救民のすすめ

政治に今必要な視点は「救民」です
これは大塩事件のときの大塩軍の旗印であり
偉大なる先人へのリスペクトゆえ掲げます

大阪政治ナイトvol.5 本日開催です

2019-03-07 06:20:28 | 政治(地方)
告知期間も短く、Blogに告知書くのは完全に忘れており、Twitterでしか告知してなかったという杜撰さなのですが
本日3月7日(木)、大阪政治ナイトVol.5が、紅鶴で開催されます。

統一地方選までまもなく。
…どころか大阪府知事、大阪市長の選挙が同時に行われることが決定的に。
本日の法定協議会の結果、辞職を表明する公算という。


やはり今大阪政治ナイト開催しないと、いつやるの?って話であり、急きょ企画しました。
告知が短いため、集客悪そうなので、ボランティアと思ってぜひw
どうせ毎度のことで遅くまでやってるので、7時に間に合わない人も途中入場ぜひぜひ!



今回出てくださるのは…

「二階本人より詳しい」と笑い話言われる二階ウォチャーのフサギコさん。https://twitter.com/fusagikosan
二階のみならず全国の与野党事情に詳しく、ほんまおっちゃん何者なのか笑


そして、最近は動画が人気で、人気Youtuberになりつつある、大阪政界の有名人、市民オンブズマンの、たかひら正明氏!
たかひらさんと言えば、堺の架空チラシ事件を最初に告発した人。
その他多数告発案件かかえており、そのへんのおもしろ話を聞きましょう。
関連資料なども持ち込んでくださるとのこと。

たかひらさんは、第一回大阪政治ナイトのときから、紅鶴のイベントページのコメント欄に「出たい!」と言ってたので、ついに!です。



今は亡きMugu Rianjie氏(民主党系の活動家なのかな?)が私が維新スタッフの入道らの挑発に対し大阪政治ナイト開いたりするの見て 「イセさんはたかひらさんに似てる(苦笑」と言ってて、ん?と意識したのが最初。
なんでもたかひら氏、ザーサイなどの維新のアレな信者sと実際に会ってオフ会したそうで。

その後ネットで意識してるくらいだったのですが、堺のバーで、Johnny Mitani氏が座間宮ガレイ氏や渕上堺市議(ソレイユ)、森田堺市議(共産)を呼んでトークイベント開いたときに
なぜか声がかかって行ってみたときに、同じくたかひら氏も来ててちょっとだけ言葉交わしたけど、それくらい。
ネットじゃやりとりあったけど、ガッツリ実際に会って話すのは私も初です。
たかひら伝説はいろいろ聞いてるので楽しみにしてます(笑

【たかひら正明サイト】
https://ameblo.jp/takahira-masaaki/
https://www.youtube.com/channel/UCxUJWP56j618WFR2xFc7EzA






今回の予定内容


●フサギコ&イセによる、統一地方選挙前半戦の府議選+政令市市議選(大阪市、堺市)の全選挙区情勢分析

●たかひら正明 不正調査案件報告(資料など持ち込んでくれるとのこと)

●イセ、政治団体を作る(謎すぎる話ですが、目的や経緯説明します)

…と、濃い内容です。
もちろん当日ある法定協の話とかあらゆる案件に話飛びながらの展開は必至。


その他いつも時間足りずしたくてもできてなかったのですが
会場のみなさんに意見聞いたり双方向性高めたいと思ってます。


-----------------------

大阪政治ナイトvol.5
http://benitsuru.net/archives/23508

【日時】3月7日(木)PM7:00〜(6:30 Open)
【場所】ライブシアターなんば紅鶴(味園ビル)http://benitsuru.net
【料金】1000円+1ドリンク制
【出演】iseakira、フサギコ、たかひら正明




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鶴見区補選と都構想の欺瞞を徹底解説

2018-08-04 19:43:07 | 政治(地方)
明日、8月5日に維新の今井アツシ市議の突如の辞任に伴う鶴見区の大阪市議補欠選挙が行われる。
維新はいまだに辞任理由を一切言及しておらず、統一地方選挙まで1年も無いなかでのこの補欠選挙、それにより税金も多額使われるわけで、無責任だと思う。
なんらかの説明が要るのではないか。

