秋 田 奇 々 怪 会

心霊現象、死後の世界、臨死体験、輪廻転生、古代文明、オーパーツ、超常現象、UFO等不思議大好きの会です

      「奇 々 怪 会」 とは、どういう会なのか


昭和30年前後にイギリスのネス湖で恐竜ネッシーの存在が話題となり(湖面を泳ぐ姿が目撃され、写真に撮られたりした)、ヒマラヤで雪男の足跡が発見された等などが新聞やテレビで話題になりました。
こうした話題は昔から私達の興味を引く出来事だったようです。

いや、もっともっと旧くには・・・
秋田出身の国学者・平田篤胤は異界・幽冥の世界の有様をまとめて、1822年(文政5年)に『仙境異聞』を出版しています。
実は文政3年秋の末、篤胤45歳の頃、江戸で天狗小僧寅吉の出現が話題となっていたそうです。
寅吉は神仙界を訪れ、そこの住人たちから呪術の修行を受けて、帰ってきたというのです。
篤胤は、天狗小僧から聞き出した異界・幽冥の世界の有様をまとめて、出版したのが『仙境異聞』であります。これが当時大きな話題となったと伝えられています。
ことほど左様に”不思議な話”は、いつの時代でも人の興味を引き付けるのだと思われます。

心霊現象、死後の世界、臨死体験、輪廻転生、古代文明、オーパーツ、超常現象、UFO、UMA、ツチノコ・・・・・
身近では霊的な場所、遺跡、神社、お寺、巨木等なども私達の興味を引き付ける様です。


奇々怪会は、こうした事に興味を持つ人の集まりです。
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仙境異聞・・・・・・

2017年02月22日 | 不思議
このブログの冒頭部分に平田篤胤、仙境異聞について触れた。
ここ暫くはこれを話題に採り上げてみたい。

執筆者の私は「仙境異聞」の本を二冊所有している。
一冊は岩波文庫の「仙境異聞勝五郎再生記聞」である。2000年の発行だが、現在は廃刊となっている様で、これを買い求めたのはAmazonの中古本であったが、発行時の定価が800円であったものが、買入価格は2,000円であった。

この本は現代語訳ではないが、多少読みやすさを考慮した内容に編集されている。
しかし、段落が極端に少なく、当時の表現が多いので正直読みづらい。まだ完読していない。

一方の本は「江戸の霊界探訪録」で、2014年の発行、発行元は”幸福の科学出版”であった。

こちらは現代語訳で読みやすい。
しかも副題が”「天狗少年寅吉」と「前世の記憶を持つ少年勝五郎」”で、仙境異聞にある”勝五郎再生記聞”が【生まれ変わり】として採り上げられていて、これがまた追心の内容であるのだ。
私はもしこれらに興味のある人には「江戸の霊界探訪録」をお薦めしたい(1200円)。

次回以降、この内容について記していきたい。
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