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平和を守ることは、仏法者の使命である。〈小説「新・人間革命」〉

2018年04月05日 | 創価学会と公明党
本日の創価学会機関紙「聖教新聞」の連載小説「新・人間革命」は、「仏法は、人間を守るためのものだ。ゆえに平和を守ることは、仏法者の使命である。」と1982年に、創価学会が本格的な平和運動の展開に着手した沿革が良く分かる。

 〈小説「新・人間革命」〉誓願 十 2018年4月5日
 法悟空 内田健一郎 画 (6340)

 本島等長崎市長は、山本伸一がこれまで、世界平和と人類の幸福を願って、ソ連のコスイギン首相やアメリカのキッシンジャー博士、中国の周恩来総理など、世界の指導者と対話を重ねてきたことこそ、平和実現のカギになると訴え、こう続けた。
 「三発目の原爆が、地球上のどこにも、永遠に投下されてはならない――長崎こそ世界における原爆の最後の被爆の地であらねばならない、ということを皆さんとともに誓い合いたい」「皆様は、どうか、日本の各地で、平和の運動の先頭に立ってください!」
 また、あいさつに立った関西総合長の十和田光一は、この青年平和文化祭を新たな出発点として、さらに、「核兵器のない世界」「悲惨な戦争のない世界」をめざし、平和に貢献していく決意を披瀝した。そして、デクエヤル国連事務総長から、この文化祭の開催にあたって届けられた、SGI会長の伸一へのメッセージを紹介していった。
 「創価学会のような日本のNGO(非政府機関)が、世界平和と軍縮の推進に寄与されていることを知り、我々は大いに勇気づけられております」「私は軍拡競争の危険性を世界の諸国民と諸政府に、より広く知らしめんとするSGI会長並びに創価学会のご尽力に深く感謝するものであります」
 国連でも、国家レベルの論議は、ともすれば国益の確保などが優先され、軍縮や核兵器廃絶への前向きな交渉が進まない現実がある。その壁を破るために、不戦を願う民衆の連帯を広げ、時代変革の波を力強く起こす機軸となるのが、NGOの存在といってよい。
 創価学会は、前年の一九八一年(昭和五十六年)に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と国連広報局のNGOとして登録されている。また、SGI結成から満七年にあたる、この八二年(同五十七年)の一月二十六日、創価学会平和委員会が設置され、いよいよ本格的な平和運動の展開に着手したのである。
 仏法は、人間を守るためのものだ。ゆえに平和を守ることは、仏法者の使命である。


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