しかも維新は今回の補欠選挙に候補者を出さず敵前逃亡。
自民の福島しんじ候補と、共産の北原洋子候補という、共に反維新、反都構想では一致している両者の対決となっており、本来ならば大阪市政最大の懸案である都構想が争点になりずらいのが残念。
むしろ法定協議会の議論のさなか、都構想が争点になり、都構想の問題点を明らかにされることを嫌ったとも思える。



今回の選挙は、私は自民の福島しんじ候補を応援する立場でいる。
その理由はいろいろあるのだが、やはり大阪最大の懸案は「都構想」であり、今後の反都構想の動きにおいて、福島しんじ候補はキーマンであろうと思えることが第一にある。



福島候補は過去に3期も大阪市議を務めた実績もある手慣れたベテランである。そう、元維新で、前回の協定書に「これはおかしい!」とNOを突きつけ離党した人物なのだ。
都構想の問題点を最も切実に語れうる人物だ。
しかも維新の一山いくらの議員ではなく、市議団政調会長を務めていた幹部の離党であり、当時報道でも注目された。



その後は無所属議員として、地元の天王寺区で活動していたが、維新に刺客を送られ落選していた。
その後、縁あって自民党国会議員秘書などを経て、今回自民党から出馬となった。



鶴見区は8年も自民議員が市会、府会、国会議員に至るまで居ないという自民空白区。なんとかそんな鶴見を救うべく、自民党鶴見支部の応援を受け鶴見から今回出馬となった。
天王寺には自民の足高議員が居るので、そちらは仲間となった氏に任せ、空白区を自民で奪還のために出馬という構図であろう。





維新筋には「福島は裏切者だ!」という声はあるだろう。
しかし、協定書に賛成して離党ならともかく、前回の協定書が「目指してたものと全然違うことになってる!」と違和感持ち、協定書に一切同意せず離党しているので筋は通ってると思う。


みなさん橋下や維新がずっと同じ思想で居ると思ってませんか?さんざん思想変遷、要は変節してきているのですよ?
あなたが期待した維新はいつのまにか別物になってるのかもしれません。



この変節は都構想理解に重要なのでこの機会にはっきり述べておきたい。




●最初期 橋下知事の府を解体し権限財源を徹底的に府下基礎自治体に委譲方針


元々橋下知事は基礎自治体優先論者だった。


地元のみなさんが権限を持ち自治をしていくことが大阪の底上げになるとの考え方で、府は解体という思想。

橋下徹知事が当時作った「大阪維新プログラム」はこの思想に溢れている。

当時の橋下の考えを新聞社の記事や議事録から紹介しよう



橋下発言を伝える新聞記事
大阪府庁を発展的に解消する。府の権限と人とお金をできる限り市町村におろす

大阪府 大阪維新プログラムの記述
「大阪府の発展的解消が将来目標です」「市町村優先の徹底」「大阪府の関与は最小限に限定します」

橋下の当時の議会発言 平成20年7月臨時会総務常任委員会-07月18日

「知事(橋下徹君) 基礎自治体が一番重要であるという僕は根本の認識があります。
今までは国があって、それで都道府県、市町村という流れだったんでしょうけども、やはりまずは基礎自治体。
ですから、先ほど府庁の発展的解消というのは、機能というふうに言いましたけど、
もちろんこれは権限とお金というものをどんどん移していきながら、もちろんそこで府庁の職員をすぐ市町村に所属させるとかそういうのは
いろいろ法制度上の問題あるかもわかりませんので、ちょっとそこはまだ僕わかっていないので、
ただ市町村にそれは所属というよりも、何かその仕事をさせるのか、派遣になるのか、いろいろそういう意味では基礎自治体にとにかく権限とお金と人も行くように、
そして基礎自治体を充実させるということは根本の僕の思想なんです。
ただ、地方分権という中で、例えばどれぐらいの自治体が必要なのか、またどこまでのサービスを求めるのか、
これもまた住民が決めていくのが僕はあるべき地方分権の姿なのかなというふうに思ってます。
 税財源も移り、仮に理想的に課税権も立法権も何かそういうものが全部移ってくれば、
その中で一体住民はどこまでの行政というものをつくり上げていくのかということも考えながら、その地域の実情に応じた行政体というものをつくっていくのが分権の姿であって、
それが一番効率的な、また住民にとって最適な行政体になるんではないのかなというような思いがありますので、
ちょっと小さい、大きいという--国は小さくというのは、これはもちろんのことなんですけど、
基礎自治体の規模についても、住民で決定していくのがあるべき姿なのかなというふうに思ってます。」












