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「開国と攘夷」下田の街レポート⑮日米通商条約を締結したハリスは下田から江戸へ

2023年06月01日 | 歴史探訪<江戸と明治の歴史>

幕府は、下田奉行井上信濃守清直と目付岩瀬肥後守忠震をハリスとの条約談判委員に任命した。

1857年1月18日(安政4年12月4日)ハリスは蕃書調所において日本側委員と会見、修好条約の草案を提出。以後14回の談判。

3月6日 ハリスは重篤となり、海路で下田に戻った。4月18日海路で江戸に戻り蕃書調所に入った。

1858年7月19日(安政5年6月19日)神奈川小柴沖に停泊した米軍艦ポーハタン号上において「日米通商条約14ヶ条」並に「貿易章程7則」が調印された。

1859年6月2日(安政6年5月2日)下田の総領事館閉鎖となる。

約2年10ヶ月間、玉泉寺に掲揚された「領事旗」(ヒュースケンの日記にある絵)

1859年7月7日(安政6年6月8日)ハリス江戸に入り、麻布の東福寺を公使館とした。

下田開国博物館「収蔵品・展示品図録」より「ハリスと五ヵ国通商条約」

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【参考文献】

勉誠出版刊 鈴木壮一・関良基・村上文樹共著「不平等ではなかった 幕末の安政条約」

立風書房刊 大江志乃夫著「ペリー艦隊大航海記」

下田史談会・下田市観光協会刊「ペリーと下田開港」

下田開国博物館刊「下田開国博物館 収蔵品・展示品図録」

批評社刊 礫川全次著「攘夷と憂国 近代化のネジレと捏造された維新史」

講談社学術文庫 奈良本辰也著「吉田松陰著作選」

社会思想社刊・現代教養文庫 オリヴァー・スタットラー著「下田物語 上 中 下」

岩波文庫「ハリス日本滞在記 上 中 下」

岩波文庫「ヒュースケン日本日記」

長倉書店刊 杉本武・荒木浩之共著「ハリスに仕えお吉に恋した下田の少年 助蔵物語」

杉本武著「唐人お吉を作った男たち」

下田開国博物館刊 尾形征己著「ハリスとヒュースケン 唐人お吉―物語の虚実」

講談社学術文庫 加藤祐三著「幕末外交と開国」

講談社学術文庫 A・Bミッドフォード著「英国外交官の見た幕末維新 リーズデイル卿回想録」

毎日ワンズ刊 原田伊織著「明治維新という過ち ~日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト~」

講談社文庫 原田伊織著「続・明治維新という過ち 列強の侵略を防いだ幕臣たち」

新潮選書 苅部直著『「維新革命」への道 「文明」を求めた十九世紀日本』

新人物往来社刊 E・スエンソン著「江戸幕府滞在記」

世界文化社刊「開国と攘夷」

世田谷区郷土資料館刊「幕末維新―近代世田谷の夜明け―」

絵葉書「下田百景」

発行者木下栄三「江戸城新三十六御門重ね絵図」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(続く)

 

 

 

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