小野寺防衛大臣は、新設された「PAC3を運用する航空自衛隊第1高射隊市ケ谷分遣班」を視察したとの報道があった。
そこで管理人は、埼玉県狭山市にある防衛省航空自衛隊 第1高射群本部高射隊総務班に電話をしてミサイルがある地下施設の正式名称を聞いた。
窓口の自衛官は「防衛機密漏洩」になるので、上官と相談してから回答することになった。1時間後に電話があり「保管庫」だと回答があった。
これからは、深さ10㍍の「ペトリオットミサイルPAC3地下保管庫」と説明をしたいと思う。
担当自衛官から目的を聞かれたので次のように返事をした。
昨年、防衛省東京地方連絡部の建物解体跡地で、鴻池組が工事をしていたので北関東防衛局に工事内容を聞いた。
広さ10㍍四方、深さ10㍍で工事をしている。ミサイルの弾薬数は「防衛機密」なので教えられないと言われた。
市谷亀岡八幡宮をガイドしたときは、月極駐車場から遠望できる「防衛省市ヶ谷基地弾薬庫」を説明しているが、隣接する現場も案内するので「ミサイル弾薬庫」なのかどうか確認のために聞いたと言った。
世界各国全ての「国防省」を調べているわけではないが、ペンタゴンと言われている米国国防省や中国国防省、韓国国防省には、警備の部隊と通常兵器があると思われる。
しかし我が国のように、戦争を指揮・命令する防衛大臣室がある施設敷地内に「ミサイル基地」が併存する事例は皆無ではないのだろうか。
しかも、マンションと閑静な住宅街に隣接した「ミサイル地下保管庫」は、住民の「安全・安心」の見地から絶対に許されないと考える。
新宿区危機管理課は、名前だけの「危機管理」と考えてしまう。
【注】防衛省北関東防衛局広報官からの電話回答(2017年8月8日)
弾薬、燃料、衣服、事務用品などは「保管庫」と呼称する。
「主たる任務」に応じて法令の審査を受ける。
市ヶ谷基地は、弾薬なので工事着手前と工事後に経産省の審査を受けている。
火薬取締法などの自衛隊の除外規定は「有事」の場合である。
昨年4月に管理人が撮影した「保管庫」工事現場。
左側が自衛隊現場敷地、右側が左内町住宅地。突き当たり建物が学生支援機構。
管理人が、2009年4月5日防衛省左内門から撮影した。
防衛省西側敷地に隣接した超高層マンション「ザ・センター東京」に住んでいる知人が撮影した。
写真の右上に市谷亀岡八幡宮の本殿屋根が見える。
市谷亀岡八幡宮月極駐車場から遠望した市ヶ谷基地弾薬庫(右側の土塁)
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1 コメント
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- Unknown (Unknown)
- 2019-05-25 12:33:24
- まず君の頭の危機管理から治した方が良いと思うよ?w
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