今の都構想は、基礎自治体は、財政的にも権限的にも極めて弱い「特別区」となり、府が逆に権限も財源も移譲され肥え太る中央集権を進める内容になっており
本来の橋下思想とは真逆になっていることはあまり知られていず、橋下はずっと同じ主張を言ってると思って支持してるかたも多いのでは?
この後、松井一郎*府*議らと維新を結党することになるのであるが、この変節の原因については、やはり維新という政党が「府議の党」であることが影響しているのではないか。

維新に嫌気をさし離党した元大阪市議の村上満由が新潮45でそのハラスメント体質を告発したことがあるが、その記事中に「府議の党」の話が出てくる。


【独占告白】維新の会はマタハラ政党だった 離党した橋下ガールズが「大阪都構想」の大嘘を暴露@デイリー新潮
https://www.dailyshincho.jp/article/2015/04171630/?all=1

http://mmtdayon.blog.fc2.com/blog-entry-498.html


、維新は組織の体を成していません。維新では「府会議員も市会議員も優劣が無い」と言うのですが、市議は“2軍”と呼ばれていました。府議が1軍、堺市議が3軍です。府議団には「維新はここから始まった」という自負がある。

そうなのです、維新は結党時点はほぼ全員松井一郎を中心とする自民府議団筋で結党されているのです。
この構図が維新結党後、橋下思想が真逆に変節した原因でありましょう。
地元自治の思想から、いつのまにか府に中央集権橋下の考えは変質してしまったのです


●分市案

都構想の初期は、それでもまだ特別区でなく通常の市権限を持つ「分市案」が候補にあがっていました。
これなら基礎自治体は通常の権限を持ちますから、まだ元の橋下徹の基礎自治体徹底優先思想まだ続いてるのかな?と解釈して支持を続けることもできたでしょう。
当時の府議会だよりにも分市案と特別区案があったことが書かれていました
(府議会だよりのバックナンバー見ようと思ったら、古いのを大阪府はWebから隠してますね。http://www.pref.osaka.lg.jp/gikai_giji/dayori/index.html)

●特別区案・初期(特別区という枠を使うものの、財政調整のためだけに用いる発想)
大阪市分割において問題となるのがそれぞれの地域の税収格差です。そのために財政調整制度を、東京特別区制度から借用しようという根拠で特別区を用いる話になる。
しかし特別区は権限・税源において非常にプアな制度であり、これででは本来の橋下思想とは矛盾します。ある意味「村以下」の自治権限の制度です。
この矛盾の説明として、あくまで財政調整のみの目的に特別区なのであり、中身は従来の言ってきたようなものにするということを橋下は議会で言っている。

以下は橋下発言

「要は、なぜ中核市ということにそのまま言えないのかというと、大阪市特有の、大都市特有の各区の税収の財政調整機能をつくらなきゃいけない。
これをやるためには、単純な中核市として分市をしてしまうと--
今の地方交付税制度というのは、皆さん御存じのとおり、税収がどんと飛び上がったところをとる制度ではありません。収支差を埋めるのが交付税制度ですから、税収が上がったものは調整できないんです。
 そんなことやったら、北区と中央区、北区なんていうのは一千億円、税収、余剰が生まれてるんですよ。だから、都制度という一つの財政調整制度を使うために単純な中核市の分市ということができないんです。
ただ、財政調整制度を挟むことができるんであれば、別に中核市ということでやっても構いません。だから、その財政調整制度をしっかりつくらなきゃいけないというところが、単純な中核市の分市とは違うところです。」


「委員御指摘のとおり、道州制になったときに、じゃ大阪都というものをなくしたら、そのまま特別区のままだと不完全な自治体じゃないかというとこは、そこはおっしゃるとおりで、だからこそ僕らは現行の東京特区制度はとらないと。
要は、中核市並みの権限と財源は絶対に渡しますよということを明確に打ち出した大阪都構想なんですね。ですから、東京特区制度とは全然違います。もし仮に大阪都がなくなっても、少なくとも中核市並みの権限と財源を持った特別区になりますので、そこは何ら問題ない。」


要は、特別区と言う名前なだけで、実質的には分市となるということを言ってるのだ。
この時点では「う~ん」と思いつつも、当初の橋下の地域自治を最重要視を信じ続けることもできるかもしれない。



