人独特なものなのでしょうね?
最近米国でも卵の値段が上がりました。やはり新鮮さということから考えて家ではできるだけ高いものを買うようにしています。まあどれだけ高いと言っても、日本と比べればまだ安いほうです。日本食材を扱っているお店には、「生でも大丈夫!」と書いてあるのもありますが、やはりここ米国ではなかなかそういうわけには行かないのです。やっぱり日本で生卵をたまには味わいたいですね。(結局こういう帰結になりますが・・・。)
こうした食文化は大事だとは思いませんか?