うさぎと暮らしてみたら・・・

うさぎとオカメとの生活を綴るブログ

幸せ

2012年07月30日 | オカメインコ

夫ちゃんに頭を掻いてもらって

 

 

ご満悦です♪

 

 

 

満足したら寝る!

 

鳥のアップって恐竜ぽくて恐いのは私だけ?

恐竜時代末期に現れた羽毛恐竜のCG映像をテレビで見て以来、トッティーが恐竜に見えて仕方ないのです。

 

クチバシと羽の境い目とか、じーーーーっと見てるとちょっとムズムズしてくるんですけど(www


優しい犬

2012年07月06日 | うさぎ

今日のお花はケンの為にいけました。

 

広島にいた頃、外飼いの黒のラブラドールと出会いました。

あまり食べていないようで、ガリガリに痩せ、一見すると雑種のように見えました。

 

毎日オヤツやフードをこっそりあげていました。

そのうち、足先に怪我をしているのに気がつきました。

治療をしたいけど、勝手に病院に連れて行くわけにはいきません。

患部の写真を撮って、ももチンの行きつけの病院の先生に相談して塗り薬と抗生物質を出していただきこっそり飲ませました。

 

こうしてるうちにある漁師さんと出会います。

 

漁師さんは飼育放棄されているケンに同情し、毎日ご飯と散歩の世話をしていました。

私とは活動時間が違うため、今まで知る機会がありませんでした。

 

怪我の事を相談すると一緒に病院に連れて行こうということになりました。

飼い主と漁師さんは知り合いで、飼い主の了承もとれました。

 

病気は癌でした。怪我だと思っていたのは腫瘍でした。

 

漁師さんと私でお金を出して手術しました。

しばらくは元気でいてくれたけど、すぐに再発、足を切断しなければならなくなりました。

 

飼い主は足を切るのがイヤだといいました。

が、私達は飼い主を説得して足の切断手術をしました。

 

足を切った後もケンは普通に3本足でピョコピョコあるき、海で泳ぎ、ご飯をいっぱい食べて幸せそうでした。

 

酷い環境だったけれど、私達はそれなりに幸せでした。

 

が、また再発。

今度の再発はもう打つ手がないって意味です。

そして、私は広島から千葉に引越ししなければならなくなりました。

病気のケンの世話を漁師さん一人でできるのか心配で心配で、私だけ広島に残ろうか、ケンを飼い主から奪って千葉に連れて行こうか悩みました。

 

でもケンは漁師さんが大好きです。

私が世話に加わってからは、私の方がケンと過ごす時間は長かったのに、やっぱり私は二番目、ケンは心も体も漁師さんの犬でした。

 

幸いにも私が引越しした後、野良猫の保護活動をしてる友達が仲間を紹介してくれて、その人達がローテーションを組んで世話に通ってくれました。

 

私が引っ越して20日後、ケンは息を引き取りました。

多分、7歳か8歳。(多分というのは、飼い主がよく覚えていないけど7歳か8歳ぐらいかな?と言ったから)

 

それが去年の7月6日のことです。

 

 

ケンの最後の住みか、漁師さんのプレハブ小屋にて。

 

 

大好きな散歩コースで一休み。

この頃はもう3本足。 でも、散歩が大好きだった。

 

長い間、誰からも見向きもされず酷い環境にいたのに、ケンは優しくて性格のいい犬でした。

こんな子が、どうしてこんな辛い目にあわなくちゃいけないんだろうって、今でも悔しくて涙が出る。

 

普通の飼い主に飼われていたら、家族の一員として愛情もいっぱい、ご飯も散歩もいっぱいもらえたのに。

ケンの運命を思うと切なくて胸が潰れそうです。

 

一年経っても思い出すのが辛い。

 

ももチンとの別れとはまた違う後悔みたいなものがあって、多分ずっと消えないんだろうなと思う。

もっと早くケンの存在に気付き、癌の治療をしてたら直ったんじゃないか。

旅立つ日まで自分の手で世話してあげたかった。 

 

ケン、安らかに眠ってください。