●現在の本質的なところは東京特別区まんまでしかない、プアな特別区案

前回の法定協で結局出てきた案は橋下本来の「府を解体してできるかぎり府下市町村に移譲」とは真逆の、府へ中央集権し、大阪市民だけが特別区という極端に自治権限弱い基礎自治体しか持たないという真逆のものとなっていた。




法定協の議論過程では、「一般市型」(特別区といいくう名だけで中身は市そのもの)と、「東京型」が併記されたり
税源も「大阪独自で法改正もして特別区の税源を増やして、自主財源のプアさをカバー」案と、「東京の税源まま」案が併記されたりした。
しかしどれもこれも東京ほぼまんまになっている
東京は東京の莫大な税収があり、その前提で特別区税源項目は法律で決まってるのであり、これをこのまま大阪市に当てはめたら、極めて税源脆弱な基礎自治体になってしまう。

権限も、都市計画に関する権限は東京制度とは違い大阪の特別区には付ける話もあったのだが、蓋をあければ「省庁意見で法改正せねば無理」となり撤回、満足な都市計画権限すらない
維新jは盛んにずっと「中核市並」と言いますが、嘘です。東京特別区を大筋踏襲した制度になっており、分市とは似ても似つかないプアな基礎自治体を、大阪市域民だけが強いられる不平等な制度案に。
そもそもこのように権限財源が話コロコロ変わってるのにずっと「これは中核市並だ」と維新は言い続けてるわけで、その時点でこの喧伝がペテンであることjは露呈している。




…と、説明が長くなった。
このように橋下、そして維新の言っていることは変節を繰り返してきているのだ。


そら心ある人は維新離党しますよ。

これが「地域自治の話なのだ、各地域で我が町作ろう!」と支持していた人には、府に都市計画権限遠のく話は劣化でしかないのです。
福島しんじ候補と話したが、氏は「都構想」とは言いたくないらしい。これはもう都構想でもなんでもなく、ただの大阪市廃止構想でしかないとのこと。

彼は地域自治を重んじる考え方のようで、そら維新が府議に媚びて作った協定書にNO突きつけますわな。




鶴見区でも都構想で地域自治をしよう!おらが街を作ろう!と支持してる人も多いと思う。逆なんだよ、今の維新の変節した構想は、市→府に自治権限奪われる逆行する道なんです。


大阪市は確かに従来は全国政令市の中でも中央集権の強い自治体でした。
私は阿倍野区民なので阿倍野再開発の中央のお役人が地域事情無視して杜撰な計画やるのを苦々しくみていた。
なので当初の橋下の思想は全面賛成でした。大阪は堺だの平野郷だのと自治都市がいくつもある伝統の都市で、中央集権より自治都市群のほうが向いています。
しかし今の維新案は、市本庁→府庁と、さらに遠のき、逆に中央集権で悪化する仕組み。


現在は、国で総合区という政令市内の都市内分権の制度ができ、横浜市や新潟市など政令市内で区への分権を強力に推し進める事例があります。
莫大な無駄コストをかけ、都構想をやる必要は皆無で、大阪市はそのままで市内分権を抜本的にやっていく道があるのです。状況は既に変わっており、都構想は不要。




総合区ですけどね、これは具体的な細かな制度設計は各都市でできます。
特別区は東京向けに法整備され税源ひとつでも変えれなかったのに比べ、実は自由度がある。
今の大阪市が出してる総合区案を総合区の真価と思ってはいけません。
吉村市長は「総合区はカモフラージュでやってる」と身内の場で語っていますが、わざとショボい劣化特別区のような制度設計にしてます。
この欺瞞に気付くべきです。


総合区制度は合区なんて本来必然となっていず、合区は議論あってもいいけど本来総合区と別の話。
自民党は合区せずの24区そのまま自治権あげていく総合区の道を提案しています。

また、特別区なら区長選べて、総合区は選べないもデマ。

総合区制度は、国での法制化段階から区長の準公選がオプションで想定されている。選挙で選び、市長が承認するという実質的な公選制度です。

これを維新市政は隠している。
また総合区では、各区選出の議員らからなる各総合区の常任委員会が市議会に設置される。
これにより、公選区長+地域議会というミニ自治体のような制度があるのです。

