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6月17日『東京新聞』「鉄道レール幅 変更方針―ウクライナ  ロシア型から欧州型へ」

2022年06月17日 | 鉄道の歴史と高輪築堤問題

友人の川口重雄さんからのメールの一部を転載します。

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さて、『東京新聞』6月17日号4面(国際面)最下段左には、「鉄道レール幅 変更方針―ウクライナ ロシア型から欧州型へ」の2段の記事。
おいおい、「鉄道ゲージが変えた世界史」が頭に浮かばないのかな?
日本風に言えば、
1.標準軌(1435mm)=新幹線、この記事の欧州型
2.狭軌(1067mm)=在来線、例えばJR、東急線などのほとんどの日本の鉄道
3.広軌(1520mm)=ここで言うロシアの鉄道の幅
1905年、日露戦争が続いている最中に、ロシアが清国内に敷設した東清鉄道の旅順・大連間を占拠した日本軍は広軌の鉄道に苦しみます。戦後、日本は広軌から標準軌へ、米国鉄道王ハリマンの提案を受けて日米共同で旅順・長春間の鉄道(後の南満州鉄道)を経営するかどうか。
そんなことを思い出しました。
頼むよ、もう少し「歴史」をさか上ろう。
そしてウクライナ国内の鉄道幅が標準軌に変われば、物流の点でもウクライナはロシアから離れヨーロッパに入ります。
重要なニュースです。

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中国・大連市の鉄道工場にある「アジア号」(撮影:管理人)富士国際旅行社催行『「若きいわさきちひろの旅」を訪ねる中国平和の旅』

動輪は、1・5mの大きさです。

(了)

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