随想録~つれづれなる一言日記⇒Part2はhttps://blog.goo.ne.jp/conny_mizukiにて

私こと瑞希祐作が、無秩序・無作為・無節操に自分の思いのままを書きつづってみました。楽しんでください!

カツ丼

2008-10-21 | Cooking, Drinking
今月2度目のトロントにこれから飛びます。ここでのお楽しみは何と言っても「カツ丼」です。ここのとあるお店では、日本と同じカツ丼を食べさせてくれるのです。基本的には「お寿司屋」さんなのですが、これがなかなかのテクニックをもっているのです。

何と言ってもカツ丼の魅力は、卵のその半熟性にあります。出汁の効いたトンカツにとろっとした半熟卵が絡み合って絶妙の味を作り出すのです。これがどこに行っても味わえないのです。というのも、前に生卵のトピックスで書いたように、米国では生卵を食べるという文化はありません。スクランブルエッグ・サニーサイド・オムレツといったように、完全に焼きこんでから食べるという風習なのです。生卵なんて雑菌がついている殻のものを直接体にいれるなんてことはもってのほかなのです。日本では滅菌処理されているので、問題はないのですが・・・。ということで本格的なカツ丼についぞお会いする機会はないのです。

でもこの半熟性がとっても大事なのです。前にNHKの情報番組で「おいしいチャーハンの作り方」をやっていましたが、このときも卵が半熟のうちにご飯をいれることにより、お米が卵でコーティングされ、そのおかげで加温されぱらぱらでおいしいものになると言っていました。カツ丼でも同じことです。保温性だけではなく、出汁と卵の味の調和とさらにトンカツとのサクサク感が合いまって絶妙のコンビネーションとなるのです。やっぱりこうした繊細な味の文化が日本人独特なものなのでしょうね?

最近米国でも卵の値段が上がりました。やはり新鮮さということから考えて家ではできるだけ高いものを買うようにしています。まあどれだけ高いと言っても、日本と比べればまだ安いほうです。日本食材を扱っているお店には、「生でも大丈夫!」と書いてあるのもありますが、やはりここ米国ではなかなかそういうわけには行かないのです。やっぱり日本で生卵をたまには味わいたいですね。(結局こういう帰結になりますが・・・。)

こうした食文化は大事だとは思いませんか?

SSSS

2008-10-21 | Travel
“SSSS”=”4S”というのをご存知でしょうか?

“XXXX”=”4X”なら知っている、という方は多いと思いますが、それはオーストラリアの有名なビールだろ! とつっこんでしまいますよ。この”4S”は主に海外(米国)の航空券に印字されて見ることがあります。

まずこれが自分の航空券に印字されていたらあきらめましょう。身体検査から手荷物の全部に至るまで、完全に調べられます。そういった方のみを対象としたものなのです。要は抜き打ち検査的な意味合いをこめて、乗客をピックアップし、調査対象とするものなのです。これにあたったらまず例外なく調べられますので、ご注意ください。

それではどうやって”4S”は印字されるのでしょう? 一応ランダムということになっています。しかしながら複数回「当選」される方も全く当たらない方も結構いらっしゃいます。何故でしょうか? 一説には怪しい人物である、過去に入国その他のことで問題があった、航空会社によってはステータスが低いとか、パスポートの期限があまりなかったとか、いろいろな話がありますが、実際はわかりません。ただ実際はランダムと言いながらもランダムではなく、何かの法則・理由によってつけられているような気がします。

というのも、私は米国に来てから3年半の間に”4S”をつけられたことが2回しかありません。実は先ほど印字されたのがその2回目だったのです。3年半で2回の確立ですから、まあ少ないと言えば少ないのです。ところが、その2回ともつけられた空港がたくさんある空港の中でも同一の地方都市であったため、ランダムということには非常に抵抗を覚えました。何かの作為的? 私をその土地に近づけないための策略かも? とかと思いたくもなります。やはりこれには何らかの法則・理由があるに違いありません。

たくさんの回数・お金を航空会社に貢いでいるのに、この仕打ちはたまったものではありません。おまけに自分としてはステータスが高い航空会社であるならなおさらのことです。「お客を愚弄するのか?」ともいいたくなってしまいます。とはいえ、そう言ったところで事態は好転するわけでもなくいらいらするだけです。

こういうときは何事もポジティブに考えましょう!

笑い飛ばしながら、「4Sに当たってしまったよ!」とか「時間があるからゆっくりと調べてくれよ!」という大きな気持ちで接するようにしたほうがよいです。下手にがやがや言っても心象を悪くするだけで、返っていらないところまで調べられてしまいます。それよりは、心広く振舞って、検察官の人と和やかな会話をすれば良いのです。そうすれば何よりも腹立たしさは無くなり、いやな気もしません。相手はこれが仕事で、こうしなければ安全が守れないのだから! という考え方が大事なのです。

私も米国赴任前までの海外出張で何度かこういう目に逢いました。でも文句を言ったところでぎすぎす感が残り、気持ちよくないだけで、何も改善されませんでした。でも「ここで4Sに当たったのだから、きっとその不運は近い将来幸運となってかえってくるさ!」くらいに思えば、何も腹立たしくはなくなります。こういう気概を持ちましょう!

気を大きく、安らかにもつということは自分自身の心の安定につながります。

だからきっと私には3度目の正直はないでしょう。あったらもうその空港は使わないことにします。(笑)