首長+議会というのはなにも特別区の専売特許ではないことを隠している。

ここまでできうる総合区制度が今やあるのであり、無駄なコストをかけて大阪市解体し、府へ不平等に権限財源を奪われる都構想は地域にメリットたりえない。

特別区では固定資産税の徴収権も、都市計画の用途地域の権限も失われます。
しかし、徴税権は地元商店街の振興で、減免施策などでも欲しい権限でしょう。用途地域も当然。地域自治に本来欲しい権限です。
地域自治にまったくもってマイナスなのが都構想、特別区案なのです。
単にこれは「府議の党」たる維新のエゴです。真に市民のためにはなりません。





前回の協定書ちゃんと読みました?
鶴見緑地は大阪市営ですから市民の税金で作り、整備してきた市民資産です。
しかし、なんの対価も払わず、「広域的」として府へ委譲される内容
になっていました。
ただでさえ財政の厳しくなる特別区なのですから、せめて府は相応の対価を特別区に払い買い上げるべきではないのか。おかしな話です。


前回の協定書では、天王寺公園+動物園や長居公園+競技場など、収益物件はことごとく「広域的」なるマジックワードで府が総取りでした。
一方でおかしなことに、例えば巨額の阿倍野再開発負債は、特別区・南区に押し付ける内容になっていました。
特別区が阿倍野再開発なんかできる余裕無い制度なんだから、負の試算も「広域的」として府がひきとらんかい!…と。

このような不平等条約が前回の特別区設置協定書です。
分かりやすく言えば、「鶴見緑地を松井一郎に奪われるねんぞ!」ということである。





このような都構想の問題点をもっと市民に知らしめる必要があります。
そのためには、元維新でこの問題にいち早く気付き反対に転じた、福島しんじ候補を市会に送ることは絶対にメリットです。


また、今回公明党は自主投票で自民単独ですが、負けるようなことがあれば、公明はまた維新に擦り寄りかねません。
共産の候補はぶっちゃけ、統一地方選まで1年切ってますし、今回は顔見世で認知広めたらいいでしょうけど、自民候補が負けるとなると大阪の政界の今後の動きに重大な影響がありえます。なので今回は福島候補一択であろうと思います。

維新の支持者のかたも、徳村聡を「お詫び行脚して半年で戻ればいい」と松井一郎が言って党員資格ポーズだけですぐ復帰と、鶴見区民ナメられてるのですよ?
いいかげん目を覚ましてください。維新はあなたのかつて応援していたものではないのです。





大阪政治ナイトvol.4 堺市SP開催

2017-07-30 00:07:01 | 政治(地方)
前回から期間空いてませんが、前回も話題にあがっていた堺市SPを8月4日(金)に開催します。
どうせやるなら政務活動費不正のリコール運動の期間にやったほうがいいだろう、
堺市長選前にやったほうがいいだろうとの算段です。

会場ではリコール署名できるように手配する予定です。
署名できるのは該当区民のみですが、どんなやるかたするものなのか知る機会にもなるでしょう。





今回は、特別ゲストに、渕上猛志・堺市議(ソレイユ堺)をお迎えします。
渕上堺市議と言えば、小林よしか&黒瀬大の両市議共謀による、架空チラシの巨額政務活動費不正事件の百条委員会でも
委員として追及してきたかたです。あの事件の状況や真相について聞きたいと思います。
私も百条委員会は毎度傍聴してたので、いろいろ渕上さんに突っ込んで聞いてみたいと思います。


また、今回は、前回来てくれた日本選挙新聞・発行人の座間宮ガレイ氏も再び来場。
堺市長選も近く各陣営の候補者も決まり、選挙視点での深掘りもしていきたいです。


・竹山市政の実際
・これまでの橋下と竹山の経緯
・百条委員会&リコール運動の裏側
・堺維新のデマ徹底検証
・都構想って実際どうなの?


このような話は出ると思います。その他、無所属議員控室が、追及の急先鋒の長谷川しゅんえい議員と、維新から抜けて今無所属の小林よしか&黒瀬大という、地獄のような状況なってるはずで気になってるのとか、そんな雑談も入れつつ堺の政治シーンを盛りだくさんにやります。




メディアでは大阪市のことばかりで、堺市の政界事情なんてほとんど流れません。
今回のイベントは、そういうレアな話が中心になるまたとない機会なので
ぜひ堺市のかたに集って欲しく思います。堺のかたをお誘いあわせのうえいらしてください!







