I.D.S.

ニュースは日々大量に配信され、そして消え去っていきます。記憶しておくべき情報を拾い上げ、保存することを目的としています。

今日の報道特集

2005-10-30 23:12:54 | 中国
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●外来生物を滅殺せよ!
●ネットでも、経済的にも融和する北と南
の二本でお送りされました!

・外来生物
外来生物の方はどうだかわかりませんが、安定している生態系に他の要因が加わったら危険ですね。それは自明だと思います。そのうち、中国からの渡り鳥も排除しないといけなくなるとも思います。(IDSCのHPのQ4とQ5をご覧ください。)

半島情勢
・健康食品について。
「中国産に何が混入しているかわからない。それよりも北朝鮮の公害のないきれいな場所で自然なまま育ったものが好まれる」という貿易商の言葉には違和感を感じました。
今となっては七色に輝く中国の河(参考)とか、中国国内ですら毒菜とまで呼ばれてる事実(参考)とかの情報が入っていますが、少し前には中国は自然がいっぱいで健康的で差別や貧富の差がない世界だというイメージを持たれていた国(少なくとも私は持っていました)だったのですから。
河の色は恐らく化学工業の排水か何かの色でしょうね。青はコバルト系の触媒ですか?金属の錯体に色が付いているのは一般的な話で、わかりやすい例を挙げると血液には鉄を核とする錯体が含まれていてそれが赤色を呈します。だから人の血の色は赤なのです。ちなみに魚介類には血液が青色のがいますが、それは銅を核とする錯体が含まれているからです。
工業廃水を河に垂れ流しにし、その下流で野菜などを栽培したり、魚介類を養殖したりしているのなら、その産物は凄まじく汚染されるであろうことが目に見えています。結局のところ、共産主義国家では生産量のみが目標に上げられ環境対策は、するほど金がかかるために、ほっとかれる傾向があるそうです。同じ理由で北朝鮮に環境汚染が無いとは言い切れないでしょう。

・北からの輸入品の魚介類について。
なんだかんだいって日本への輸出は厳しくなったみたいですね。韓国に流さないといけないということは地味に効いているのではないでしょうか?番組内で紹介された貿易会社が北朝鮮へのホットラインを持っているというのも、北と南の利害の一致による国策によるものではないかと思います。

・国境の異変
北朝鮮のケソンという経済特区への韓国からの企業進出を取り上げています。北朝鮮出身者の賃金は韓国出身者の賃金の10分の1以下と言ってます。肉体労働限定で雇うのなら問題ないだろうとおもいます。ただある程度以上の高度な知性が求められる仕事を任すのなら南北の教育水準次第ではありますが使い物にならないでしょう。統一ドイツがうまくいっていないのも旧日ドイツ地区と旧東ドイツ地区の教育を含むインフラの格差のせいだと思っています。

・ITで繋がる北と南
テレビ電話で離散家族が対面するをいうお話です。朝鮮戦争が停戦してから50年も経つのに、肉親とはいえ、よくわかりますね。当時20歳の人が70歳になっていて見分けもつかなくなっているのでは…?で、疑問。番組を見ている限りではお互いに呼びかけるくらいしかしていませんし、政治的な話をすることは禁じられているのだとも言っていました。しかし、名前とか顔写真くらいは予め調べておけますよね?直接会わせないというのは、直接会わせるといろいろとボロが出るから、という事では。つまり南北融和の演出として行っているだけでは無いでしょうか。

と、番組を見て感じました。

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