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訪中レポート⑩「天長節事件の尹奉吉梅軒祈念館」

2018年01月09日 | 歴史探訪<南京・上海>

魯迅公園内にある、天長節事件尹奉吉梅軒祈念館を見学した。

上海市内には「大韓民国臨時政府庁舎跡」もある。

ゲートを入ると、爆弾が破裂した現場であるとして大きな祈念石碑がある。しかし一万人の式典が行われたにしては、池の近くで狭い場所であるので、移設したと考えられる。

梅軒祈念館前の広場には、現場写真や爆弾投下のイラスト展示がある。
館内に入ると、尹奉吉の眉間に目印がハッキリと見える処刑前の大きな写真が展示されている。
上海や重慶に大韓民国臨時政府が置かれた過去の歴史と共に、この施設が上海市虹口区人民政府がつくったということから、中国と韓国・北朝鮮との深く強い絆を感じるものがある。

爆弾を投げた尹奉吉は直ぐに逮捕され、上海派遣軍軍法会議で死刑の判決を受け、日本に移送されると大阪陸軍衛戍刑務所に収監された。金沢に移送され、第九師団三小牛作業所で銃殺されたが、遺体は、野田山陸軍墓地の通路に暗葬された。
このことは、別記事にしたい。

管理人が処刑場地図の複写請求をした、平成29年12月20日付石川県立図書館利用サービスグループ調査相談担当から送付されたので、下記のコピーを受付に手渡したので喜ばれた。
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「ユン・ボンギルと天長節事件始末///48ページに2千分の1縮尺程度の処刑場とされる周辺地形図」
「1932年上海爆弾事件後の尹奉吉///24~25ページ、50~60ページ
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広場の展示パネル















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