政治トークライブ
「大阪政治ナイトVol.4 堺市SP」
日時:8月4日(金) 19:00~(開場18:30) 
場所:ライブシアターなんば紅鶴(味園ビル2F) http://benitsuru.net/archives/18240
料金:¥1000- (1drink別)
アクセス:難波。高島屋前の南海通りをまっすぐいって味園ビル。詳しくは紅鶴のサイト参照


特別ゲスト:渕上猛志(堺市議会議員/ソレイユ堺)
iseakira(議論厨)
座間宮ガレイ(日本選挙新聞・発行人)





席数には余裕がありますが、
準備上、あらかじめ予約メールいただけるとありがたいです。
osakapoliticsnight@gmail.com
(「大阪政治ナイト」のタイトルで来場数をお伝えください。返信を持って予約完了となります)





参考に第一回
http://benitsuru.net/archives/12121

取材のかたも来られて、第一回は新聞記事に…
http://senkyo.mainichi.jp/news/20151111ddn041010007000c.html

第二回大阪政治ナイトの様子。
http://blog.goo.ne.jp/akira45/e/343f394d2f811abfcf0f75f1e94f4731

大阪政治ナイトVol.3 現場状況
http://blog.goo.ne.jp/akira45/e/98da399de8c96467a06f704a2c32cb27

日本選挙新聞
http://blog.livedoor.jp/nipponsenkyoshinbun

ふちがみ猛志HP
http://fuchigami.info/




今回、堺からくること考え、遅くなるとなんなので、前回より30分開催早めております。注意。
もちろん前回同様、後から遅れて入場も大歓迎です!
堺市のみなさん、ぜひ来てください!


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大阪政治ナイトVol.3 現場状況

2017-07-22 17:32:59 | 政治(地方)
阪政治ナイト3が7月7日(金)、なんば紅鶴で開催されました。


今回は、日本初の選挙専門紙というふれこみの、日本選挙新聞を発行されてる座間宮ガレイ氏を招き、選挙をテーマにやろうという算段。
前回登壇くださった二階ウォッチャーのフサギコさんが座間宮さんとツテがあり、3者で一度大阪の政治シーンの情報交換ということで会ったことがあり、面識はできていたので
今回の選挙というテーマでお声かけをしたところ快諾いただけました。


なぜか上西小百合議員の秘書の笹原氏から、客として行くとの連絡をいただき、前回も公明の辻市議が客で来たこともありましたし、誰でもウェルカムなのでどうぞどうぞと。
なにやら上西陣営の3人(上西、笹原、家城の3氏)が来場。ロフトプラスワンWESTのかたもなぜか連れてきていらっしゃった。


上西陣営はなにやら発表したいことがある!ということなので、壇上にあげて話させたけど、興味深い話もあったけど、笹原氏の話が長すぎる!
尺あるからもっとまとめてくれないと困る!笹原さん、酒入りまくってただろう!?
みんな摂津市民じゃないから、摂津の話を延々やってもあかんと思うわけ。
私の仕切りも悪いんだけど、「そろそろ終わるかな…」と聞いてたら、話が終わらない!
しかも笹原氏ばっか話してもあかんでしょう、せっかく上西小百合議員という現職きてんだから、そっちに聞きたいこといっぱいあったのに、
笹原氏独演会で終わってしまった。



上西陣営の発表はなにかと言えば、

「摂津市議選に、都民ファースト関係が候補者出してくるぞ!」

「上西陣営も独自に候補者立てるぞ!」


…というもの。これ自体は面白いけど、何度も話がループしてそこから発展がなく、時間だけが…


「市民ファースト」名で候補者を摂津市議選に出そうとしてる勢力があるのは、大阪政治通は知ってると思うけど、
これは完全に勝手にやってるのではなく、都民ファーストへ接触してるという話でした。
若狭議員の写真使う話が通ってると言ってるとの地元情報を話してました。

…となると、都民ファーストは名古屋の河村市長と連携取ってるし、大阪進出、3都戦略を描いている可能性がある。
その実験として摂津市議選で試す可能性がある。

恐らく客層として維新支持するような層と被ってるので、どう票が動くか、試金石になる選挙かもしれません。
どこまで本気で都民ファーストが肩入れするかも現段階では未知数ですが、気になる話ではあります。







