I.D.S.

ニュースは日々大量に配信され、そして消え去っていきます。記憶しておくべき情報を拾い上げ、保存することを目的としています。

休戦協定破棄宣言

2006-08-22 23:23:58 | 中国
●米韓模擬訓練 北朝鮮が非難(NHK)
http://www.nhk.or.jp/news/2006/08/22/d20060822000111.html

訓練は、朝鮮半島の有事を想定して、米韓両軍の指揮系統や部隊配置などの連携についてコンピューター上で確認し合うもので、21日始まりました。これについて、北朝鮮は、22日、朝鮮人民軍パンムンジョム代表部スポークスマンの談話を出し、「アメリカが、国連安保理決議を出してわが国に宣戦布告する中で繰り広げる大規模演習であり、朝鮮戦争の休戦協定の無効を宣言したものだ」と非難しました。そのうえで、「国の安全を守るうえで必要な軍事的な措置を講じるため、休戦協定の拘束を受けない」として、北朝鮮軍が休戦協定を守る必要はなくなったとの立場を強調しました。北朝鮮は、ミサイル発射による国際的な非難にもかかわらず、軍事的な脅威を一段と高めるとの構えを示しており、今回の談話も、アメリカを強くけん制する狙いがあるものとみられます。

先制攻撃宣言!
っていうか、米韓軍事演習もそれに過剰反応する北朝鮮も今に始まった事ではありませんけど。

でもまぁ、南朝鮮もなぜか北朝鮮に対する姿勢を硬化させているみたいです?

●北朝鮮スパイ、韓国の原発爆破を計画 (産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/060822/kok090.htm

韓国政府は韓国内に潜入していた北朝鮮のスパイを国家保安法違反容疑で逮捕したと21日、公表したが、このスパイが破壊工作の準備のため、韓国内の原子力発電所や韓国軍の基地、在韓米軍基地などを撮影していたことがわかり、「対話と和解」政策を進めてきた盧武鉉政権に打撃となっている。

 このスパイは北朝鮮の工作機関のひとつ、朝鮮労働党35号室所属のチョン・ギョンハク容疑者(48)で、フィリピン国籍に偽装して韓国入りし、出国しようとした31日に逮捕された。北朝鮮工作機関が南派(韓国に送り込む)したスパイ逮捕は9年ぶり、盧武鉉政権では初めて。

 国家情報院によると、チョン容疑者は韓国中部・忠清南道の空軍レーダー基地や東部の蔚珍にある原子力発電所などを撮影、戦争発生時のターゲット確認の目的だったとみられている。 

 これまで90年代なかばからたびたび韓国に潜入していたチョン容疑者は97年にはソウル市内の南山タワーの展望台から望遠レンズで在韓米軍基地を撮影、フィルムを駐タイの北朝鮮大使館の党秘書に渡した容疑も持たれている。また、フィリピンの自宅からは北朝鮮への報告などに使っていたコンピューターや短波ラジオなどが見つかったという。

 国家情報院が韓国国会に明らかにしたところでは、捜査過程で同容疑者は「有事の際に南の原発を破壊すれば、原子爆弾を投下するのと同じくらいの混乱を引き起こすことができるとして、原発の写真を撮影して来るよう(北朝鮮の)人民武力部に指示された」などと供述しているという。 

 同容疑者は1993年東南アジアで活動、バングラデシュやタイ、中国、フィリピンと4カ国の国籍を偽造、韓国に潜入していた。国家情報院は99年、亡命者証言で北朝鮮35号室の「チョン先生」がタイのパスポートで韓国に出入りしているとの情報を入手、捜査を開始したという。


本当に原発を破壊するつもりだったかどうかは知りません。このまま放っておいても、盧武鉉が赤化統一まで持っていってくれたでしょうに。すこし急ぎすぎな感じがします。もしかしたら北朝鮮に残された時間はもうそれほど無いと言うことなのでしょうか。

ところで、↓は北朝鮮に関する記事
●北朝鮮でモリブデン採掘、10月に中国へ輸出(サーチナ)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0822&f=business_0822_004.shtml

中国に身を切り売りしながら凌いでいる北朝鮮。しかし、いつまでも切り売りできる身があるわけはなくいつか売るものが尽きてしまいます。そうなる前に「事」を起こすのが北朝鮮上層部が生き残る道ですね。

朝鮮統一の日は意外と近いのかもしれません。

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