素朴で健康な暮らし

素朴で健康な暮らしの日記です。

11月から注意したい感染症

2017-10-28 14:43:55 | 日記

10月なのに11月並みの寒さが続いていますが、10月から11月にかけて
注意しない感染症は沢山あります。
どのような感染症があるのか、流行時期はいつごろからなのかを見てみましょう。

1.ノロウイルス
11月から西日本を中心に感染者が急増する傾向にあります。
ウイルスに汚染された食品が感染源となることが多く、経口感染で広がります。
感染すると潜伏期間1~2日を経過したあと、おう吐、下痢などが起こります。
重症化することは殆どありませんが、症状は長いと数日は続きます。
家族感染する可能性が高く、吐しゃ物などが付着したホコリなどが、
感染源となるケースが多く見られます。

2.RSウイルス
既に流行期に入っており、11月以降も注意が必要な感染症です。
潜伏期間は1週間前後で、4~6日程度で発症し、咳を伴う風邪に似た症状が出ます。
重症化すると、呼吸器系の症状が重くなります。
特に生後まもない赤ちゃんが感染すると肺炎など重症化するケースがあります。
飛沫感染、接触感染に要注意です。

3.溶連菌感染症
12月まで流行期が続きます、学童の感染が最も多く成人で発症するのは稀です。
数日の潜伏期のあと、38度以上の突発性発熱があります。
倦怠感、喉の痛み、おう吐、いちご舌などの症状が出ます。
重症化すると全身に赤い発疹が出ることもあり、飛沫感染、接触感染に注意が必要です。

4.インフルエンザ
11月ごろより増加し、流行期へと突入していきます。
10月から予防接種が始まりますので、早めの接種を行うと重症化を避けられます。
法定伝染病に指定されており、数日間の潜伏期のあと突発的に高熱が出ます。
また頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛、咳、鼻水などの症状を併発します。
風邪の症状に似ていますが、風邪よりも全身症状が強く、くしゃみ、咳などからの
飛沫感染や接触感染で広がって行きます。


天気痛は気のせいではない

2017-10-28 14:24:48 | 日記

よく雨が降ると頭が痛くなるとか、古傷が疼く、体調がよくないなど
天候の変化で身体の調子が悪くなると言われます。
こういう話をすると「気の持ちよう」だとか「気のせい」のように、
精神論を振りかざしてくる人が多くいます。

しかし天候の変化による体の異常は、気のせいではありません。
気圧が変化することによる人体への影響は無視できないレベルにあります。
雨が降るとなれば気圧が下がりますし、晴れになれば気圧が上がります。
気圧が下がっても上がっても、どちらでも体調の変化を訴える人はいるのです。

天気痛の症状は人によって様々ですが、代表的なのは頭痛です。
前頭部、こめかみなどが激しく痛むのが偏頭痛で、全体的に締め付けるような
痛みを感じる人もいます。
頭痛によって眩暈がしたり、首や肩まで痛くなったりコリが激しくなることもあります。

体調が変化しない人からすれば「雨が降ってるからって体調が悪いとか、気のせいでしょ」
と思ってしまうものですが、それは大きな間違いです。
どうして仮病を使う必要があるのでしょうか、実際に頭が痛いのに「気の持ちよう」などと
言われることは、痛みを感じている人からすれば「何もわかってない癖に、偉そうに」と
うらみ節も言いたくなるものです。

しかも天気痛は自分で予防したり改善するのが非常に難しいと言われています。
天気痛を回避するための方法などはいくつかありますが、効果があるかどうかは
個人差が激しいので「精神論」で片付けられることは「痛み」以上に堪えがたいものなのです。