FLOWER PHOTOGRAPH

お 花 の フ ォ ト グ ラ フ + α

ヤグルマギク(矢車菊)_Centaurea cyanus

2005年04月30日 | 花_マ-ヤ
別名:ヤグルマソウ(矢車草)、セントーレア
名前の由来:元々は小麦畑に生える雑草だったそうです。花の形が矢車に似ているのでこのような名前になったといわれています
英名は:コーンフラワー_ヨーロッパ東南部や西アジアの麦畑の中に咲いていたことから、
キク科セントウレア属



花言葉:繊細な心
 白の花言葉:愉快
 黄の花言葉:侮り
 紫の花言葉:貴方の要求を容れます
 青紫の花言葉:教育、信頼



ヨーロッパ原産。明治初期~中期に渡来。春から夏にかけて色とりどりの花を咲かせます。
ドイツの国家にもなっています。
古代エジプトのツタンカーメン王の墓からも発見された、由緒ある花です。(古代エジプトでは青い花が魔除けとされ王様のミイラの胸のところに飾られました)



《 ギ リ シ ャ 神 話 》その1
属名Centaureaは、ギリシャ神話の半身半馬(獣)のケンタウロス属の賢人ケイロンに由来しています。ギリシャ神話ではケイロンが矢車草の薬効を発見したことになっているそうです。
ヘラクレスはある時、猛毒のヒュドラの血が塗ってある毒矢で、誤って恩師のケイロンを射てしまいます。ヘラクレスはケイロンに手渡された矢車草で手当てをしましたがよくなりません。不死身のケイロンは死ねずに苦しむばかりだったので、プロメテウスが変わりに不死身になり、ケイロンは死んで苦しみから逃れることが出来ました。
矢車草の花びらを傷口にふりかけるとケイロンが生き返ったという伝説もあるようです。



《 ギ リ シ ャ 神 話 》その2
学名Centaurea.cyanusのcyanusは、花の女神フローラ(クロリス)の崇拝者のチアヌス(キアヌス)に由来しているそうです。
コンスタンチノープルに住むチアヌスという少年は、毎日、花の女神フローラのために花を摘んで花輪を作り、祭壇に捧げていました。ところがある日のこと、チアヌスは、花輪にする花がみつからないので探しまわっているうちに道がわからなくなり、そのまま死んでしまいます。フローラは、若い崇拝者チアヌスの死を悼み、人々が彼のことを思い出せるように、彼が野原で摘んでいた花を「チアヌス」と名付けました。
 また、フローラが少年を「チアヌス」の花に変えたという話もあります。



俳諧では、夏の季語として使われる。










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