FLOWER PHOTOGRAPH

お 花 の フ ォ ト グ ラ フ + α

ギ ャ ラ リ ー 『 あ そ び こ こ ろ 』 p t.6

2007年04月08日 | 『 あ そ び こ こ ろ 』
 う つ む き か げ ん _ か た く り の は な







































う つ む い た  姿 を 誰 か に  か さ ね て る   akiiy



[ 撮 影 後 記 ]
 このカタクリの咲いている場所は、カタクリ花の前には柵があるので、花に近づくために体勢も変な体勢をとらなければなりませんでした(筋肉がつりそうな体勢)。そんなおかげで、かなり接近したそして、色々な表情が撮れました。「かたくりさん、ありがとう」そんな感じの一日でした。

カタクリ

2007年04月08日 | 野草_ア-カ
学名:Erythronium japonicum
英名:Dogtooth violet
ユリ科カタクリ属
別名:カタゴ、カタカゴ
開花時期:3~5月
花言葉:初恋、寂しさに耐える、情熱



葉に鹿子斑ができるために万葉集ではカタカゴと呼ばれていました。
カタクリの花は、種子が地中に入って、平均8年目にようやく2枚の葉を出し開花します。
花を咲かせ5月頃に葉も枯れたその後は、次年の3月下旬ぐらいまで地面からは消えます(1年のうちの10ヶ月の間は地中で球根のまま休眠)。
花は陽のあたる時のみ開き、曇った寒い日や雨の日は開花しにくく、曇ってても温度が暖かくなれば開花し、花を恥らうように下向きに咲かせるデリケートな花です。

早春に他の花に先がけて花を咲かせ、 逆にまわりの植物がすっかり緑になる季節になると地上からは、姿を消してしまう植物のことをヨーロッパでは「スプリング・エフェメラル_春のはかない命」、「エフェメラルプラント_短命植物」呼ばれています(エフェメラ_かげろう)。



 もののふの 八十娘(やそおとめ)らが
  汲み乱(まが)ふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花
                 大伴家持(万葉集)

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 松戸周辺にもあったカタクリの自生地。
 一度行けばすぐわかる所ですが、始めて行くとわかりづらい所でもあります。私は駅から歩いて行き、目の前を通ったのですが、通り過ぎていました。4月1日が「カタクリまつり」があったのですが、それは避けて行って来ました。それでもかかわらず結構人が出ていました。

 場所:逆井運動公園前カタクリ群生地
 東武野田線逆井駅下車(柏 → 新柏 → 増尾 → 逆井_徒歩10分)
[歩いて10分ほどの逆井運動場近くの北向き斜面一面に群生しています。 この群生地は、柏市の文化財ならびに房総の景観500選にも指定されています。]

 ラ イ ブ ド ア 地 図 情 報

[ 参 考 後 記_わかりやすい行きかた]
帰り道は線路沿いに歩いて来て分かったことですが、駅(東口)から降りて船橋方面(右側)を見ると、まだ真新しいロータリーらしきものができています。その右側見ると歩道橋があるので、その歩道橋を上り、右に曲がらず、そのまま、まっすぐに下りて行きます。後は道なりに何が何でも線路を右に見ながら、散歩道をひたすら歩くのが一番わかりやすいと思いました。)