さて、笹原オンステージで時間食いすぎ。摂津政治ナイトじゃないから問題。
ほんとは上西議員には森友の話とか聞きたかったんですよね。
彼女が「党支持で森友の幼稚園視察に行ってレポート書かされた」時期、維新の足立議員のFBによれば
維新の国会議員団で大阪の教育視察といって府庁訪れて、みんなで当時の中原教育長や、火中の吉村教育課長らと記念写真撮ってアップしている。
堺市長選に出馬決定した永藤府議も映ってる。

この当時の大阪の教育行政の現場の様子の話を聞きたかった。
このときの視察ってどういうものだったのか?維新と森友のズブズブの話、中原教育長の話など、元維新のインサイダーから話を聞きたかったのです。





…と、消化不良のまま上西陣営タイムは終わり、やっと本題。



まず、先日あった松原市長選&市議補選の票数分析。
過去の松原の各種選挙の各陣営の票数を並べ立て、票はどう動いてるか?を論ずる。

この選挙、市長選は維新自民相乗りの現職 VS 共産支援の新人
補選は維新vs自民の一騎打ちという構図でして、補選のほう、明らかにリベラル系の有権者などのなかには「自民と維新なら維新に入れる」という層が少なからず居るわけです。
市長選の票数や、維新の基礎票考えれば、自民が補選取っておかしくないところなのですが、そうはならない。
あと公明は半々で割りおったなwww…とか過去の票数をずっと歴代で見ていくと、票の動きが分かってくる。

その他の他所の選挙、例えば大分市議選で維新が候補者いっぱいだして全滅した構図とかも見せ
候補一本化だけが戦略ではなく、「第三の候補者」ということが票を大きく動かす構図を話しました。
この候補者は、客層として、どこから票を奪うんだろう?ということです。支持者の傾向を考えないと。

座間宮さんからもこの件に関しては、早々に共闘することが必ずしもプラスにならないという話をしていただく。
当然共闘一本化することで、それが嫌で抜け落ちる層もあるわけです。

弱者連合よりは、それぞれがそれぞれに頑張ったほうがよいこともある。強者が共闘すれば強いが、弱者が野合してもしかたがない。
1+1=2にはならないのです。
1+1=2になっても、2を早々に作っても抜け落ちる層があり、計1,2くらいにしかならない結果なんてことがある。
それぞれが1を1.2とか1.5とかにする努力をして、その1.5同士が適切なタイミングで連携すれば、3になることもありましょう。

そんな候補一本化は簡単なことではないのだなと再確認。
それだけの共闘理由があれば脱落最小限に抑えまとまることもあるだろうけど、むしろ別々に戦ったほうがいい場合も多いのだと思います。




ほんとはもっと選挙の話尺取りたかったが、時間も押してて
都構想対抗的に自民党が打ち出した「おおさか政令市プラン」の説明、
堺市長選挙について、堺維新のデマと堺市の現状の真実
住吉市民病院の話

などなどを一気に詰め込む。遊びの時間が足りず、後半は駆け足で詰め込み過ぎのことになってしまい申し訳ない。来場のみなさんとの対話の時間も取れればよかったですね。
稲本先生来ていただいてたんだから、住吉市民病院の話もっと深掘りして話聞きたかったとこはあるのですけど。
実は元維新のかたも来場されてて、意見聞いたりしたかったんですけど…







次回は8月4日(金) 19:00~
場所は、今回と同じなんば紅鶴
堺市をテーマに、堺SPをやります。

ゲストには堺市の架空チラシ事件の百条委員会でも質疑していた渕上堺市議をお招きします。
今ちょうど、この件の議員辞職を求めるリコール運動の真っ最中ですので、この件についてやります。
会場でも署名可能にします(該当区民のみです)。

声かけたら座間宮さんも再度来ていただけることになったので、近づく堺市長選の話も深掘りします。

短期間に連続開催になりますが、せっかくなのでリコール期間中、市長選前にやったほうがいいでしょ!ということで、開催します。
ぜひ堺市民には多く来てほしいです。身近な堺市民に声かけてお誘いあわせのうえいらしてください。
マスコミでは報じられないような、堺政治シーンのマニアックな話題を聞けるまたとない機会であろうと思います。



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第二回大阪政治ナイトの様子。

2017-07-04 16:09:30 | 政治(地方)
第三回が7月7日に行われるということで、Blogでちゃんと結果まとめてなかった第二回の様子をまとめます。
(Twitterでは断片で書いてましたが)






