I.D.S.

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中国、暴力デモを非難するの巻

2006-02-07 23:53:43 | 中国
1/30のエントリーに引き続き。
「どの口がそれを言うか」シリーズ第2弾!

ムハンマド事件:中国外相「国際法守れ」「衝突避けよ」(サーチナ)

  中国の李肇星・外交部長(写真)は6日、ノルウェーの首都・オスロで、同国のストーレ外相と会談。イスラム教の預言者であるムハンマドの風刺画をめぐり、シリアにあるノルウェー及びデンマーク大使館が放火されたことを受けて、李・部長は、国際法に基づいて、外交使節団の安全を確保するように呼びかけた。7日付で中国新聞社が伝えた。

  会談で、李肇部長は「宗教や文明が異なる場合は、相互尊重、相互親善を重視するべきで、国際法に基づいて外交使節団の安全が守られなければならない」と発言、イスラム諸国で拡大する暴力行為を非難する意向を示した。

  また、関係者が自制心をもって、新たな衝突を避けるよう呼びかけた。


中国は北欧では如何にも理知的な国であるという顔をもって説教たれたみたいですね。

さて、私が作文した以下の文をよく読んでください。

中国の李肇星・外交部長(写真)は6日、中華人民共和国の首都・北京で、同国のマスコミと会見。日本国総理大臣の靖国参拝をめぐり、中国国内にある日本大使館及び公務中の大使館の公用車などが投石・破壊されたことを受けて、李肇部長は、国際法に基づいて、外交使節団の安全を確保するように呼びかけた。7日付で中国新聞社が伝えた。
  会談で、李肇部長は「宗教や文明や歴史観が異なる場合であっても、相互尊重、相互親善を重視するべきで、国際法に基づいて外交使節団の安全が守られなければならない」と発言、中国国内で拡大する暴力行為を伴う反日デモを非難する意向を示した。
  また、同国指導者が自制心をもって、新たな衝突を避けるよう呼びかけた。


はい、では続けてこちらをご覧ください。

謝罪と賠償事実上拒否 中国外務省、遺憾表明せず (U.S. FrontLine)

 中国外務省の秦剛副報道局長は10日、日本の町村信孝外相が、北京の反日デモで日本大使館の施設が破損したことなどに陳謝と賠償を求めたことについて「今日の中日関係の局面について責任は中国側にない」との談話を出した。間接的だが、日本側の求めを事実上拒否したと受け止められている。

 副局長は日本側の物的被害などについて、遺憾の意を示さずに「日本は、対中侵略の歴史など中国人民の感情にかかわる重大な原則問題に真剣に向き合い、適切に処理するべきだ」と強調した。

 副局長はこれに先立つ論評で、反日デモは「歴史問題での最近の誤った日本の態度と行為」に不満を抱く人々が自発的に行ったデモだったと指摘。さらに「国内の少なくない人々が中日関係で自らの見方をいろいろな方式で表明しており、政府はこれを重視している」と表明した。

 また中国政府が参加者に対し、行き過ぎた行動を取らないよう求めていたと説明。秩序を維持し、事態の拡大を防いで、日本大使館などの施設や在留邦人の安全確保に努めたと自賛した。

 10日の中国各紙やテレビは反日デモを一切報道していない。



さぁて、いかがでしょう?
せめて自国の非を認めてから他国を避難すべきだろう、と思うんですけどね~。

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