中央の茶色い建物が、レンブラントハウス。
オランダが生んだ最大の画家、レンブラント(1606-1669)の人生は、
富、名声、幸せな家庭生活に恵まれた前半生と、
その幸福をすべて失って、
ひたすら画業に専念した後半生。
それは、まるで明暗のコントラストがはっきりした彼の作品そのもののようです。
この家は、彼が栄華を誇った33歳の時から、
破産するまでの20年間、住んだ家です。
これは有名な『夜警』
国立博物館にあります。
レンブラントの家は、ユダヤ人街にあって、
17世紀の建物がそのまま残されています。
家の内部には、彼が使用した手刷りの印刷機や家具が置かれていて、
数多くのエッチングが飾られています。
頑丈に作られた大きな家ですが、1階が生活空間、2階がアトリエ。
ひとつひとつの部屋は、意外に小さく、
光もあまりはいってこなくて、薄暗い感じ。
このときは、アンネの家とか、走り回って見ていた日で、
どうしても行きたくて、行ってきた・・・
よく走ったアムステルダム。ああいつも走ってる・・・私(笑)
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随分前に、コメントいただいていて、お返事遅くなって申し訳ありません。
takaさんもレンブラントお好きですか?
レンブラントの光の描写は、独特ですよね。スポットライトを当てたような、光の部分と、暗い赤銅色のような色の対比は、強烈な印象です。
レンブラントの家は、確かに暗くて、当時の建築の様子も充分伝わってきましたが、その後の彼の人生は、まさに坂道を転げ落ちるような苦難の道。
でも、その中で、今度は自分の心の内を見つめ、すばらしい作品を残していった彼の芸術家としての一生。
この家を実際に見ることができて、ますます感慨深かったです。
こちらの方も、いつでもコメントお待ちしてます!
何度直接絵を見ても惹き込まれますが、アトリエ
の小さい窓から差し込む光の高貴さみたいなものも
影響していたのかなと、今回初めて思いました。
コメントありがとうございます!
『夜警』は見てないのです。
レンブラントの人生は、本当に明暗がはっきりしていて、彼の作品のようです。
レンブラントが栄華を誇った時代の家を見たくて、いったのですが、確かに大きな家。
でも中は薄暗くて、当時の生活の様子がよく伝わってきて、興味深かったです。