I.D.S.

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権力闘争

2006-09-03 09:42:32 | 中国
●江氏に連なる上海閥関与か 党中央が汚職徹底調査(共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006083001003594

 【上海30日共同】中国上海市で市幹部や企業家が巨額の社会保険基金を食い物にした最大級の汚職事件が発覚、中国共産党中央規律検査委員会が100人以上を同市に派遣して調査を進めている。江沢民前総書記(前国家主席)に連なる「上海閥」の政治家周辺も取り調べを受けており、一大疑獄に発展する可能性もある。
 新華社電などによると事件の中核は、上海市労働社会保障局の祝均一局長=今月上旬に解任=による社会保険基金34億5000万元(約506億円)の不正流用と収賄。2002年、同市で投資会社を経営する富豪の張栄坤氏に、上海周辺の高速道路の経営権取得資金として不正融資したとみられている。


文化大革命 ’06の予兆でしょうか?
日本の新聞にまで記事を書かれるようでは、中国国内では派手にドンパチしていそうです。

権力闘争としか思えませんが、上海閥には起死回生の一手があります。上海閥はいくつかの工業都市が知られているように経済的に発展した地域です。したがって、上海閥にとっては「中華」に留まることに旨みがないことなんですよね…。農村部分を中共に押しつけて、発展した長江流域だけを率いて独立したほうがはるかに得が大きい。

その上で、反共産党を掲げて(笑)台湾や西側諸国と結び、「中華」と朝鮮を封じる姿勢を見せたなら…どのような展開を見せるが予断を許しません。


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