登壇してくれた面子はこうでした。


●iseakira
Twitter大阪クラスタの議論厨。いわゆる私。

●MATSUOKA Yoshiyuki
議会傍聴常連。自民界隈にお詳しい

●おとうた通信
橋下市長の市長日程の公務無し日をまとめ続けた人

●Kamiya
大阪W選挙で柳本陣営追って周り、延々ツイキャスしてくれたかた

●フサギコ
「二階本人より詳しい」とも言われる二階ウォッチャー。実は二階以外も詳しい

●ヤンヤン
維新支持者から勇気をもって出てくれたかた。選挙運動もしてたそうなので維新の視点をお聞きした




このときの内容は、いろんな話をしましたが、みなさんお詳しいから深掘り深掘りで濃密でしたが
とくに面白かった話題をピックアップすると



●発掘!これが自民版都構想だ!!!
私、iseakiraは2011年の統一地方選で自民候補のサイト作りに関わったことがあるので
当時の自民党の政策集とか資料全部揃っておりまして、その秘蔵資料を公開!

維新の政策がほどんどその焼き直しであることや、自民党は既にこのとき維新躍進済なんですが
それでもサイトに同じような府下基礎自治体ガラガラポン案を掲載していたという事実を明らかにしました。

自民は自民でこの政策集かかげて当選してんだから、維新案に全部反対してるのはおかしいんですよね。
ただし、自民がかかげてたのは、大阪市を特別区にするなんて案ではなく
府下全体を基礎自治体ガラガラポンという話であり、根本的に違うのです。

意外とみなさん知らないもので、驚きをもって受け取られてました。
今自民党が「おおさか政令市プラン」って出してきてるけど、これはかつての自民案のブラッシュアップと言えます。



●ダブル選挙総括
自民の内部のぐちゃぐちゃっぷりを情報通のみなさまからお聞きする。
あれじゃ勝てるわけないよねというみなさまの声。
むしろ維新のやったことを褒める声ばかりです。自民だらしないと厳しい声。

私はあと支援者のみなさんが候補者の公約とか読んで無さすぎと
候補者側も、公約の中身の練り込みの甘さを指摘させていただきました

あととばっちりで出させられた栗原さん不憫の声(全員一致)。



●給食の異物混入事件の実態
ミスター公務無し追及のおとうた通信さんはそれだけの人ではありません、役所に各種資料請求して調べに調べています。
橋下市長肝いりの学校給食事業で異物混入という報道はありましたが、あれ1つや2つじゃないんですよ。
資料請求したところ、電話帳みたいなとんでもない束が届くという凄まじい実情が語られました。


また第一回で他のかたがくれた資料再度写し、実は関市長のときに既に学校給食については校内調理方式やいろんな方式についてコストなど全て出してまして、それに従い地道に進めればいいところを、拙速にやって失敗している実情が明らかになったように思います。
段階追ってきちんとやればともかく、遺物混入事案は、普通なら一旦中止にしないといけないような状況にありました。



●WTC、咲洲庁舎はどうすんねん
WTCは実は民間業者複数から買い取り提案もあったのですが、維新の最初の自民と分離した一丁目一番地が「府庁をWTCに移転する!」でしたから
橋下知事はこだわります。しかし、その後耐震問題で防災拠点になりえないということが分かり、咲洲庁舎として二重庁舎にし延々費用を計上しています。
都民ファースト批判しますけど、維新もまた移転するやしないやで延々揉めてという出自なんですね。
公明辻市議は、上を切るとかしかないんじゃないかとおっしゃってました。



●公明・辻市議に質問してみる
一般客として、公明・辻市議が来場してらっしゃり、壇上から疑問点など投げかけてみるわけですが、いろいろよく知ってるかたですから、いろんな話してくれました。
あのときは辻さん都構想反対で潰す気満々なんだなと思った人が会場の全員だと思いますが…今はどうなんでしょうね?






そんなこんななイベントでした。

さて!

次回は7月7日(金)に大阪政治ナイト3です。

日本選挙新聞・発行人座間宮ガレイ氏を呼んで、選挙の話に重点です!
何故か一般客で上西小百合ご一行来場、なにやら重大発表したいそうですw

現在予約受付中です!
七夕の夜は味園ビルで政治を楽しもう!

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