マルター聖パウロの地下墓地（ラバト） ★８月４日

聖パウロの地下墓地は聖パウロ教会を
過ぎてすぐにある。

それもそのはず、
教会から地下を掘って作られたものなのだから！

墓地に入るのはいつだっていい気がしないけれど、
それが信仰の場であったのなら、とまた訪れることにした。

そう去年に続いて２回目の探訪だ。


観光客がぼちぼちなかんじ。
マルタでは遺跡より、青い透き通った海の方が
数倍人気があるようだ。

花々がきれいに咲き乱れている。
無造作につるを壁にはわせる、その生命力には
いつもいつも感動する。

花びらのピンクが蜂蜜色のたてものに
彩りをそえて、私の心を古代へといざなっていく。

マルター聖パウロ教会（ラバト） ★８月3日

通いなれた道のように、
体が聖パウロ教会までの風を覚えていた。

去年と変わらず、そこには静寂と信仰への熱い期待が満ちていた。




日曜日だったので礼拝中だった。
信仰心の厚い島の人々でごった返していた。

聖パウロが潜伏していた洞窟へ下りていくと、
ドアに鍵がかかっていて中には入れなかった。

私は外から軽くお祈りをした。
まるで過去に恋する乙女のように。

マルタの旅ーラバトの小径 ★８月3日あたり？

地下墓地の町、ラバト散策。
小径はぎらつく太陽の下でも快適な日陰を作っていた。

私は地下墓地を、聖パウロの教会を目指して
古い路地を歩いて行った。