I.D.S.

ニュースは日々大量に配信され、そして消え去っていきます。記憶しておくべき情報を拾い上げ、保存することを目的としています。

70・3%

2006-09-27 23:20:56 | 政局
昨日のエントリーでは新内閣の大臣を載せた記事を紹介しました。
ついうっかり、首相補佐官のメンバーをチェックするのを忘れていました。

●安倍内閣が発足 論功行賞色濃く(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000122481.shtml

官邸機能の強化に向け五人の首相補佐官を活用。国家安全保障問題の小池百合子氏(54)、経済財政の根本匠氏(55)、教育再生の山谷えり子氏(56)、広報の世耕弘成氏(43)と側近議員を並べ、拉致問題担当には元内閣官房参与の中山恭子氏(66)を指名した。

首相補佐官の部分だけ抜粋しました。
5人ともやり手の人でビックリです。大臣は論功行賞の色が有りますが、その裏で首相補佐官はバリバリの実務派を揃えたんですね。
しかも、国家安全保障担当は防衛庁長官と、経済財政担当は経済産業大臣と、教育再生担当は文部科学大臣と仕事内容が被ってしまいます。逆に言えば、この5点が安倍総理が重視しているポイントであり、この件に関しては大臣のフリーハンドを許さない体制を整えたんですね。上記3大臣は横っ面をはたかれた気分なのではないでしょうか?


さて、気の早い新聞社はもうアンケートを採ったみたいです。

●安倍内閣の支持率70・3%、歴代3位…読売世論調査(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060927it13.htm?from=top

 安倍内閣の発足を受けて、読売新聞社が26、27の両日実施した緊急全国世論調査(電話方式)で、新内閣の支持率は70・3%を記録した。

 内閣発足直後の調査(大平内閣以降)では、小泉内閣の87・1%(電話方式)、細川内閣の71・9%(面接方式)に次ぎ3番目の高率。不支持率は14・2%だった。52歳の、初の戦後生まれの安倍首相の清新さに期待が集まったとみられる。ただ、閣僚の顔ぶれに「満足」している人は4割に満たず、格差問題などの政策課題で成果を上げられるかについても、厳しい見方が多かった。

 内閣支持率を男女別に見ると、男性67%に対し、女性は73%に上った。年代別では、40~50歳代が60%台前半で、他の世代に比べ低かったのが目立った。

 安倍首相に「期待している」人は、「どちらかといえば」を含め74%に達した。その理由(一つ選択)については、「清新なイメージがある」(34%)がトップ。次いで「信頼できる」(22%)「改革姿勢が明確」(14%)――などの順だった。「政治理念や政策が支持できる」は9%で、政策よりも、安倍首相への印象が先行しているようだ。

 閣僚の顔ぶれに「満足」している人は、「非常に」「多少は」合わせて36%にとどまり、首相への期待度に比べ落差が目立った。「答えない」人も37%いた。

 安倍首相が新内閣、自民党役員人事で、派閥の意向にとらわれず自らの考えを貫いたかについては、「そうは思わない」が45%で、「貫いた」39%を上回った。総裁選での大勝を受けて、派閥の意向に配慮した論功行賞人事となったことが影響したと見られる。ただ、首相補佐官を5人置くなど「官邸主導の政治」を目指していることに関しては、「評価する」が計63%だった。

 取り組んでほしい政策課題(複数回答)は〈1〉社会保障制度改革(89%)〈2〉景気・雇用対策(84%)〈3〉アジア外交(73%)〈4〉財政の健全化(72%)などの順だった。

 中国や韓国との関係改善については、「できる」が44%、「そうは思わない」が42%と拮抗(きっこう)した。所得などの格差問題を解決できるかは、「そうは思わない」が63%で、「できる」(20%)を大きく上回った。

 自民党の政党支持率は49・4%で、直接は比較できないものの9月の本社面接調査(42・4%)に比べ上昇した。民主党は16・0%だった。


何人を対象にアンケートを取ったのか知りませんが、支持率はかなり高いです。
しかもなんだか自民党支持率が高い。50%に届きそうな勢いです。前の衆院選では自民党は全体の票の60%程を集め、2/3の議席を手に入れています。とすると、民主党の存亡の危機です!? …なくても困らない気もしますが。


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