I.D.S.

ニュースは日々大量に配信され、そして消え去っていきます。記憶しておくべき情報を拾い上げ、保存することを目的としています。

農薬が浸透する程度の包装

2008-03-01 23:17:42 | 中国
「隣国のいやがることはしない」福田首相が、(日本的)穏便さでことを納めようとしているようですが、どうも中共は空気を読めていないようです。

しかも、激しく突っ込みたくなるような弁解を行っています。

曰、密封した袋の外部から農薬を浸透させることを証明した

とかw
その程度の「密封」で輸出されても困るんですが?

中共のトラウマと不必要なほど高い中華盟主としてのプライドが、日本への謝罪を行うことを拒否するんでしょうね。あるいは、下手に謝罪を行って、国内でその映像が流れたら国民が激高して内乱に至りかねないとか。

中共には、日本国内にチャイナフリーが完全に浸透するまで、この調子で頑張ってほしいものです。


●中国公安省、日本で農薬混入示唆 「袋の外からも浸透」(朝日新聞 2/28)
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY200802280135.html

 中国製の冷凍ギョーザ中毒事件で、捜査にあたっている中国の公安省と国家品質監督検査検疫総局は28日午前、北京市内で記者会見した。同省幹部は有機リン系農薬成分メタミドホスは包装の外側から染み込むという実験結果を公表。中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は「極めて低い」と述べ、明言は避けたが、日本国内で混入したとの見方を強く示唆した。

 日本側はメタミドホスが外部から浸透することはないとみており、両国当局の見解対立が表面化した形だ。1時間半に及ぶ記者会見は中国中央テレビが生中継。日中間で協力をうたっているものの、真相解明への取り組みは難航しそうだ。

 今回の事件で同省幹部が記者会見するのは初めて。同省刑事偵査局の余新民副局長は、冷凍ギョーザの製造元である河北省石家荘の天洋食品の従業員ら55人を調べたが、毒物混入の疑いは見つからなかったと述べた。

 公安省物証鑑定センターの王桂強副主任は、サンプル実験の結果、「完全に密封されたギョーザの袋の外側からでも、メタミドホスは内部に染み込む」との結論に達したと語った。

 日本の警察当局が日本国内での混入の可能性が低いと判断したことについて余氏は「時期尚早」であり、そうした見解をメディアに公表したことや、日本の警察当局に物証や鑑定結果を見たいと申し入れたが拒否されたことなどに対し「非常に遺憾」と述べ、日本側を批判した。

 また、同総局の魏伝忠副総局長は、今回の事件が残留農薬による問題ではなく人為的に引き起こされたものであるとの見解を改めて示した。



●対日輸出が一部ストップ 中国製の冷凍食品(東京新聞 2/28)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008022801000726.html

 中国製ギョーザ中毒事件を受けて中国の検疫当局が輸出時の検査を強化しているため、冷凍・加工食品を中心に日本向けの輸出が一部でストップしていることが28日分かった。日本の食品各社は「影響が広がれば国内での販売に支障が出かねない」と懸念、現地での情報収集に追われている。

 日本水産によると、中国山東省にある合弁会社などで製造した冷凍食品が22日から輸出できなくなった。その後、検疫当局による工場の立ち入り検査を経て28日までに輸出が再開できたものの「ほかの省で同様の動きが出る可能性がある」ため情報を集めているという。

 マルハニチロホールディングスも、中国国内で製造している冷凍食品について「通関での検査が長引いて輸出が一部で滞っている」と説明。加ト吉は「このまま輸出手続きが滞り続けると一部製品は国内生産への切り替えも検討しなければならない」と心配している。ニチレイも「省によって対応が違うようだ」と状況を注視している。




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