キジアーナ音楽院は、1932年に、グイド・キージ・サラチーニ伯爵によって設立されました。
主要楽器並びに声楽、指揮、作曲の各専攻があります。
夏期マスタークラス は、世界の一流教授陣が揃い、
現在の巨匠達が、この夏期マスタークラスで学びました。
私は、幸運にも、この学校の室内楽のクラスに入るとことを認められて、
約2ヶ月、室内楽のクラスで、夢のようなレッスンを受けたのです!
チェロの大御所、ミッシャ・マイスキーも、その教授の一人で、偶然一緒に学校へ行った日もあったなあ。
写真を撮らなかったのが残念。
そういえば、今日、たまたま、ミッシャ・マイスキーの金沢公演ですね!
前回、いったので今日は行きませんが・・・
学校の中の、ほとんどの部屋に、キジ伯爵の持ち物であった絵画が飾ってあります。
ものすごい数!どの部屋も壁いっぱい!
そのため、学生証がないと中へ入れず、いつも警備の人が、校内を廻っていました。
この美術館のようなすばらしい部屋も、レッスンがなければ、練習で使うことができ、
学校の近くに、別のピアノの練習棟もあって、朝からその順番をとります。
レッスンが始まると、次々順番が廻ってくるので、自分のレッスン、
伴奏のためのレッスン、他のレッスン見学と、走り回り、もう必死で毎日を送っていました。
室内楽のブレンゴラ先生のレッスン、忘れられません!
シエナでは、主にヨーロッパの各国から、受講にきています。
先のオランダでは、
ヨーロッパのほかにアメリカ、カナダ、アジアの国々からも集まっていましたが、
シエナでは、イタリア、スペイン、イギリスの子達と、滞在が長かった分、いろいろな事を話しました。
次回は、その友達と語ったこと!
目からうろこのびっくり体験、カルチャーショックの数々・・・お楽しみに!
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